672 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/04/28 09:50 ID:GDOk368u
子供の頃、俺が転んでも「立て!自分で立て!」と厳しかった親父。
妹が転んだ時にはすかさず駆け寄って抱きしめてたくせに。
小さい頃のそんな気持ちがずっと引っかかってて、俺は差別されてると思ってた。

親父が死んだ日、母親がポツリと言った。
「○○(俺)は男だから俺が死んでも家族をまとめて行けるよう強く育てたかった。
 △△(妹)はいずれ嫁に行ってしまうから、短い間だけでも可愛がってやりたかった。
 けどな、○○はきっと俺を恨んでるだろうな。
 今でも△△を抱き上げた時に俺を見てた○○の目が忘れられないよ」
親父が闘病中に母親に漏らした言葉だそうだ。

卑怯だよ、親父。生きてる間に俺にそう言って欲しかった。