泰葉「楽しく,美味しく」
岡崎泰葉がご飯を食べるだけのSSです!
今回は矢口美羽さん おまけは佐久間まゆさんとなっております
この世界のまゆはポンコツであり、
プロデューサーが複数いるということだけは了承していただけると嬉しいです。
世界がつながってる前作
泰葉「おでかけの日に」
それじゃ始めます
【お好み焼き屋~月島山之御影】
泰葉「・・・・・・・」
美羽「・・・」
店員「ご注文決まったらお呼びくださーい!」
目の前に大きい鉄板がありその向こう側には矢口美羽ちゃんがいる。
何故こんな事になっているのかと言うと。話は一時間前に遡る。
~~~~
【スタジオ】
スタッフ「お疲れ様でした!」
泰葉「お疲れ様でした」
P「お疲れ様・・・今日は何を食べるんだ?」
泰葉「・・・どうしましょ?」
P「・・・一緒に行きたいところなんだが・・・これから打ち合わせが」
泰葉「あ、大丈夫です」
いつものことですから。私のために頑張っているのに文句を言うわけがない。
P「一人で帰れるか?」
泰葉「・・・ひどくないですか?」
子供扱いにも程がある。
P「でも前科あるしなおあ・・・」
泰葉「う」
・・・確かにちょっと前柑奈さんに助けてもらったし・・・言い返せない
泰葉「で、でも今回は充電もちゃんとしてますから・・・」
P「やっぱりタクシーを・・・」
「ご心配はいりません!」にゅっ
突然誰かが出現した・・・この子は・・・?・・・あ。
泰葉「あ、美羽ちゃんお疲れ様」
美羽「お疲れ様です!!!」
彼女は矢口美羽。お笑いで人を笑顔にしたいという精神のアイドル・・・アイドル?・・・うん、アイドルだ。
P「あ、矢口さん。お疲れ様です」
美羽「お疲れ様です!」
・・・事務所じゃなくても不意にでてくるのか。と思わなくもないけど、隣でお仕事だったのは知ってるし別に普通かな
P「あ、一緒に帰ってくれるんですか?」
美羽「この矢口美羽にお任せください!岡崎泰葉さんを事務所まできっちりがっちり送り届けます!」
泰葉「えーっと・・・」
一人で変えれるといいたいところだけど。美羽ちゃんがいたら一人で帰るよりは楽しいか。
美羽「私がいる限り泰葉さんの爆笑は間違いなしです!」
泰葉「いや、爆笑はいらない」
美羽「えっ」
泰葉「いらない」
美羽「あっ・・・いらない・・・」
泰葉「・・・うん・」
・・・あれ?私なにかを間違えた気がする。
美羽「・・・・・・・そうですか・・・」
ちょっとしょんぼりしてる!プロデューサー・・凄い笑いこらえてる・・・!
泰葉「・・・え、えっと・・・」
美羽「・・・ま。まあ!大丈夫ですよ!行きましょう!」
・・・た、立ち直った!立ち直ってくれた!よし!
泰葉「あ、うん。そうだね!・・・行こう!」
P「い・・・・いってらっしゃい・・・」
プロデューサー・・・・後で覚えておいてくださいよ!
そんな空気の中美羽ちゃんの私もお昼まだなんですという言葉の元、何食べよう?みたいなあれがあり。
私に任せてください!という言葉の元・・・お好み焼き屋さんに来たのだった。
【お好み焼き屋~月島山之御影】
泰葉「・・・どういうのがいいのかな?」
美羽「まーかせてください!・・・・どういうのがお好みですか?」
泰葉「えっと・・・ごめんなさい。食べたことなくて」
美羽「そこからですか!?」
泰葉「ご、ごめん・・・」
美羽「まかせてください!私はお好みのプロです!アイアンボード矢口です!」
泰葉「プロ?」
なんで急に鉄板を英訳?した意味は全然わからないけどなんだかとにかく凄い自信だ・・・・
美羽「普段のギャグのキレくらいにはお好み焼きもキレキレです!」
・・あれ?果てしなく不安になった気がする。
泰葉「・・・果てしなく不安になった気がする」
美羽「泰葉さん、口に出てます・・・」
泰葉「・・・あ」
千鶴ちゃんのあれがでちゃった。いけないいけない・・・気をつけないと。
美羽「ま、まあいいでしょう!やりますよ!」
泰葉「まずは注文だよね?・・・何がいいのかな」
◯◯玉っていうのがいっぱいあるのと・・・海鮮の鉄板焼き、なるほど焼きそば入りとか普通に焼きそば
もんじゃ焼きもあるけどまあここはお好み焼きにするべきだよね・・・?
美羽「ちなみに私はチーズコーン玉にします」
泰葉「あ、はい・・・」
・・・あ、かぶらないようにしてくれたんだ。美羽ちゃん優しいなあ。
泰葉「うん決めた、私豚玉にするね」
美羽「了解です!すいませーん!」
店員「はーい!」
美羽「チーズコーン玉と豚玉をお願いします!後烏龍茶と」
泰葉「グレープフルーツジュースを」
店員「はーいかしこまりましたー!あ、鉄板に火を入れますねー、熱いのでお気をつけ下さーい」
美羽「・・・私も豚玉にしてもよかったですかね」
泰葉「私の少し食べる?」
美羽「豚がかぶったー!・・・なんちゃって!」
泰葉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
美羽「あの・・・・・その・・・・」
泰葉「35点」
美羽「厳しい!」
店員「お待たせしました!豚玉とチーズコーン玉です」
美羽「ありがとうございます!」
泰葉「ありがとうございます!」
店員「烏龍茶のお客様は?」
美羽「あ、こっちです」
店員「ごゆっくりどうぞー!」
~~
美羽「さて、お好み焼きの簡単な作り方を説明します・・・・本場ではないのでそこはお許しを」
泰葉「あ、うん」
関西の子じゃないもんね美羽ちゃん・・・うん。知ってた。
美羽「まずはお肉をよけて種を思いっきり混ぜてください」
泰葉「はい」
カッチャカッチャカッチャカッチャ・・・・お好み焼きを混ぜる。
泰葉「混ぜました先生」
美羽「ふむう、岡崎君は優秀だねえ」
あ、のってきた。やっぱりノリがいい。
美羽「次にこれをさっき店員さんが温めてくれていた鉄板に油を塗って・・・あ、これは私がやります」
泰葉「はい先生」
美羽「そして鉄板にこの種をウワーって乗せたまえよ、で、最初によけたお肉を上に並べてください」
泰葉「こんな漢字でしょうか先生」
ウワーって・・・?よくわからないけど中の種をすべて鉄板に移す。
美羽オッケーです。これで丸型に整えれば・・・」
泰葉「はい」
美羽「表面が焼くまで待ちです」
泰葉「あ、待ち・・・」
ジュー・・・ジュー・・・と音が鳴っている。・・・・もういいかな・・・・・?
美羽「ダメです!泰葉さん・・・気持ちはわかりますがいじっちゃダメです。崩れてひどいことになります」
泰葉「は、はい」
・・・以外にこういうの・・・・またなきゃいけないのか。あ、そうだ。
こういう時は七海ちゃんの精神だ、のんびりと機を待つ、つまり、そういうこと。
美羽「・・・まだかな~?」
泰葉「美羽ちゃん?」
今いじろうとしてなかった?
美羽「・・・大丈夫ですよ?」
・・・大丈夫かな?
~~
美羽「もういいでしょう・・・じゃあ私がまずひっくり返しますね」
泰葉「は、はい」
美羽「ここを失敗しても笑い的には美味しい!ですが・・・ここは真剣にやります!」
泰葉「は、はい」
美羽「・・・フーッ・・・しょっ・・・うきょあー!」
泰葉「」ブフッ
何その掛け声・・・思わず吹き出してしまった・・・
美羽「どうですか!・・・次は泰葉さんの番・・・泰葉さん?」
泰葉「・・・ごめ。ちょっ・・・むり・・・」
うきょあー・・・うきょあー・・・!・・・ダメだツボに入っちゃった
美羽「え・・・私笑い取れてる?ウケた!やったー!・・・・あ!ひっくり返さないと!」
泰葉「うきょあー・・・・・・・くっふふふ・・・」
美羽「ソースとか・・・・青のりとか鰹節を・・・・」
泰葉「くっくっく・・・はー・・・」
美羽「ああ!せっかくウケてるのにー!忙しいよー!」
ごめん・・・美羽ちゃんで笑うことになるとは思わなくて・・・でもうきょあーはずるいって・・・!
~~~~
美羽「・・・気を取り直して!」
泰葉「はい・・・ご・・・ごめんなさい」
美羽「ウケてくれたのが久しぶりだったので困惑しただけです!」
泰葉「あ・・・そう」
それはそれでどうなんだろう・・・?
美羽「よし食べましょう!・・・カンパーイ!」
泰葉「か・・・・カンパーイ」
ジョッキに入ったグレープフルーツジュースと烏龍茶で乾杯をする。
鉄板の上にはいい感じに焼けているお好み焼きが2つ。すでに美羽ちゃんが切ってくれている。
美羽「ヘラで食べる云々とかあるらしいんですが、私はそういうのあまりしないので」
取り皿にのせ、お箸で普通に食べる。なるほど、楽でいい。
泰葉「いただきます」
美羽「いただきまーすっ!」
パクッ・・・モグモグ・・・・・・キャベツと豚肉を生地に包んでソースで焼いただけのシンプルな組み合わせ・・・
なのに・・・・こんなに美味しいなんて。カリカリの豚肉とホクホクしててダイレクトにお石井
泰葉「・・・美味しいね」
美羽「あ、こっちのチーズコーンも食べてみます?」
泰葉「うん。こっちの豚もどうぞ」
美羽「では遠慮なく!」
こうやってシェアして食べるの・・・なんか楽しいな・・・さて、チーズコーンはどうかな・・・
コーンの食感とチーズの濃厚さがあいまって、同じ生地なのに全然色が違う!
うん、ソースだ。これはドロドロのソースで食べるのが一番美味しい気がする。
美羽「ちなみに泰葉さんはマヨネーズ使います?」
泰葉「あ、使ってみていいかな?」
美羽「どうぞどうぞ。味を変えるとまた違うものですよ!」
マヨネーズをかけてもう一切れ・・・パクッモグモグ・・・ボリュームがました!・・・旨味がダイレクトに来るなあ
ソースとマヨネーズの組み合わせは至高なんだよとプロデューサーが言っていた意味がわかったかもしれない。
ピリ辛なソースとマヨネーズのまろやかさ。そしてこのお好み焼き・・・でも、美味しいだけじゃない。
美羽「・・・泰葉さん?」
泰葉「美味しいけど・・・楽しいね」
美羽「それがお好み焼きのいいところです!」
泰葉「うん・・・今度はひっくり返したいな」
美羽「実はお好み焼きにはもう一ついいところがあるんですよ・・・わかります?」
・・・なんだろう?
泰葉「うーん・・・降参」
美羽「ひっくり返すのを失敗しても焼けてる途中にいじってもなんだかんだで食べられるところです!」
泰葉「・・・ぷっ・・・・なにそれ・・・・ひっどいなあ」
美羽「えへへ・・・でも事実なんです!」
泰葉「ねえ美羽ちゃん」
美羽「なんですか?」
泰葉「美羽ちゃんは狙わないほうが多分おもしろいと思う」
美羽「ひどい!」
こうして、二人は笑いながらお好み焼きを食べて____
泰葉「ごちそうさまでした」
美羽「ごちそうさまでした!」
お好み焼きを堪能したのだった
店員「ありがとうございましたー!」
泰葉「美味しくて楽しかった・・・ありがとう美羽ちゃん」
美羽「人を笑顔にすることが私の信条ですからお安い御用です!」
泰葉「じゃあ帰ろっか?・・・」
そう言って歩き出す
美羽「泰葉さん!」
泰葉「?」
美羽「駅はこっちです」
泰葉「・・・・あ、ほんとだ」
・・・素で間違えた。気が抜けてるなあ
美羽「これはもしや私にツッコミさせるための高度なボケ・・・?」
泰葉「いや、違うから」
美羽「まあいいです!一緒に帰りましょう!」
泰葉「うん、帰ろうか」
・・・もうちょっとしっかりしなきゃダメかな?
でも今日は良い一日だった・・・明日は何を食べようかな?
~~おまけ~~まゆの手作りクッキー
【事務所】
・・・ある日の事務所。
休憩していたら真剣な顔をしたまゆさんにこっちに来てくださいと言われた。
まゆ「座ってください」
泰葉「もう座ってますよ・・・?」
まゆ「・・・これを」
まゆさんが持ってきたのは可愛いラッピングがクッキーだった。・・・えっと
まゆ「・・・食べてください」
泰葉「い、いいんですか・・・?」
まゆ「もちろんですよぉ」
泰葉「じゃあ・・いただきます」
はむっ・・・サクッサクッ・・・あ・・・美味しい。紅茶のクッキーかな?・・・いい香りだ。うん、甘さ控えめで、
甘いのが苦手な男の人でも食べれそうな味。・・・美味しい
泰葉「とってもおいしいです。まゆさんの手作りですか?」
まゆ「それはよかったです・・・・・・なるほどぉ」
泰葉「どうしたの?」
まゆ「これがもぐもぐ泰葉なんですねえ・・・あざとい。実にあざといですよお!」
泰葉「何がですか!?」
テンションが急に上がった!?
まゆ「なんですか庇護欲が湧いてしまうじゃないんですか!抱きしめていいですかあ!?」
泰葉「嫌です・・・」
まゆ「なんでですかぁ?減るもんじゃないしいいじゃないですか!」
泰葉「いや絶対なでくりまわすでしょまゆさん」
同じような体型なんだからなんかお姉さん扱いされるのも正直嫌
まゆ「・・・・そんなことしませんよ?」
泰葉「目が泳ぎきってますよ」
まゆ「まゆ、お話すると目が泳ぐ体質なんです。ハイライトも消し放題」
泰葉「それは私もできますけど・・・・ってそういう話でなくて・・・・・・帰っていいですか?」
・・・・・・今日のまゆさんはかなりあれのようだし
まゆ「帰らせません」
泰葉「あ、はい」
・・・帰らせないらしい
まゆ「クッキー・・・どうでしたか?」
泰葉「とてもおいしいです」
それは本当である。
まゆ「それはよかったです」
泰葉「この茶番に意味があったのでしょうか?」
まゆ「意味しかないです」
泰葉「あ、はい」
まゆ「最近聞いたわけですよ。泰葉ちゃんがなんかあれだって、えっちだって」
泰葉「・・・ええ・・・」
もう情報が一人歩きしてよくわからないよ・・・
まゆ「私はそんなことありません。泰葉ちゃんはかわいいだけでそういうのはないっていいました」
あ、そこはちゃんとしてるんだ・・・
まゆ「まゆは思ったんです、実際に食べてる所を動画に撮って皆にデレポで回せばこれで証明になるじゃないかと」
泰葉「凄いこと考えますね・・・」
やられたら恥ずかしいなんてもんじゃない。
まゆ「しかし撮って思いました・・・・これは・・・だめです」
泰葉「ダメなんですか・・・」
ああ、もう思考がどうでもいいにシフトしそう・・・・・・・
まゆ「乃々ちゃん以来ですよぉ・・・私にここまで思わせた人は・・・」
泰葉「ああ、可愛いですよね乃々ちゃん」
相槌がめんどくさい。でも乃々ちゃんは可愛い。
まゆ「・・・それはそれとして」
泰葉「・・・・はあ」
まゆ「まゆのプロデューサーにこのクッキーウケると思います?」
泰葉「しりません!」
ああ・・・めんどくさい一日になりそう・・・
机の下の乃々「・・・・・急に可愛いとか・・・やめて・・・ほしいんですけど////」
輝子「ふひ・・まゆさんが楽しそうでなにより」
まゆ「まゆは思ったんです、実際に食べてる所を動画に隠し撮って皆にデレポで回せばこれで証明になるじゃないかと」
泰葉「凄いこと考えますね・・・」
やられたら恥ずかしいなんてもんじゃない。
まゆ「しかし撮って思いました・・・・これは・・・だめです」
泰葉「ダメなんですか・・・」
ああ、もう思考がどうでもいいにシフトしそう・・・・・・・
まゆ「乃々ちゃん以来ですよぉ・・・私にここまで思わせた人は・・・」
泰葉「ああ、可愛いですよね乃々ちゃん」
相槌がめんどくさい。でも乃々ちゃんは可愛い。
まゆ「・・・それはそれとして」
泰葉「・・・・はあ」
まゆ「まゆのプロデューサーにこのクッキーウケると思います?」
泰葉「しりません!」
ああ・・・めんどくさい一日になりそう・・・
机の下の乃々「・・・・・急に可愛いとか・・・やめて・・・ほしいんですけど////」
机の下の輝子「ふひ・・まゆさんが楽しそうでなにより」
ありがとうございました
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先々週
コメント一覧 (1)
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- 2018年10月07日 23:57
- 脱字は直しても、山のような誤字はいいのか・・
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