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ファミコンワーゲンバス 奈良・三重を行く!! (前編)
 

ファミコンワーゲンバス 奈良・三重を行く!! (前編)


 古いものは古いものを呼び寄せる、、、

ファミワバス1

 今回、私オロチはそんな不思議な力をもつとされるクラシックカー「ファミコンワーゲンバス」に揺られながら、丸2日間かけて奈良・三重方面へレトロゲームショップ巡りをして来た。これはそんな旅の記録である。


◆憧れの開放倉庫◆

 9時50分――
 開店10分前の開放倉庫桜井店に降り立つ。まず何よりもホームセンターかと思うくらい店舗も駐車場もでかっ!

開放02
 ※広大すぎて全貌が画角におさまらなかった

 レトロゲーム界隈では「開放倉庫がすごいらしい」という噂が定期的に流れてくるほどの憧れの地である。京都・奈良・滋賀を中心に8店舗ほど展開しているお宝系リサイクルショップだ。

開放倉庫公式サイト

開放01

 入り口になんか、後光さしてるし。大仏様かよ!

 開店するや否や、店内レトロゲームコーナーへ。ラインナップはFC・SFC関係は裸カセットが数百本くらい。PCE系50~100枚。MDは数十本程度。ファミコン以前はほぼ無し。ネオジオほどほど。PS・PS2多数。SS・DC系100枚くらい。古い攻略本系が何冊かあった。

 何よりも“奈良には古い神社仏閣が多いから安いだろう”という私の謎の期待を裏切る、この絶妙な適正価格よ!



 唯一、ショーケースに入っていたSFC『奇々怪界-謎の黒マント』が状態のわりに安かったかな、、、

 

◆品揃えは日本有数◆

 お次は同じ県道105号線沿いにあるブックオフを経由して、いよいよハードオフ橿原(かしはら)店へ。

ハードオフ橿原1

 噂には聞いていたけどこれほどまでとは!

 そこにはジャガー、光速船、オデッセイ、その他、綺羅星のごとく歴史を彩ったオールドゲーム機の数々が、これでもかと言わんばかりに陳列されていたのだ。とにかくファミコン以前のレトロゲーム機の濃度のえげつなさは窒息レベル。もはや奈良中のレトロゲームが大集合している感じ!?

ハードオフ橿原

 ファミコンボックスにSF1の並びなどレトロゲーム専門店でも中々見たことないものの、最大のキーポイントは値段設定も飛びぬけているところか。まあ、タダで目の保養ができたと思えば、それだけでもここに来る価値はあるだろう。

ラックス

 次に寄ったラックス橿原店は見事に空振り。最新ゲームしかなかった。な~に、よくあることだ、、、




◆どういうコンセプト!?◆

 気を取り直して向かったのは開放倉庫橿原店

開放05

 一見、何屋さんなのかわからない独特の雰囲気だ、、、

開放03

 シュールな入り口、、、
 これ、どういうコンセプト!?

開放07
 ※ファミコンの一角

 レトロゲームコーナーは桜井店よりは充実していた。端子をこちらに向けた裸カセット平積みは初めて見たので新鮮だ。周辺機器もけっこうあったしこのガチャガチャした雰囲気が良い。

開放08

 ただし桜井店に引き続き、ゆるぎない適正価格の壁を前に私は立ち尽くすのみであった。ジャンクのPS・PS2本体が100円で山積みされていたので探しているひとはどうぞ!



◆奈良のハードオフ恐るべし◆

 国道24号線を京都方面へ北上。

IMG_6030.jpg

 途中にあった良品買館田原本店はごくごく一般的なリサイクルショップ。レトロ関係はほんのわずか。その後、ファミコンワーゲンは大和郡山方面へ大きく舵を切る。

郡山3

 駅前の商店街でボロボロの乾電池の自販機や、金魚が住んでる自販機などを発見。遅めの昼食を取った。

良品02

 次に寄った良品買館奈良店もレトロ関係はほんのわずか。でもたまにこういうところに掘り出し物があるからスルーできないよね(笑)

ハードオフ柏木01

 続いてハードオフ柏木店へ。

ハード柏木02

 こちらは橿原店には劣るものの、なかなかの充実ぶりを見せ付けてくれる。奈良のハードオフ恐るべしである。私オロチのお目当てのひとつであったショップシールも参考資料レベルではあるがいくつか発見。今までかすりもしなかっただけにテンションが上がる。

 実は、ここで“ちょっとした事件”が起こったのだが(写真にほんの少しだけヒントが)、長くなっちゃうので、それは特別編にてまとめさせてもらおう、、、

 

◆ファミコンワーゲンバスのご利益!?◆

 次にバスが向かったのはお宝創庫奈良二条通り店。

お宝倉庫

 愛知県にもまったく同じ名前のファミーズ系列のゲームショップがあるが、こちらのお宝創庫は食料品とか売ってるディスカウントショップだった。レトロゲームはワゴン一台分のみ。

 そんなことより、隣の敷地にやけに仰々しい建物がそびえたってるなと思ったら、なんと平城京の朱雀門だったのだ。これぞ奈良。歴史好きとしてはどうにも気になるので、せっかくだからと観光をさせてもらうことにした。

平城京朱雀門

 時刻は16時過ぎ――
 場内へ入ると鳴り響いていたのはウグイスの声ではなく、ドン、ドン、ガガガという工事作業の音で風情もへったくれもなし(笑)

 しかしそこはゲーマーの意地。資料館でこんなものを発見したのだ、、、

すごろく

 おそらく現存する日本最古級のゲームである!
 これも古いものを呼ぶというファミコンワーゲンバスのご利益かな(古過ぎるだろ)

 

◆気づけば京都◆

 バスはさらに24号線を京都方面へ北上。途中のブックオフ奈良法華時店にはとくに何も無く、トイボッくスなる店は純然たるフィギュアショップだった。

開放倉庫10

 時刻は17時30分――
 開放倉庫山城店へ到着。辺りがにわかに薄暗くなってきた。いつの間にかここは京都の南の端である。もう既に奈良を出ていたようだ。さよう奈良の大仏様、、、

開放12
 
 ちなみにこれは大仏ではなく開放倉庫の名物「巨大な顔のオブジェ」である。店内のファミコンコーナーは小じんまりとしていて在庫量でいったら桜井店、橿原店よりも少なかった。



◆最後に福来る◆

 続いてバスは国道163号線を東へ進み三重県へ突入。忍者の里・伊賀へ向かった。川沿いの山道をひたすらグネグネ進み、到着したのはハードオフ三重上野店だ。

ハードオフ上の
 ※写真撮り忘れたのでGoogleストリートビューより

 レトロゲームはほどほど。隣の伝丸で奈良のハードオフぐらい濃厚な味噌ラーメンを食べたあと、国道368号線を南下。いざ名張へ。

Fourier1.jpg
 
 もうすっかりと夜である。到着したのは国道165号線沿いにあるFourier(フーリエ倶楽部名張店)というローカルショップ。そうそう、私はこういうところを待っていたのだよ。

 ここにはツートンカラーのワーゲンバスが看板代わりに停まっていた。仲間!仲間!にわかにテンションがあがるファミコンワーゲンバスさん、、、

 レトロゲームはFC・SFCカセットの裸が数百本。箱説も50本くらいはあったが、なぜかすべて棚の上に置いててあるため照明の光をもろにくらっているせいか、どれも色あせていたが相場より3割安い。それにしてもレトロゲームコーナーで流れているゲームセンターCXのDVDの音声がやたら大きくて耳が痛かった(笑)

ネクストワン

 最後はに到着したのはネクストワン名張店だ。
 ここはあまり大きな声では言いたくないのだが正直に言おう。穴場だ。FC・SFCカセットの裸が数百本は今までのショップと大差なかったが4、50本ある箱説が他店ではあまり見ないラインナップで、とくにショーケースの中のものは状態もよく、値段も相場より安いという三拍子が揃っていた。

 これもファミコンワーゲンバスのご利益であろう。長かった一日目が終了した。


◆まとめ◆

 走行距離:約100Km(S→G)
 所要時間:約9時間(食事・観光込み)
 件数:約15件(開放3件、H2件、B2件、他)

地図001
 ※今回、通ったルートと主なお店(S:スタート G:ゴール)

 奈良の開放倉庫は長年、噂に聞きまくって期待が高すぎたのか、やや空振り気味だったものの、どの店舗も雰囲気が良いので十分楽しめるショップだった。そして何と言ってもハードオフ橿原店である。私は地元・愛知のハードオフはすべて制覇したが、レトロゲームの種類・在庫量で言ったら愛知のトップ3が束になっても及ばないレベルだったであろう。劇団ひとりの無限ループが心地よく感じるくらいハードオフを堪能させても
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