2018年3月18日放送 がんに関する正しい知識の普及 「学校におけるがん教育」について考える 
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手術が翁長氏の死期早めたか…膵臓がんこそ治療選択が重要(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
8/18(土) 9:26配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180818-00000015-nkgendai-hlth

コラム【Dr.中川のみんなで越えるがんの壁】

 沖縄が、泣いています。膵臓がんで亡くなった沖縄県知事の翁長雄志さん(享年67)の告別式が13日に営まれ、約4500人が参列したそうです。完売した著作もあるそうです。

 翁長さんが、膵臓がんを公表したのは今年5月15日。その1カ月ほど前に膵臓に2〜3センチの腫瘍が見つかり、県内の病院で切除手術を受け、退院したその日、県庁で記者会見されました。

「再発や転移を抑える治療を受けながら、12月まで任期を全うする」と公務に強い意欲を示していました。その言葉通り、最期まで普天間基地移設反対に人生をかけていた姿が印象的です。

「手術が成功したのに、なぜこんなに早く」

 そう思われた人は少なくないでしょう。報道によると、膵臓がんが肝臓に転移し、肝機能が低下。今月7日から意識が混濁していたそうです。意識の混濁は、恐らく肝不全による肝性脳症などが原因と思われます。

 結果論ですが、開腹手術が、死期を早めたのではないか。私は、そう思います。

 膵臓がんは、早期発見されると、手術が第一。教科書的には、それがセオリーです。患者さんは、そう説明されます。その説明は、決して間違いではありませんが、手術が死期を早めたと思えるのは、なぜか。理由を説明しましょう。

 診断時点では、肝転移ははっきりしなかったはずですが、ミクロの世界では肝転移があったはず。1ミリの腫瘍は100万個のがん細胞からなります。それが、診断できるのは1センチ程度になってからなので、画像検査で見つけられないような肝転移があったとしても不思議ではありません。

 その根拠の一つが、術後の痩せられた姿。3年前、女優の川島なお美さん(享年54)は、胆管がんで亡くなる直前の記者会見で、激ヤセぶりが話題になりました。2人に共通する激ヤセの背景にあるのが、がん悪液質だと思うのです。

 がん悪液質とは、簡単にいうと、がんが引き起こす栄養障害で、多くのがん患者さんが経験します。がん細胞は増殖するエネルギー源として、全身の筋肉や脂肪を分解。その過程でできる糖を取り込んでいきます。がん患者が痩せるのは、そのためです。

 しかし、そこに至るのは多くが末期。翁長さんはステージ2でしたが、開腹手術をしたことで免疫力が低下し、潜んでいた転移が一気に増大したことで、がん悪液質を早く呼び込んでしまったのではないでしょうか。そう思えてなりません。

 そんな悲劇を食い止める手段が、高精度放射線治療です。トモセラピーやサイバーナイフなどの高精度放射線は、がんの形に合わせて線量強度を変えながら、より集中的に照射でき、正常組織へのダメージを最小限にできます。開腹することがなく、体の負担はきわめて軽い。つまり、がん悪液質に陥るまでの期間を先延ばしできます。

 やり遂げたい思いがある人にとって、この点は重要でしょう。そんな観点で見ると、難治がんの膵臓がんこそ、治療選択が大切。高精度放射線治療が意味を持つのです。

(中川恵一/東大医学部附属病院放射線科准教授)


最終更新:8/18(土) 13:19



***** | 2018年8月18日
この記事を読んで目を疑ってしまった。
執筆者の名前が見当たらないのだ。
内容からは医療関係者が書いたのだろうが、この問題は当事者にとっては深刻な問題。
メディアは責任を持って発信してほしい。



***** | 2018年8月18日
小1の作文でも、題名の次の行は名前を書くと教わるのに、ダメですね。


***** | 2018年8月18日
日刊ゲンダイに、責任って言葉自体が、無い。
ただ、そんなに言うなら、お前誰や?と言いたくなる記事。



***** | 2018年8月18日
著者は

中川恵一
東大医学部附属病院放射線科准教授

1960年生まれ。東大医学部医学科卒業。同院緩和ケア診療部長を兼務。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

ですって



***** | 2018年8月18日
日刊ゲンダイですよ
括りは新聞では無いので こんなもんでしょう



***** | 2018年8月18日
LAP07試験というランダム化試験で局所進行膵がんに放射線治療は効果全く無かったのに何いってるんだろう。


***** | 2018年8月18日
本当に結果論でしかない
選択をするのは本人であって、治療方法を医療機関が押し通したわけではない。
前提として放射線治療、重粒子線、陽子線等他の方法は本人も知っての選択でしょう。



***** | 2018年8月18日
ミクロの癌転移は放射線療法でも治せません。放射線療法なら必ず免疫力が落ちないという保証もありません。ミクロの癌転移には抗がん剤等の化学療法しかない。今回、術前、術後抗がん剤を使ったのかどうか知らないが、放射線療法単独が万能みたいな書き方は絶対ウソ。


***** | 2018年8月18日
医療関係者が書いてないと思います。
医療関係者から、こういう可能性も無くは無いです、と
聞いたものを、書いてるだけみたいな。



***** | 2018年8月18日
何を言ってるの?書いてあるよ


***** | 2018年8月18日
得意げに後出しジャンケンをする医者は信用してはいけません。

それ以前に、沖縄が泣いている、という出だしから普通じゃないですね。



***** | 2018年8月18日
確かに今朝投稿した時点では、コメ主さんのおっしゃるとおり、名前の記載がありませんでした。しれっと追記したのだと思います。


***** | 2018年8月18日
こっそり修正しやがった
さすがヒュンダイ



***** | 2018年8月18日
ヤフーニュースは、こっそり追記するし、文章自体を何の説明もなく、訂正します。原文ママが、いかに大切かを反面教師として、我々に教えてくれます。


***** | 2018年8月18日
結果論だけならいくらでも言えるがな

この論調では医療ミスとも受けとれかねない
ヒュンダイの悪意ある記事



***** | 2018年8月18日
私はそう思います。
ってあんた、素人のような文章よく載せられるな笑



***** | 2018年8月18日
沖縄が泣いているって沖縄の多くの人が言ってたけど沖縄に泣いてる人もいるし、全然構わないって人もいるの。こういう書き方は本当にやめて欲しい。


***** | 2018年8月18日
がん治療を結果論で論じるのは
控えるべきでしょう。

根治を目指し手術し成功したのなら
この記事はなかったはず。
逆に、やはり手術が推奨されるという
記事が書かれていた。

治療を選択する時には
最善を目指したはずです。

この記事は
残された家族、そして最善を目指した
医療者に配慮がないと思います。

筆者が、放射線治療を推奨されるのなら
治療対象者を明確にし、有効性が明らかにされれば、多くの膵臓がん患者さんの福音となると思います。

膵臓がんで妻をなくした男より



***** | 2018年8月18日
ご愁傷様でした。
身内を癌で亡くされた方がこう言う考え方を持たれているというのは医師としては(適切な表現が思い当たりませんが)安心致します。

勿論医師は最善の結果を目指してますし、一例一例の結果をもとに、もっといい治療法があったのではないかと反省もします。

しかし全体としての治療方針は、膨大な患者さんの治療結果をもとに、ステージ毎によって生存率が最もよくなる治療法が採用されています(生存率よりQOLが重要な患者さんには個々に判断します)。コメ主様の仰る通り一例の結果だけを見て、手術をしなければ…などと論じられるべきではありません。

もっと責任を持って記事を発信して頂きたいものです。



***** | 2018年8月18日
本当を言えば開腹手術や抗ガン剤治療以外の治療法を目指せればよかったが、故人の場合あの急な展開で県内にそんな治療法を実施している病院はあったのだろうかと首を傾げてしまう。都内の大学病院だったらもっと延命できていたと率直に思った。


***** | 2018年8月18日
言葉足らずなんだと思う。一般論として、外科医は切りたがるけど、放射線治療という選択肢もある。それによって予後やqolが変わってくるから、セカンドオピニオン聞いて、本人の望む生活が送れるように本人が納得行く選択しましょうということなんでしょう。


***** | 2018年8月18日
こういうのって、エビデンスに基づく医療の対極だよな。
何らかの意図があって扇動してるとしか思えない。



***** | 2018年8月18日
患者と担当医が話し合って決めたガイドラインからも外れていない治療方針に対して、患者に会ったこともカルテやデータ、画像も見たこともない他人がケチをつけてガイドラインから逸脱した治療法をさも最善の治療法でやれば結果は違うものになったような書き方をするのはいかがなものか。
現代はインパクトのある記事を出したい、著者は自分の専門分野で名前を売りたいでwinwinかもしれないが、人の死につけこみ他人をくさしてまでやる破廉恥さに非常に腹が立つ。



***** | 2018年8月18日
冒頭の「完売した著作もあるそうです。」って何?要る?


***** | 2018年8月18日
膵臓がんはわかった時点で胃や腸のがんとは違いどこかしらへ転移している可能性は高い。また生きていくためにはなくてはならない臓器でもあります。
オペをしなかったとしても、予後が大きく変わることはなかったと思います。
病気の進行はひとにより千差万別、しかし治療の選択は少ない。この記事書いたひとは何を根拠として言っているか理解し難い



***** | 2018年8月18日
そもそも本当にステージ2だったのか?


***** | 2018年8月18日
どんなガンもそう。治療選択、熟考必要。因みにセカンドオピニオンは、今の日本の医学会横繋がり狭いシステムではどうかなと。改めて初診で2〜3件回るのが一番。この国はどうにも忖度社会だから。詳しい話は控えますが経験者として語っております。


***** | 2018年8月18日
先生の理論だと既に微小な肝転移があったということは同じ局所治療の放射線を行なったとしても結果は変わらなかった可能性がある。その上原発巣の残存があり場所によっては同様に栄養状態が低下して悪液質(最近ではあまり言わない)状態になってしまっていたと思われます。


***** | 2018年8月18日
この手の記事は先ず署名記事であるべきだと思う
そうでない時点で、眉唾物かも知れないとの疑念を持たれる可能性が上がるからだ



***** | 2018年8月18日
「後医は名医」って言葉がありましてね、
他の医師が失敗した後なら、ましてや患者が亡くなった後なら、いくらでも講釈を垂れることが出来ますよ。






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