46「50m5秒7の俊足」「俊足巧打の1番打者で、50mは5秒8――」
甲子園の結果を報じる新聞やテレビのニュースでは、今年もこんな言葉が躍っている。だが、実はこれらのタイム、ちょっと眉唾ものの記録なのだ・・



50m走の日本記録は、100mでも日本歴代4位となる10秒02の記録がある朝原宣治が持つ5秒75。世界記録保持者のウサイン・ボルトでさえ5秒47だ。つまり、毎年甲子園には日本記録を上回る選手が何人も出場しているということになる。

「野球選手がみんな申告通りのタイムを競技場で出せたら、100mで日本人が9秒台を出すのにこんなに時間がかかっていませんよ(笑)。俊足のひとつの基準なんだろうけど、陸上選手と比べるなら測定の方法や気象条件くらいはしっかり書いてほしいよねぇ」

そんなぼやきをこぼす陸上関係者が多いように、結論から言えばこれらの記録は陸上競技で採用される正式な測定方法では、ほぼありえないと言っていい。

では、なぜこんな記録が出るのか。その理由は測定方法の違いが大きく関係しているという。スポーツ紙の記者が語る。


・エグすぎる藤原恭大の走塁



「陸上競技の場合、基本的に記録は電気計時による測定になります。スタートの合図と同時に電気信号が流れて、計測が始まる。当然、人間の反応速度を上回るような速さでスタートすれば“フライング”ということにされる。

一方で、野球の場合はストップウオッチを持った人間による手動測定。しかも1歩目が地面についた瞬間から測定をスタートする方法で測定することが多い。さらに自分のタイミングで自由にスタートを切れるため、精神的にも非常に走りやすいんです」

一般的に、陸上競技で記録を示すときには、手動計測の場合、100m走では測定記録に0.24秒がプラスされる。
手動の方が記録が速くなる誤差は“常識”とされている上、クラウチングスタート姿勢で完全静止を求められる陸上競技と重心移動をさせやすいスタンディングスタートが許される野球の測定の違いも考えると、高校球児の申告する50mの記録は0.3~0.5秒程度は速くなっていると考えるのが自然だ・・

・詳細は(source: 文春オンライン - 甲子園球児の「50m走」タイムが日本記録超え続出という問題


・走塁トレーニング



・そもそも違う競技を比べることないと思う。

・凄いね。足早いねで終わる話。

・手動計測だと0.3〜4ぐらい誤差があるからまぁ早くて6秒前半とかかな

・多くの人は気に留めない話だけど、競技でガチでやってる人は気にしちゃうのも分かる。
陸上部なのに野球部より遅いじゃんとか言われたら、本気でやってる人からしたら「あれは〜」って言いたくなるけど、そしたら負け惜しみの言い訳と取られそうだし。
なので、こういう記事出してもらうと多少は溜飲が下がるかな。

・甲子園球児から陸上転身後100m日本代表になった宮崎さんの事例もあるから、眉唾物とは言えないけど、それはごく一部。走りの技術も違うので、本格的にやっているインターハイ出場クラスの陸上選手に野球部が勝つことは一部を除き、ほぼ無理に近い。

・体育祭で、陸上部より速いサッカー部・野球部、いっぱいいたけどなぁ。

・あくまでおおよそでしょ。
50メートルが速くてもベースランが速かったり、盗塁をやりたい放題にはならないし。

・とにかく嘘が多すぎる。
以前サッカーの試合をテレビで見ていてびっくりした。
サッカー選手は運動量が多いので、一試合でフルマラソンの距離を走ると解説者が言っていた。
あり得ない話。
サッカーの試合時間は、前半・後半45分ずつで1試合90分。
マラソンの世界記録は2時間02分57秒。
1時間30分でフルマラソン走るなんてありえない。
こんな嘘がまかり通っている。

・まぁ5秒台は無いわな。そう思ってたよ。


・走塁技術も高い小園君