【艦これ】春風「耳掃除いたしましょう」
今までの
【艦これ】伊168「耳掃除してあげる」
【艦これ】摩耶「耳かきしてやんよ」
【艦これ】神通「耳掃除しましょうか?」
【艦これ】蒼龍「耳掃除します?」
【艦これ】村雨「耳かきして欲しいでしょ?」
【花騎士】ススキ「耳かきしちゃうね!」
【艦これ】綾波「耳かきしてあげます」
【艦これ】涼月「耳かきして差し上げますね」
注:今回は一週間くらいかけて、ゆっくり更新していきます。
提督(あれ? 俺は……)
?「司令官様」
提督(ドリルが……二つ?)
提督「シャゴ……ホッド……」
春風「……司令官様?」
提督「……あ、ああ。春風か」ネムネム
提督(俺は……指令室で寝ていたのか?)
春風「……お疲れですか?」
提督「そんなことはないさ」
提督(にしても珍しいな。いつもは毛布を掛けてくれるのに、今日は起こしてくるなんて)
提督「は~」ノビー
提督「さて、残った仕事を片付けるか」
春風「お言葉ですが司令官様、わたくし……もう我慢なりません……」
提督「へ? な、なにが?」
提督(ま、まさか、秘書官の業務が!?)
春風「司令官様がわたくしたちのために、そんなにお疲れになるのが……ですわ」
春風「そんなことではございません」ップイ
春風「大切な司令官様が毎日、身を削りながら執務に向かう姿を見て……わたくしの胸は、締め付けられるようです……!」
提督「んな大げさな」
春風「言っていることは大げさかもしれません……。でも、わたくしの気持ちは本物です」
提督(正直、心配してくれるのは凄く嬉しい。でも、そんなことを言われてどうすればいいのかなんて、わからない)
春風「司令官様。わたくしのお願いを一つだけよろしいでしょうか?」
提督「お願い? なんだ?」
春風「本日の業務はおしまいにしましょう」
提督「あ、ああ。それで春風の気が済むならそうするか」
春風「それともう一つ。……本日、司令官様のお部屋に伺ってもよろしいでしょうか?」
提督「え? 俺の部屋?」
提督(結局押し切られてしまった)
提督(しかもなぜか俺は、春風に膝枕をされている)
提督「なぁ、なんで膝枕なんだ?」
浴衣春風「リラックスするには、誰かの膝枕が一番ですから」ナデナデ
提督(にしても、浴衣の春風……綺麗だ。桃色の下地に、白い花柄の付いた浴衣は、春風らしさを感じさせる。それに、女の子のいい匂いが……月並みな表現だが、花の香りといったところか)
提督「リラックス?」
春風「ええ、司令官様がお疲れですから、春風が癒して差し上げようと」
提督「癒してって……」
――
―――
春風「司令官様、こちらにいらしてください」
春風「ほら、ここ……」
春風「硬い……こんなになって……」
提督「いつの間に……」
春風「動かないでください」
春風「わたくしが、して差し上げます」
提督「処理は自分でするように訓練されているんだが……」
春風「いいんですよ。楽にしてくださいませ」
春風「……意外と小さいのですね」
提督「性能は充分だ」
―――
――
―
春風「そんなに蕩けた表情をなさって……うふふ。でも、本番はこれからですわ」
提督「ほ、ほほほほほほ本番って……?」
春風「司令官様、動かないでくださいね?」
ッサリ
提督「」ビクン
提督「え、な、なに!?」ゾクゾク
春風「ですから、動かないでください」ナデナデ
春風「耳掃除です。誰かにしていただくと、とってもリラックスできるんですよ?」
提督(あ、癒すってそういう? わかってたけどね?)
提督(でも、春風の耳かきか……うへへ)
春風「うふふ。驚きました?」ナデナデ
提督「ああ、少しな」
春風「もしお嫌でなければ、このまま続けさせていただきたいのですが……」
提督「嫌なわけあるか。春風になら、いくらでもしてもらいたいよ」
春風「あら、嬉しいですわ。わたくしも司令官様になら、いくらでもして差し上げます」
提督「それは嬉しいなぁ」
春風「では、続きをしていきますね。力を抜いて、春風に……すべてを委ねてくださいませ」
春風「司令官様、それでは始めさせていただきます」
提督「あ、ああ、よろしく頼む」
サリッサリサリサリサリ
スーッスーッスーッスーッスーッ
提督(カリカリ言わないところを見ると、あまり耳垢は溜まってないのか? まあ普段から耳掃除はしてるからな。それにしても……)ゾクゾク
提督(快楽のためだけに春風を使うとは……なんだかいけないことをしている気分だ)
春風「綺麗なお耳……お忙しいのに、お耳掃除も欠かさないなんて、素敵です」
提督「いや、そんなに褒められることでもないだろ」
提督(悪い気分じゃないけど)
春風「司令官様が素敵なのは変わりません」カリカリ
スリッスリッスリッスリッスリッスリ
スーッスーッスーッスーッスーッ
提督(耳の中を棒がなぞる感覚……通ったところに、甘い残り香を残していくかのような……。誰かに肩を揉んでもらうとき、こんな感覚がするな……。じゃあある意味これは耳のマッサージってわけだ)ゾクゾク
提督「ああ、これじゃあマッサージだ」ゾクゾク
サリッサリッサリッサリッサリ
スリスリスリスリスリ
春風「マッサージ……仰る通りですね。では、春風のお耳マッサージ……お楽しみくださいませ」カリカリ
サリッサリサリサリ
スーッスーッスーッスーッスーッスー
提督(耳かきが穴の中を滑っていく……その度に、くすぐったい感覚が耳の中を走って……。くすぐったいが合わさって、快感になる……)
サリッサリッサリッサリ
春風「お耳の入り口を……くるくると回すように……」
サリサリサリサリサリ
クルックルックルックルックル
提督「あ、ああぁ」トローン
提督「そ、そうなのか」トローン
サリサリサリサリサリ
春風「誰かにして頂かないと、耳垢を奥に押し込んでしまう危険性がありますから」カリカリ
提督「た、確かにそうかもな」トローン
カリカリカリカリカリカリ
サリサリサリサリサリ
提督「」トローン
春風「」カリカリ
春風「……なんて、嘘です」
提督「へ?」
春風「こう言っておけば、司令官様がわたくしに、お耳掃除を任せて頂けるかしらと」
提督「やりたいのか?」
春風「ええ、毎日でも」
提督(春風、そんなことのために嘘を吐くなんて、結構可愛いところあるんだな。まあもともとめちゃくちゃ可愛いけど)
提督「じゃあ、任せた」
春風「え、よろしいのですか?」
提督「俺も、春風になら毎日でもしてもらいたいところだ」
春風「……司令官様、嬉しい……!!」
提督(そんなに嬉しそうにされると、こっちまで嬉しくなりそうだ)
提督「おう」ゴロン
提督「ってあれ?」
提督(普通にゴロンとしたが、よく考えたらそれって春風の方を向くってことじゃん!? べ、別に何かが見えるとかそういうわけじゃないけど、春風のお腹が目と鼻の先ににににににににに)
春風「こちらも特に汚れていませんね。では、マッサージを始めましょう」
サリサリサリサリサリ
カリカリカリカリカリ
提督(あばばばばばばば……春風の香りに包まれて、春風のにおいを感じて、耳かきの快感が走って……)
春風「司令官様、これはわたくしからのお仕置き……ですわ」ササヤキ
提督「お、お仕置き……!?」ゾクゾク
提督(は、春風が屈むと、香りが近くなって……)ゾクゾク
春風「わたくしは、司令官様のことを、毎日心配しております。それをわかって頂くための」ササヤキ
提督「」ゾクゾク
春風「司令官様、今日はこのままお休みください。明日も明後日も、春風がそばにいますから」
おわり
気が向いたら後日談でも書くかもしれないので許してください!!
それはそうと神風編を誰か……。
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