242 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/03/15 15:17 ID:Sv2+39b1
小3の新学期に転入した学校ですぐに友達ができた。
Aちゃんは、おとなしくて優しいけど主体性もある、今思い出してもすごく良い子だった。
みんなでゴム飛びをやる時も、
私は前に住んでいた地域のやり方のクセが残っていて時々間違えてしまい、
他の子に「ちがうってば」と言われても、
Aちゃんは「このやり方する所から引っ越してきたんだから、時々間違うのは仕方ない!」
と庇ってくれたりした。

遠足の前、他の子たちが私に、
「Aちゃん、あなたと一緒にお弁当食べたくないって言ってたよ」と言った。
理由は、本当は私のことを邪魔に思うけれど先生に転校生だからよろしくと言われ、
いつもイヤだけど付き合っている、という事だった。
私はショックで、Aちゃん本人に確認もせず、
Aちゃんと違うお弁当の班に入った。

その後、Aちゃんに対して私はなんとなくヨソヨソしく接していて、
2-3週間過ぎた頃、Aちゃん本人から「どうしてそんな態度をするの?」と聞かれた。
私は「だってAちゃんは私のこと迷惑なんでしょう?」と言うと驚いて
「ぜんぜんそんなことないよ!大好きだよ!どうしてそんな風に思ったの?」と。

結局、Aちゃんと私の仲の良さをうらやんだ友達の、心ない中傷だった事がわかった。
Aちゃんには何度も謝って許してくれたけど、
今も決して忘れられない一言は、

「好きな人の言うことを信じなきゃだめだよ!本当のことは本人しか知らないんだよ!」

Aちゃんのことを思い出すと、せつなくなる。


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