アマゾン社員らが金銭を受け取ってネガティブなレビューを削除していたことが判明…海外の反応
各国でネット通販のシェアを握っているアマゾンですが、アメリカの社員らがネットショップから賄賂を受け取ってネガティブなレビューを削除していたことが明るみになりました。
レビューに対する信頼が根底から崩れるのではないかと注目を集めています。
この事実を報じたのは、コンピューター関連のWEBサイト「ヴェルジェ」。
アマゾン社内に詐欺集団が存在し、ネットショップから金銭(300ドル)を受け取ることを引き換えに否定的なレビュー削除、他にもレビュアーのメールアドレスや(競合に有利になる)販売情報を渡すなどの便宜を図っていたとのこと。
かねてからレビューの信頼性が取りざたされてきましたが、アマゾン側の対応が注目されます。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●驚かないよ。消費者として言うが、いちどそのオファーを受けたことがある(無料の製品と引き換えにね)。自分が付けた悪いレビューを編集するか取り除くか依頼された。1社はしつこく、もう1年以上経つが、いまだに毎月のようにメールが届くよ。
↑同じく。自分は2社から自分がつけた悪いレビューについて数か月ほどハラスメントを受けている。その悪いレビューは魔法のように、前のクリスマスに確認したときには消えていた。注文履歴はまだ残っているので新しいレビューをまた付けにいった。興味がある人にはその販売者のリンクを喜んで教えるよ。
↑アマゾンへレポートしよう。
↑もちろんしたよ。そうしたらレビューが消されていた。
↑アマゾンは気にしないよ、同じことが自分にもあった。
↑え? じゃあ、もし悪いレビューを残したら無料で製品がもらえるの? そんな話は聞いたことがないな。
↑うちの詐欺師とも言える義理の妹はアマゾンでわざと悪いレビューをつけてるよ。彼女が無料でもらう量はすごい。
↑彼女はもうすぐ禁止されるべきだね。販売者として、そうなりますように。
↑他人のクレカで新しいアカウントをすぐに作り直すんだよ。完全に詐欺師で、それが理由でみんな彼女を避けている。
●自分は詳しい詳細写真入りの悪いレビューを取り下げることを条件に、払い戻しのオファーを受けた。返金されたがレビューは取り下げてない。
↑似たようなことがあった。3つ星が気に入らなかったようだ。自分のレビューは「商品は気に入ったが、思っていたより早く壊れた」と書いた。通常の使い方で3,4か月で壊れたからね。新しく来た製品について良いレビューを付けたが、同じくらいのタイミングで違う壊れ方をした。
●ちょっと前にヘッドフォンを探していたのだが、とある商品のレビューを読んでいて気づいたのは4つ星以上がついていて、全てのレビューが同じ文でコピペだった。それが50以上もあった。これをスパムとしてアマゾンに報告するべきなのか。
●企業がレビューのために支払うのは一般的だよ。いくつかのWEBサイトでフェイクのレビューをフィルターしてくれるサービスがある。
●何か怪しいと思っていたよ。自分は少なくとも1週間に5パッケージは注文し、かなりレビューに頼っているけど、今年まで購入した商品には全て100%満足していた。ところが今年だけで4つ星の付いている商品で最低でも6パッケージは返品しなくちゃいけなかった。完全にゴミだった。アマゾンは我々の目の前でWish(格安オンラインショッピング会社)になりつつある。
↑問題のひとつは「1つの商品」のレビューがまとめられることで、複数の販売元がいるときは、よくない売り主に乱用されいている。そして少し違うバージョン(あるいはフェイク)が送られてくる。
↑購入者がそれを確認できるようにすべきだ。売り主がフェイクや違うバージョンを売っているかどうかを知る唯一の方法はレビューだけである。そのおかげでいくつかは自分も助けられたことがある。
それからレビューを分けてもらわないと困る。例えば12インチの鍋のレビューを見たいのに、10インチの鍋のレビューを見ていたりする。わざわざフィルタリングしなければいけない。
CPUクーラーのページなんて、セブンイレブンの別の製品でデザインも違うものとまとめられて同じレビューになっている。
↑全く同意。2年くらい前まではよかった。フィードバックはチェックするべきだったが、まがいものの心配をしなくてよかった。
ところが5つ星の売り主から偽物が結構届くようになった。なのにアマゾンは売り主に差をつける努力をしていない。そしてそういう売り主がデフォルトになっている。ブランド側だって1度使って壊れたなどと書いてあるレビューを快く思っていないと思う。
良い売り主と悪い売り主を見分けることが困難になった。前はアマゾンを信頼できたのに今では茶番劇だ。おかげで利用しなくなってきた、直接メーカーから購入する。
●アマゾンは、誰がそれ(収賄)をやっているか簡単に追跡できると思う。
●レビューを読んでいて、気づいたらそれは全く違う製品のレビューでいっぱいだったってことはない?
●自分は4つの違う中国の会社から、彼らのひどい製品のレビューを下げるためにギフトカードをオファーされたよ。1社は粘ったら200ドルのギフトカードにまでつりあげてきた。なぜなんだ? 20ドルのケーブルにだぞ。
●自分は商品レビューを禁止されたよ。最後にした悪いレビューはアマゾンのベーシック商品なのに連絡もなく禁止された。自分は報酬を受けてレビューをしたことはない。
史上3社目のナスダック時価総額が1兆ドル突破した大企業となったアマゾン。利用者が安心して使えるサービスであってほしいものです。