454 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2001/06/29(金) 00:03
北海道ツーリングで富良野へいった時

バイクを降りてぶらぶら歩いていたら、突然の夕立(しかも大降り)
雨宿り出来る場所も無かったので木の下で半分濡れながら
「どうしよう~バイク置いてある場所まで戻れない~」と
思いつつ雨が上がるのを待っていたら、すぐ近くの民家から
老夫婦が「こっち来なさい!」とひっきりなしに手招きをしている
何がなんだか分からないままとりあえず駆け込んだ

その老夫婦は濡れネズミの私を快く家にあがらせてくれ
ジャケットを乾かしてくれたり、お茶を入れてくれたり
オマケに「お昼まだだよね?」と言ってご飯までご馳走してくれた
バイクで一人旅をしていると話したら
「女の子一人で?すごいねぇ~でも親御さんが心配するでしょ」
と心配までしてくれた

1時間ほどしたら雨も上がったのでお礼を述べて
「家に帰ったらお礼状を書きたいので住所と名前を教えて下さい」と
言ったら
「そんなことせんでいい!貴女が無事に家に帰ってくれればいいの」
と暖かい言葉をかけられ、何時までも手を振って見送ってくれた

帰り道、嬉しくて涙が出てきた
あの老夫婦は元気だろうか?