いまだ謎の多い深海には、まだ見ぬ面白生物が満載だが、今月発見された新種のホヤ類のルックスがすごくいい感じだ。
この新たなホヤを見つけたのは、かつて新種の肉食の海綿生物を発見したことのある、深海調査に余念がないMBARIモントレー湾水族館研究所だ。
細い長い茎のようなものを支えに、ユラユラ揺れながら栄養を摂取する新種のホヤ。エイリアンエッグにそのまま尻尾つけて泳がせたかのようにもみえるし、とにかくユニークでSFチックな姿だ。
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New deep-sea species Culeolus barryi
深海で見つかった新しいホヤ
これは、米カリフォルニア州モントレー湾の深海およそ1200mで発見された新種のホヤ類だ。
image credit:youtube
発見当初は未分類だったが、のちにCuleolus(ツリガネボヤ属)に属する新たなホヤとして、今年5月、研究に携わったMBARIの生物学者ジェームズ・P・バリー博士にちなみ、Culeolus barryiと名付けられた。
細長い茎で体を支えて栄養摂取
Culeolus barryiの体は半透明で、海底に付着する細長い茎のような部分で本体を支えながら、体内を流れる海水中の微粒子から栄養を集めているという。
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調査によると、これらのホヤの大きさはばらつきがあり、ある標本は茎のような部分が長さ38cm、幅4.5mmで本体が長さ10.5cm、幅5cmほど。
もう一つの標本は茎のような部分が19cmで幅2.5〜3mm、本体長さ6.5cmで幅3.5〜4cmほどだという。
本体は一見卵のような形だが、海水が通るようになっている
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内部に並んでいる粒のようなものは生殖器官だそうだ
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たまに入ってる白いうねうねは無害な線虫とのこと
image credit:youtube
MBARIの公式ツイート
This tunicate, Culeolus barryi, named for MBARI biologist Jim Barry, lives on the deep seafloor waiting for food to drift by.
— MBARI (@MBARI_News) 2018年11月9日
More on the #OceansofBiodiversity #MBARI has discovered: https://t.co/GYjwqcLr86 pic.twitter.com/v10xZlS0jW
海の底に浮かぶチューリップのような変わった形。こういう生き物が見つかるなんてやっぱ深海って想像以上に奥深いわ。
References:mbariなど /written by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
不思議な外見だけどボコボコした本家ホヤより動物っぽいかも。
で、味は?
2.