『はじめの一歩』第1236話「訪問者」…え？

なんだこれは…まるで、魂が光り輝いているような…「はじめの一歩」らしくない、何かはかなさを感じる。今、流行りの異世界転生なのか…。

…いや違う、よく見たらこれは線香花火なのではないか？2018年9月19日、かなり涼しくなってきた状況、ちょっとしたお祭りで見る打ち上げ花火はすごくいいものだけれども、そんな中すみでパチパチパチと光り輝く線香花火って最高なんじゃないでしょうか。

ああ…線香花火よ…当たり前の事しかねェんだよ現実にはァ！

夏の匂い雨の中でポタポタ落ちるんだって！ちくしょうまさか「はじめの一歩」で線香花火見せられてこんなにときめくことになるなんて…

って尻の穴じゃねェか！ちくしょうなんかノスタルジーでエキセントリックな気持ちになったのにどうしてくれよう！…だけど、犬は分からんけど猫の肛門ってすげェいい香りがするって聞いたけどどうなんでしょ…ちょっと気になる…。

一歩に訪問してきた者は…

はい、久しぶりに大きく話脱線したところで、本編へ入ります。一歩はいつものように河川敷をランニング。もうボクサーではないんだけども、身体に染み付いているであろうランニングとシャドーボクシングがやめられずにいた。

そんな一歩の前に現れたのは…

これは、漫画家の卵、テルくんをいじめていたリーゼントだ。このリーゼント、一歩に用があるみたいだが、一体何が…あ、ああそうか、一歩にボクシングを教えてもらいたいんだな。相当確率低いけどももしかしたらガチで戦いたいみたいな強い男かもしれ…いやないな。ガチ○コファイト○ラブでもそんなノリノリの男って結構簡単にやられてたし。

そして実際、一歩に弟子入りしたいそうだ。昔からボクシングが好きで、それで元日本王者に教えてもらいたいとか…。待望のジム生がやってくるな！

と、全力で喜べない理由があった。何でも、「鴨川ジムは嫌だ」「すぐプロになれるくらいの力つけてからがいい」「即デビューしたいんだよ」と性根が腐ってる感じある。元日本王者の一歩にボクシングをチャチャッと教えてもらってデビューしたいとか…これはアカンな。一歩、こいつを入れてはいけない。

ボクシングをなめてる感じもアカンと思うけど、何よりジムに入る気がないのがアカン。つまりこれって、ジムに支払いしないってことでしょ！ただでボクシング教えてもらおうだなんてなんて図々しい！金出せ金！ジムは今やべェんだよ！八木ちゃんが泣いてんだよォ！

…ハァハァ…ハァハァ…だけど、ボクシングへやる気がある男をここで諦めさせるには勿体無い。なんとかして、お金出させてジムに通わせれば…今後優良顧客になる可能性を秘めてるわけだから…。

はじめの一歩(122) (講談社コミックス)

森川 ジョージ

講談社

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