34ベストセラー作家の百田尚樹氏もまた、同番組に対して厳しい見方を示す一人だ。百田氏はツイッター上で次のようにコメントを寄せている・・



「24時間テレビ、今年もやってるのか。莫大なギャラを貰ったタレントが、子供たちに一生懸命にためたお小遣いを持って来させるクソ番組・・」


・問題の 百田尚樹氏の投稿



何とも辛辣だが、実はこの一件について百田氏は、著書『大放言』の中で、さらに詳しく論じている。以下、『大放言』の中の「チャリティー番組は誰のため?」から、一部を抜粋して引用してみよう。

 私が一番嫌なのが、系列局が作った「障碍者ドキュメンタリー」が挿入されるところだ。私もテレビ業界の端くれにいる人間なので、そのドキュメンタリーの制作の内側をある程度知っている。

 まずリサーチャーが集められ、プロデューサーから「ドキュメンタリーになりそうな障碍者を探してこい」と命じられる。リサーチャーたちが方々駆けずり回り、「障碍を持ちながら、頑張って何かに取り組んでいる人たち」を見つけてきて、会議に出す。プロデューサーやディレクターや構成作家たちがそのリストを見ながら、撮影対象者を選ぶ(中略)

 ここからはあまり詳しくは書けないので、読者に推し量ってもらいたいのだが、要するに映像を見てすぐにどんな障碍を持っているかがわかるのがベストということだ。あと、軽い障碍よりも重い障碍(ただしあまりに重いと深刻すぎてだめ)、大人よりもこども、男性よりも女性のほうが「絵になりやすい」と考えられている。


・24時間テレビ パーフェクトヒューマン



 そこに周辺の家族のドラマがあればよりいい。そして障碍者が取り組んでいるものは、ただの日常生活ではだめ、できればスポーツや音楽や芸術関係が望ましい。他にもいくつかポイントがあるが、皆で意見を出し合って、最終的にはプロデューサーとディレクターが「絵になる」障碍者を選ぶというわけだ。

 本来、ドキュメンタリーとは、「『ハンデを背負って生きている障碍者』の存在を知った番組関係者が、彼あるいは彼女が懸命に頑張っている姿に感動して、その生き様を多くの人に知ってもらいたいため」に作るというのが形のはずだ。しかし某番組はそうではない。「チャリティー番組」として放送するために障碍者を探すという本末転倒な作り方をしているのだ。そのためにリサーチャーに何人もの候補者を探させ、それを「絵になる」という基準で取捨選択するという姿勢は、私にはとても受け入れられない。

 その番組は全国の系列テレビ局の多くが制作に参加する。ここだけの話、構成作家のギャラも通常よりはかなりいい。実は私も過去に系列局から何度か声をかけられたが、すべて断ってきた。チャリティー番組をやるなら構成作家はギャラを受け取ってはならないと思っていたからだ。「もらったギャラを寄付すればよかったのでは?」と言われればそうなのだが、そこまでしてやりたい仕事ではなかった・・

・詳細は(source: デイリー新潮 - 「吐き気がしそう」 百田尚樹氏が「24時間テレビ」を批判する理由


・【24時間テレビ】羽鳥「お母さん喋ってるの遮るのか」



・全く同感だ。偽善番組に比べて杉良太郎 伍代夏子御夫妻は素晴らしい。

・どうでもいいけどチャリティーとマラソンがどう関係するのかちょっと良く分からない。普通に違和感を感じる。想定内の終了間際のゴールで感動のゴリ押しはやめた方が良い。出演者もノーギャラでやるべき。

・杉良太郎さんの言葉、確かにカッコいい!

・莫大なギャラを貰ったタレントが、子供たちに一生懸命にためたお小遣
いを持って来させるクソ番組。

これが、この番組を語る上での全てでしょうね。
タレント達だって、この事実には気付いているはずなのに、何も感じな
いのかね。

・真面目なドキュメントとか生討論とか24時間やるなら見るけど。それかチャリティーやめればまだ見る。人にはチャリティーを求め、障害者の方や一般人は無料参加、タレントにはギャラっておかしすぎるでしょ。

・24時間TV見ない、他のチャンネルに変える。前は良く見ていたが善意の押し売りに感じて来た。

・予定調和とヤラセ感が半端ないんだよなぁ。
あとジャニーズのカラミはコメントが薄っぺら過ぎて見てられない。

・見ていないから批判できないが、視聴率から考えると、私も百田氏と
同じ感覚だね。
視聴率が比較的いい。
だから続ける理由があるわけだが、普通の人はいいと思ってみているって事だから。
私も百田氏と同じ、普通の感覚だと思っていたが、違っていたようだ。

・結局みんな金だよな


・24時間テレビ問題