http://famicoroti.blog81.fc2.com/blog-entry-2171.htmlマニアック過ぎるファミコントリビア集 (3) 「めぐみのヌード」誕生秘話とか、乳首規制を逃れた女性キャラとか、、、
◆マニアック過ぎるファミコントリビア 17 ◆ まずはちょっと挨拶代わりに、、、
『オホーツクに消ゆ』には、、、
特製の捜査手帳があった
ファミコンソフト『オホーツクに消ゆ』の商品に入っているアンケートを送ると抽選で5000名に特製の操作手帳が当たったという。5000個なら意外と残ってる!?
◆マニアック過ぎるファミコントリビア 18 ◆ お待たせしました。
『オホーツクに消ゆ』でめぐみがヌードになるのは
制作スタッフがプッツンしてたから、、、
元々84年にPC向けに発売されたこのタイトル。87年にリメイク移植されたファミコン版に仕込まれた、この有名な裏技を知らないファミっ子はいないだろうが、一応説明しておくと、本作の登場人物のひとりであるめぐみと、和琴温泉でバッタリ出会うシーンで、あることをすると(しないと?)展開されるやりとりである。
※ファミ通1987年19号より 当時の小学生男子にトラウマ級のインパクトを与えた、この裏技について、作者である堀井雄二氏が87年「ファミ通」や「ログイン」で語ったところによると、以下のような事情があったという。
締め切り間際になると、かなりのスタッフたちがプッツンしはじめていた。ボクがふと見ると、ちょーど荒井画伯が、和琴温泉のめぐみの絵をデジタライズしていた。
「ひゃ~色っぽいなあ。これ脱がせられないの?」とボク。
「そうだ! かくしコマンドで脱ぐようにしようよ」とファミ坊。
「うん、やろうか」と荒井画伯。
これが若さか……
◆マニアック過ぎるファミコントリビア 19 ◆ ※ファミ通1987年19号よりめぐみの乳首は、、、
ピンクにするかしないかで
大議論になった
これもファンの間で語り継がれている有名な話。
同じく堀井氏がファミ通誌上で語ったところによると、、、
締め切りが迫っていて、することじゃない。でも誰ひとり反対する者はなく、すぐさまその追加の作製にはいる。このあとさらに、乳首をピンクにするかしないかで大議論したなど、誰が想像できるであろう(なさけない)
彼らの議論はどんな答えを導き出したのか。いざ完成した裏技画像を見ると、残念ながら(?)、その乳首はピンク色ではなかったのだ。それどころか描かれてすらいなかった。そりゃそうだ。当時、ファミコンといえば小学生がメインのハード。任天堂のアダルト規制は厳しく、そもそも
ファミコンで乳首表現はNGなのである。
しかしそこは天才・堀井雄二率いる面々……
よく見ると、黒い輪郭線が1ドットだけ欠けていることがわかるだろう。なんと彼らは任天堂の「描くのはNG」という規制を逆手にとり、あえて
ドット抜けさせることによって見事に乳首を表現してみせたのである。この剛腕、かつ柔軟な発想たるや!
まさに「描かないことで描く」は日本画の究極表現のひとつ。ぷっつんしてこの境地にたどり着くとは流石としか言いようのないエピソードであった。
◆マニアック過ぎるファミコントリビア 20 ◆ お次は乳首つながりで、、、
任天堂の乳首規制は、、、
モンスターには適用されなかった
前述の通り、ファミコンは
事実上、乳首表現がNGだったわけで、その長い抑圧の歴史は、2017年Switch版『スーパーマリオオデッセイ』でマリオの乳首が解禁されてとき、大きな話題になったことからも垣間見ることができる。(
参照)
しかしながら、実はファミコン版『女神転生II』の一部のモンスターは、その規制から逃れていたようなのだ。
左からピクシー、ハーピー、スキュラ、サキュバスである。よく見ると魅惑の1ドットが確認できるだろう。この他にも天使系の一部、バアルなどに同じような表現が見られる。人間じゃないからOKということなのだろうか、、、
◆マニアック過ぎるファミコントリビア 21 ◆ しかし、話はこれだけでは終わらないのがこのブログ、、、
ファミコンにはモンスターじゃないのに
規制を逃れちゃったキャラがいる、、、
ここでとっておきのネタを紹介しておこう。
『ゴルゴ13第一章 神々の黄昏』の登場人物チェリー・グレイスである。とあるホテルで彼女と出会うと、なんだか妙に積極的に誘ってくる。そのあと「お子ちゃまはBボタンを押してね」的なことを言ってくるので、何かをすると(しないと?)、、、
こうなる、、、
驚くべきことに正規品でありながら、このシーンには乳首表現がなされているのだ。それにしても、さすが本編でも世界中の女の抱いて来たゴルゴ。こんなことぐらいでは1mmも動かない。
◆マニアック過ぎるファミコントリビア 22 ◆ファミコン版『ゴルゴ13』の作者は、、、
その昔、個人ホームページをやっていた
15,6年前だろうか、作者を名乗る人物が個人ホームページをやっていたのを知ってるひとはいるだろうか。残念ながら、それが同作のシナリオ&ゲームデザインを担当した吉川昇一さんだったのかどうか、不覚にも確証がないのだが、そういうホームページがあったことは絶対に間違いないのだ。
なぜなら、その作者さん、自ら仕込んだこの裏技を
「正規品ではファミコン唯一の乳首」と評し、どうやって任天堂の厳しい規制をくぐり抜けたのか、オブラートに包みつつ言及していたからである。しかも
「詳しく知りたいひとはメール下さい」みたいなことが書いてあったので、私オロチは思い切ってメールを出したのだ。
この1ドットがいかにして任天堂さんの規制をくぐり抜けたのか!? おそらく、そんなことを聞いてくるやつなどいなかったのだろう。
「まさか本当にメールをしてくるひとがいるとは思わなかった」と驚かれたものの、私は作者さんから直接、その真相を聞き出すことができたのだった。
その内容は驚くべきものだったのだが、、、
申し訳ない。この話は口外しないという約束だったので、残念ながらここには書けないのだった。どうしても知りたいひとはメール下さい(笑)
※冗談です
| | 次回もお楽しみに! |
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◆ マニアック過ぎるファミコントリビア集一覧 ◆・ (1) 謎のソフト『宇宙海賊の宝』とか、『スーマリ2』ROM化の話とか、、、
・ (2) ワニに食べさせてはいけないカセットとか、初代アテナの口の位置とか、、、
・ (3) 「めぐみのヌード」誕生秘話とか、乳首規制を逃れた女性キャラとか、、、
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たかが1ドット、されど1ドット
あるかないとじゃ全然違いますもんねw