『グランドジャンプ』連載、「そしてボクは外道マンになる」の第26話
ブラック・エンジェルズの連載が始まって二ヶ月。平松はその世界観に入り込むようになり、身も心も雪藤洋士に成りきっていたという。後年になってブラックの読者から雪藤みたいに自転車のスポークを引っこ抜いてヤスリで研いだことがあると言われたそうだけど、作者自身がソレをやっていたというのだから本当に雪籐そのものになってたんだろうな。
7話の巻頭カラーを描いた後で担当の真髄から「雪籐に匹敵する新キャラ」の登場を提案される。エンジェルズと複数になってるのだからそろそろいいんじゃない? ってことです。でも当の平松はこの場面を見る限り、あまり考えてなかった様子。じゃあ何のための複数形だったんだろう?
翌日、その新キャラの打ち合わせで真髄を待つも全然来ません。いつものようにスッポカシやがったなと、気分転換のために夜中にチャリを走らせた。そこで不良警官の職質に遭い、スポークが尖っていたのが運の尽き。
拳銃を抜いて平松に迫ります。これ、ちょっとあまりに作りすぎやしませんか? こんな両津みたいな警官が実在してたとはとても思えないんですけど。
そこに現れた酔っ払いの自転車乗り。故意か偶然か、警官たちの自転車にぶつかって転倒。警官たちはその男にも銃を向けた。
服装からして肉体労働者だろうその男は、警官の言葉や圧力に屈しない。むしろ逆に一人は かかと落としで、もう一人は回し蹴りでKOしてしまいました。そいつは名も名乗らずに平松に逃げるよう言い残して去って行った。強くて逃げ足の速い あの男とはそれ以来 会っていない…
さあもうお分かりですね。新キャラ・松田はあの男をモデルに作られたそうだ。
そうそう、こういう話で進めてくれれば良かったんですよ。この話は当時人気のあったアレをヒントにして作ったとか、あの人物が登場した由来とか、こんな裏話を中心に進行していれば結果は違ったんじゃないでしょうか。
ちなみに松田の初登場はコミックス2巻収録「黒い稲妻!!の巻」から。この2巻のカバー返しのところに雪籐のモデルとなった高校時代の先輩のことが書いてあります。
次回でとうとう最終回。どうやって着陸するんだろう!?
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