強烈なハリケーンの恐ろしさを伝える天気予報が斬新！被害予想がわかりやすい

2018年09月14日：18:00

ハリケーン「フローレンス」

最近では台風21号、北海道での地震と災害が続いている日本ですが、現在アメリカではハリケーン「フローレンス」による被害が懸念されています。
ハリケーンが直撃する地域に住む住人、約100万人に避難命令が出ており、トランプ大統領も自らのTwitterで警戒を呼びかけています。

そんなハリケーン「フローレンス」を報道するアメリカの天気予報ですが、とても斬新な方法でその危険を伝えていたので、ご紹介したいと思います。

Storm surge will be a huge factor for Hurricane #Florence Check out what it might look like with @TWCErikaNavarro: pic.twitter.com/TPqTZTmiAM
— The Weather Channel (@weatherchannel) 2018年9月13日

被害の予想がわかりやすい

こちらはYouTubeから。

スタジオで解説する気象予報士の周りの部分を合成映像にすることにより、どれくらいの被害が出そうなのかひと目で分かるようにしています。リアル・・・。

もし自宅周辺がこんなことになると思うと・・・、さすがに早めに避難しようという気になります。日本の天気予報でも取り入れて注意喚起することで避難の必要性を訴えることができるようにも思います。

「フローレンス」の勢力は弱まってきたが・・・

今回大きな被害をもたらすとされているハリケーン「フローレンス」ですが、5段階中で2番目に強いカテゴリー4から現在はカテゴリー2に弱まったようです。

しかしながら、カテゴリーについては風速を表しているに過ぎず、沿岸部での高潮による被害や、豪雨による被害は深刻なものになるとして引き続き警戒されています。

ハリケーンとは

そもそも台風とハリケーンって何が違うの？と思って調べてみました。

ハリケーン（hurricane）とは、以下の地域で発生した熱帯低気圧のうち、最大風速が64ノット（約33メートル毎秒、約74マイル毎時、約119キロメートル毎時）以上のものをいう。

大西洋北部（カリブ海・メキシコ湾を含む北大西洋）
大西洋南部（ただし、ほとんど発生しない）
太平洋北東部（西経140度より東の北太平洋）
太平洋北中部（180度～西経140度の北太平洋）
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハリケーン

発生場所に関して、意外と細かく分けられているようです。
ちなみに台風とサイクロンの違いは下記となっています。

台風

北西太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速が約17m/s（34ノット、風力8）以上にまで発達したものを指す
https://ja.wikipedia.org/wiki/台風

サイクロン

インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部で発生する熱帯低気圧である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/サイクロン

それぞれ発生した場所によって名前が分けられているのですね。

記憶に残るハリケーン「カトリーナ」

アメリカでのハリケーンによる被害の中でも「カトリーナ」が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
1,836人の死者、705人の行方不明者を出した、2005年8月にアメリカ南東部を襲った大型のハリケーンです。日本でも連日報道されていたので印象に残っています。

こちらはNATIONAL　GEOGRAPHICによるカトリーナを追った動画です。
勢力の強さ、そして被害の大きさが伝わってきます。

日本でも・・・

日本では台風や豪雨で毎年のように被害が出ていますし、冒頭に紹介したような被害予想が目で見える形での報道は、その恐ろしさが伝わって避難を促すには有用な気がします。
そのような災害が訪れないことが一番ですが・・・。

不思議ネタ募集中
不思議.netで扱ってほしいネタ、まとめてほしいスレなどがあれば、こちらからご連絡ください。心霊写真の投稿も大歓迎です！
面白いネタやスレは不思議.netで紹介させていただきます！

■ネタ投稿フォームはこちら
https://ws.formzu.net/fgen/S13082310/

▼合わせて読みたい