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『今のセガを素直に応援する気になれないのは何故か?というコラム記事』が掲載中。 - [ゲーム]セガ系関連記事

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『今のセガを素直に応援する気になれないのは何故か?というコラム記事』が掲載中。



今のセガを素直に応援する気になれないのは何故か?というコラム記事が掲載中。メガドライブ時代から見ている自分としては、かつてはセガファンページというHPまで作ったほどだったんですが、今は全く期待感がない会社になってしまいました。



セガがドリームキャストを撤退を決めたとき、その際残っていたセガファンはかなり多かったと思います。それこそ、マーク3以前からの古参セガファンや、メガドライブ、サターンから参加した人、ドリームキャストで新しい世界のゲームをいち早く楽しんだ人など、これからのセガを応援していこうと思っていた人は当時は多かったはずです。自分もその後、PS2、XBOX、ゲームキューブと買って、それぞれの機種に出るセガのオリジナルゲームを楽しんだ思い出があります。

しかし、売れ行きは特にXBOXで悪く、フロムソフトもかたっていたんですが、本気になった作ったソフトが1万本しか売れなかったと嘆いていましたし、国内ではわずか55万台しか普及しませんでしたから、如何にPS2のブランド力が強かったかを如実に感じさせる出来事でしたね。それでもクレイジータクシー3やパンツァードラグーンオルタ、ガンヴァルキリー、セガGT、ジェットセットラジオフューチャーなどXBOXでしか楽しめないゲームは出来もよかったですね。

それに引き換え、PS2ではハードを扱いこなすことが出来ずに、エターナルアルカディアはGC専用になり、売れ行きが3万本で撃沈と、後はある意味ハード事業から撤退させてその後の迷走の一員を作った香山哲氏が手塚アニメ10年間独占契約という迷走の極みをやって、その後行方不明になります。いろいろ出したんですが、どれもぱっとせずにそのまま終了に至りましたね。

そこからセガの『日本のゲームは海外で売れない』説をぶち上げて、セガCS部門を大リストラが始まりました。これも、事業を存続していけばなんとかなる時期でのことだったので、スマホゲーが台頭してきたとか、そういう時期ではない段階での出来事で、パチスロ体質というのが感じられるものでしたし、利益を求めるのは会社としては当たり前な姿ですが、すぐに結果を求め、そしてバッサリと切るという姿勢がドライで、多分半分近くはリストラの対象になったのかもしれないですね。

その間、セガ独立クリエイター支援というのも展開して、中裕司氏がそれを使いプロペを立ち上げています。そして、少数精鋭になったセガタイトルは、その間、シャイニングシリーズの復活をするも、シャイニングフォースネオ系はwiiで出る予定だったシャイニングフォースギアをほぼ完成でお蔵入り、開発していたネバーランドカンパニーは倒産に至り、そして、TONY系だけ残っていたものの、PD澤田氏は退社、シャイニングレゾナンスが最後のシャイニングゲームになりそうです。

そんな迷走期に出てきたのがそうです、龍が如くです。当初セガ社内からも反対の声があったみたいで、名越氏渾身の1作だったのは間違いないですが、50万本のヒット作になり、続編が決定、ここから全ての歯車が狂ってきます。他社とコラボレーションしてソフトを出すも、15万本売れたエンドオブエタニティも切り、428は名作といわれながらチュンソフトとの関係性を解消、プラチナゲームズとの提携もベヨネッタ2が暗礁に乗り上げ、危うくブランドが消滅しかかったりと、危うさが常にあり、そして、唱えていた海外市場も、コンシューマー系のスタジオとの提携、又子会社を清算したりして、結果PC事業に力を入れ、当初の構想から大きく様変わりしてしまいます。そして、スマホが台頭し始めると、セガはCSを半ば捨てるようにソフトタイトルを更に絞り、ぷよぷよ、初音ミク、シャイニング、ソニック、龍が如く系、その他という程度まで激減します。

この頃になるとかつて熱くなっていたセガファンもどうでもよくなってきていて、特に名越氏が台頭してから、龍が如くばかりが全面に出る現状になって、又名越氏は『セガなま』などで、セガに対して、メガドライブで遊んでいなくて、勉強のつもりで買った記憶があるというくらいで、セガのゲーム全体を見てソフトを出していたとは考えにくく、ずっと出さずに忘れかけた頃に出したサカつく、コラボバーチャロンなど、ある意味売れなくても当たり前の状態になってから作って手遅れになるケースもあって、経営陣の頭の固さが目立ちます。

かつてのセガは開拓精神の塊で、ハードもソフトも攻めていたんですが、今のセガは守り一辺倒で攻めることを全くしていません。あえていえばスマホゲーでは攻めているものの、コンシューマーゲームの会社での順位を相当下げて、そして、売れないのは自分自身のせいという責任感が乏しいのではないでしょうか。

昔のワクワク感が全くなく、見ているだけで面白かったかつてのセガの面影は全くありません。全く新しいものと名越氏がいって出てきたのがジャッジアイズでしたから、これが本当に売れればまた見方が少し変わりますが、ジャニーズの中年女性ファンがPS4ソフトを買うのかどうかという疑問もあります。

とにかく、独創的で、名作、迷作も含めて新しいことにもチャンレンジしまくっていたセガが大好きだったのがセガファンですから、今のセガには何の魅力もありません。一応ソニックも攻めていますが、別の意味で迷走しているので、今後出すソフトもどうなるかといえそうですね。これから更に進むとまさにコナミ化しそうで怖いですし、ありえなくも無い現実だと感じるほど凋落してしまいましたね。これでは応援していたセガファンは昔を懐かしむだけに終わり、セガエイジスだけが人気になりそうな気がしています。

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