262 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:01/11/07 00:24
一昨日祖父の葬式がありました。
その前の日のお通夜のとき、親戚の人たちが集まる中、
線香の火をつけようとしても湿っているわけでもなく
なかなか火が付かず、新しいのに変えても全くダメでした。
そのとき祖母が「たぶんじいさんはまだこの世にいたいんだ。」
(線香は俗世間の臭い匂いを消すためのものだからだそうです)
といって、いきなり大声で、
「こら!さっさと仏さんに会って来い。わしもすぐ行くから。」
と怒鳴ったところ、それから線香の火が嘘のように簡単に点りました。
頑固で私には怖いじいちゃんでしたけど、ばあちゃんにはいつも弱くて
きっと寂しがって意地悪心だと思います。
でも、ばあちゃんの一喝が応えたんでしょうね。
おじいちゃんらしいと思いました。