「うおお、これがパックマンの開発初期のオリジナル資料なのか!?」岩谷徹さんの企画書に外国人が興奮
世界的な知名度を誇る大ヒットゲーム「パックマン」。ゲームの歴史を語る上で外すことはできません。
そのパックマンの生みの親である岩谷徹さんが、開発初期のオリジナル設定資料を見せている写真が海外サイトで話題を集めていました。
Toru Iwatani shows his original drafts for Pac-Man. from r/gaming
こちらがその貴重な写真。
あのパックマンがこんな企画書から誕生したとは、感慨深いものがあります。
写真は岩谷さんが2010年にオランダで開催されたゲームカンファレンスに招待されたときのもので、オランダ旅行中のバスの中で見せてくれたとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●なんてクールなんだ!!
●きっといつかは博物館に飾られる。あるいは1億+の価値になる。
↑単位は円かな?
それはシュレッダーにかけるビフォー&アフター?
(参照:アート史に残る珍事…1億5000万円のバンクシーの絵画、落札直後に仕掛けが作動しシュレッダーで切り刻まれる)
●原案の名称は“Pac-Man”ではなく“Puck-Man”だったのを知っている?
ホッケーのパックから来てるのかなと思うだろうが、実際は日本の食べる「ぱくぱく」から来ている。Pack-Manに変えた理由は単純な話で、PをFに置き換えて台無しにされないようにとの配慮から。
●その行き止まりはゲームを難しくしていただろうな。
↑あるいは不可能に。
↑彼が思い直してくれてよかった。
●自分は2面より先に行けないんだけど。
●もうそのグラフを見るだけで音が聞こえてくる。
●知りたい人のために言うと、赤い判子「秘」は秘密という意味だ。つまり彼は守秘義務違反をしているんだ。
↑もう期限が過ぎたのではないか。
↑そうだ、ここはどんな状況なんだ? 彼はバスに誰かと一緒に乗っているのか?
↑写真を欲しがったファン?
●この下描きが、世界でも認められるゲームの1本になる責任を抱えていると考えるだけでもクレイジー。
↑なぜそれが博物館にないんだ。
●㊙
●自分はオリジナル設定資料の下書きは最終的なものと大いに違うものだと思っていた。だがこれは「いや最初の下描きでいくよ」という感じだ。
そして最もゲームセンターで人気ゲームになった。簡単だな。
●この男性は、自分の若い時代のハッピーで無駄な時間の責任者だよ。
きっとこの企画書を作成したときには、世界中の子どもたちを楽しませるほどになるとは思ってなかったでしょうね。
ゲーム黎明期の息吹を感じます。