ニンテンドースイッチが国内1000万台を越えるためには、3年目が勝負であるとしたコラム記事が掲載中。すでにポケットモンスター完全新作とどうぶつの森が発表されていますが、それ以外にもサードの本気タイトルがようやく出始める頃でしょうね。
ニンテンドースイッチが2年目の半ばで500万台を突破して、PS4の700万台に200万台差に迫った中で、ニンテンドースイッチを選んでもらい、そして、スイッチでよかったと思えるためには、3年目がある意味勝負であり、スイッチが1000万台に近づけるかという大きな勝負の年になります。
1年目は任天堂のファーストタイトルの大きなタイトルを続々と出し、大成功を収めましたが、2年目は少し勢いが落ちて、手堅い作品を中心に展開、そして、年末にはポケットモンスターレッツGOピカチュウ/イーブイ、大乱闘スマッシュブラザーズスペシャルで売上げを期待できそうで、先日のニンテンドーダイレクトでは、任天堂タイトルが1月にニュースーパーマリオブラザーズUデラックスが発表されただけで、春にファイアーエムブレム、ヨッシーが出るとのみ告知され、任天堂タイトルのペースが落ちている感がありますね。
これはあえて遅らせているのか、それとも弾がつきかかっているのかといえそうで、それを埋めるのはサードタイトルしかないんですが、サードはスイッチが売れそうだと感じてから動いたメーカーが大半なので、3年目でようやくスイッチに本腰を入れた作品が出揃う時期にさしかかります。
3年目でそれら作品がスイッチをけん引してくれるかはある意味試金石で、ワールドワイドで100万本以上売れたスクウェアエニックスのオクトパストラベラーのような成功例が生まれれば、スイッチもある意味安泰な市場になれるでしょうね。
今はまだ移植&リマスタータイトルが中心で、その中に中堅タイトルが混じっている状態なので、そこから一歩抜け出した力作が出てくれば、それに答えるだけの市場になりつつあるので、それら作品が発表、発売されることを願いたいですね。
肝心の任天堂も3年目のスイッチの青写真をどう描いているのか、そして、wiiの場合は中期は勢いがあったものの、後期に急激に勢いを失い、末期は全くソフトがなくなったという最悪な状況を生み出しただけに、同じ1000万台でも市場が活性化して、長持ちして、そして、長寿ハードになるために、ある意味超えなければならない大台だと思いますが、それが3年目~4年目で達成されることが理想的でしょうね。
PS4などはそういう意味では恵まれており、ジャンプフォース、ファイナルファンタジー7リメイク、キングダムハーツ3など、サードのほうがから積極的にソフトが供給されるので、それら作品を遊びたいと感じている人は迷わずPS4を選ぶでしょうね。それと同じ現象がスイッチでも生まれれば、市場はより活性化しますから、3年目でそういうタイトルが現れるかが決めてになりますね。
特にスイッチの場合、ハイブリット機なので、携帯ゲーム機としての立ち位置もあるので、3DS市場の今後を任天堂はどう考えているのか全くわかりませんが、少なくとも海外では継続する意思を表明して、今年のホリデーも大プッシュしているので、それらが成果を上げるかどうかが鍵ですね。
3DSのソフトウェアライブラリーは膨大なものがあるので、それをアピールして、3DS&2DS本体で勝負となりますが、完全に低年齢層ハードとしての売り出し方なので、それが日本でもどこまで通用するかといえそうで、今では本体売上げが相当下火になっているので、スイッチの行方と共に、携帯市場を巻き込んでスイッチ市場が拡大するならば、1000万台どころではなくなるので、任天堂の古川社長がスイッチ1本だけでは心配という言葉が本当ならば、3DSはスイッチに統合される可能性を意味しており、ポケモン最新作が出るハードとして、本体が1本化されるのかも3年目の売上げと共に注目していきたいですね。