ぷよぷよを手がけるセガゲームスの細山田氏が、一度でも無料で出してしまうと、有料版が受け入れられなくなると指摘している記事が掲載中。スマホゲーが基本無料ゲーにするのが定着していますが、コンシューマーゲームソフトでは難しいですよね。
4Gamer:
Free-to-Play(基本プレイ無料)でアバターなどで課金をする,という方法もあると思うのですが,そうしなかった理由は何でしょう。
細山田氏:
一度無料にすると普通に販売することが受け入れられなくなる可能性があるんです。新しい物語や漫才デモを搭載した新作を販売しても,これまでのようには売れなくなる。そうなると「ぷよぷよ」自体が終わってしまうんです。
僕が重視しているのは「ぷよぷよ」というタイトルが途絶えないことなんです。これまでも何度か危うい場面を乗り越えていたりもしますが,一度なくなってしまうと,どれだけ有名なタイトルでも復活させるのがすごく難しい。作ってる人も会社を辞めて居なくなりますし,リソースもなくなってしまいます。実際,そんな不幸なタイトルをたくさん見てきました。
「ぷよぷよeスポーツ」はそうならないための布石であり,これからの展開を見据えたうえでの一手でもあるんです。
・・・としていて、タイトルを途絶えさせないこと、そして、基本無料ゲーはやらないことと明確にビジョンを持っているのがいいですね。1本限りでオンラインゲームとしてやるならまだしも、そうではないタイトルではやはり厳しい部分があって、スマホゲーが基本無料ゲーを出してすっかり慣れきっている人もいますから、その辺の意識の違いはありそうですが・・・
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