「トランプ氏が『シンゾー、ゴルフやろう』と」 安倍晋三首相へのゴルフの誘いを麻生太郎財務相明かす
麻生太郎副総理兼財務相は4日、福岡市内で開かれた自民党県連の会合で講演し、トランプ米大統領が党総裁選後に行う日米首脳会談の際にゴルフをしようと安倍晋三首相を誘っていることを明かした。
麻生氏は「トランプ氏が『フロリダに来なくていい。ニュージャージーに自分のゴルフ場があるから、ゴルフをやろう』としゃにむに話すほど、ゴルフを安倍晋三とやりたいんだ」と述べた。
また、カナダで6月に開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で貿易問題をめぐって議論が紛糾した際、トランプ氏が首相の了解を得て結論を出し、それで事態が収拾したというエピソードを披露。その上で「それだけの信頼が世界で得られる人がいるか。対立候補にそれができるとは思えない」と対立候補の石破茂元幹事長を牽制(けんせい)した。
来年の統一地方選や参院選にも触れ、「選挙の顔としてどちらの顔を選ぶのか。どちらの顔が戦いやすい顔か、暗い感じの顔か。よく考えてみてください」と訴えた。
https://www.sankei.com/politics/news/180904/plt1809040025-n1.html