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男女問わず人気のファッションアイテムのひとつ、ダメージジーンズは、新品ながら履き古したかのような風合いを楽しめるのが魅力である。
さまざまなダメージ加工を施したジーンズが販売されており、自分好みの色落ち感や破れ具合にすべくDIYに挑戦したことがある人もいるかもしれない。
さて、そんなダメージジーンズだが、海外におけるダメージ加工の工場はけっこう過酷な場合もあるようだ(関連記事)。
ってことで、アッという間にダメージジーンズが完成しちゃうレーザー技術なんかが開発されていたみたいなんだ。
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レーザー技術を使えば一瞬でダメージデニムが完成!
LaserSharpR Denim HD Abrasion System
アメリカのLasX Industries社がRevolaze社と共同開発したという「デニムHDシステム(LaserSharp DenimHD Abrasion System)」。
デニムの表面にレーザーで色落ち感や柄などダメージ加工を施せるというものだ。
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消費電力は2500Wとなっており、商業用として大量生産するデニム工場などでの使用を想定して設計されている。
これまでのデニム加工技術とは違い、化学薬品を使用しないため、労働者にも環境にも安心・安全とのことだ。
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だげど程よいダメージ感を出すにはやっぱり手作業?
Как делают потертые джинсы.
これなら簡単にダメージ加工を施すことができるし、将来的には希望するダメージ感をカスタムオーダーできるデニムショップが登場したりするのかもしれないね。
しかし、ダメージジーンズというからにはやっぱジーンズにダメージを与えねばならん。
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そんなわけで、研磨道具を用いて人力でダメージ加工を施す場合にはこんな感じになるようだ。
空気を入れてプクッと膨らませ、ごしごしごしとジーンズを削っていく。
自分の分だけならおもしろそうだしやってみたいけど・・・これを長時間続けるとなるとかなりの肉体労働だな。
written by usagi / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
今後もドンドン人手は不要になるよ
2. 匿名処理班
高い金を払って良質な生地のジーンズを買う。
長年、履いて自分の体形のダメージが出来る・・・・それこそが至高
3. 匿名処理班
ケミカルウォッシュじゃなくて・・・オプティカル?
4. 匿名処理班
履かないし知らなかったが従来のヤツこれ大変なモンだな…
5. 匿名処理班
ダメージジーンズって酷使され自然にできるのがいいのであって
レーザーでポンって味気ない感じ
6. 匿名処理班
浮浪者にただでレンタルすればいいのに
7. 匿名処理班
折り目付けてくれなきゃ折れ目と関係ない色褪せ線ができそうなものだけど
そういうものではないの?
8. 匿名処理班
自分で育ててこそ意味があるんじゃん
9. 匿名処理班
ダメージ加工もそうだが、「アタり」を出すユーズド加工も、大抵が取って付けたような不自然さで購買意欲を削がれるんだよなあ。普段カジュアル着られない大人になると、週末だけでデニム育てるのとか数年がかりになって、迂闊に手を出せない。科学技術を駆使して、もっと自然な奴を作ってほしいです。ちょっと高くても良いから。
10. 匿名処理班
本当のシワと模様のシワがズレるとダサくないか?
11. 匿名処理班
大根おろしの上でスライディング&ヘッドスライディングする方が早いのでは?
12. 匿名処理班
人工ダイヤみたいなモンじゃん
13. 匿名処理班
年寄りとしては、なんて勿体無いと思ってしまう。
14. 匿名処理班
昔はバイクに縛り付けて引き摺ったり、洗濯機に小石と一緒に入れて回したり、勢い良く地面に叩き付けたり…。
色々やったな
15. 匿名処理班
すごいんだかすごくないんだか、ようわからん技術だ
16. 匿名処理班
街歩いてて寸分たがわず同じ形のダメージ履いてる人に会ったりして気まずい思いしそう
17. 匿名処理班
肉体労働による衣類のダメージを
他の労働で稼いだ金で手に入れるのか。
18. 匿名処理班
ファションといえわざわざ新品を傷つけてるのがカッコいいとは変わった文化だよね。
19. 匿名処理班
自然に出来るしわとマッチしないから
この手のユーズド加工は見てて不自然で逆にカッコ悪いんだよな
結局手抜きは駄目よってこと
20. 匿名処理班
十数年履き続けたジーンズを手放したとき何とも言えない感情が起こった
知り合いが欲しがったから手放したけどそのときは少し後悔した
21. 匿名処理班
ショットガンで撃ったダメージジーンズは
ちょっと欲しい
22. 匿名処理班
じぶんで履きつぶしてこそのダメージジーンズだろ…てむかしは思ってたけど
チェックや迷彩みたいな柄としてのファッションを求める人もおるんかな、と
最近ちょっと視野が広くなった気がした
23. 匿名処理班
こういう無駄な技術から、産業は発展していく。
24. 匿名処理班
※20
人に譲ったんなら、その人の所か違うどこかで大事にされているかもしれない。
自分は太ってはけなくなったが、また痩せたので30年物が復活した。
下腹がややキツイのと若い時の筋肉と初老の筋肉は張りが違うという以外は問題なく快適。
太った時に何度も捨てようと思ったんだが、捨てなくて良かった〜。
生地の厚さもしっかりあり、最近のペラペラの生地に抵抗があったし、実家の猫が腿の所で爪研ぎしていた思い出が触らないと判らない手触りでよみがえった。
他の服では絶対やらないけどジーンズをはいてると爪とぎにくる猫だった。
25. 匿名処理班
ダメージが鮮やかスッキリで笑った
やっぱ手作業じゃないですかね
26. 匿名処理班
デニムって傷んでないほうがカッコいいよね
27. 匿名処理班
これで理想のダメージをジーンズで実現できるな
28. 匿名処理班
機械での加工が当たり前にならなかったら
漁師が履き込んだダメージジーンズみたいな面白い商品は出てこなかったんだろうなあ
29. 匿名処理班
ここなら猫にやられたダメージジーンズ喜びそう
ジーンズ生地で爪とぎ好きな猫いるしねえ
30. 匿名処理班
そうか、ダメージジーンズって着こなしたってのがカッコいいのか。
しかしなあ、なんどもパンツをはき壊したことはあるけど、一番布が酷使されるのってやっぱり尻の辺りでしょ?
そこらへんがある日ざっくり裂けて下着丸出しってことになるんですよ。
カッコいいのかそれ?本当にそう思う?
31. 匿名処理班
レーザーもメリットは悪くはないけど見た目が画一的だね。手作業だから出るムラがほぼ無いように感じる。大量生産品にはとても良いんじゃないかな。高級なダメージジーンズとして職人の作ったものやヴィンテージだとかがまだまだ残っていくと思うよ。