700 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2018/10/22(月) 14:00:46.54 ID:L3Eyn54C
過去には戻れないこと

実家は田舎にあって、夜には満点の星空が見える。
子供の頃、流星群の夜には母や妹と一緒に、外に出て寝っ転がって流れ星を探してた。

大学生のとき上京してそのまま就職。夜空は藍色一色だった。
結婚を機に、実家よりは栄えてる程度の場所へ引っ越した。
昨日、眠れなくって夜中に一人起きて、久しぶりに流星群を見ようと夜空を見上げた。
窓から見上げる小さい空と、誰もいない隣の静けさに、もうあの頃には戻れない寂しさでいっぱいになった。
同じように時間が流れているはずなのに、ずっと変わらないで見える星たちが羨ましくなった。