江戸時代から３メートルの宇宙人は日本に飛来していた！？

2018年11月18日：22:00

日本国内で目撃された3メートル宇宙人

２０１８年１０月４日、山形県米沢市において巨大な化物が目撃された。
目撃者は２０代の男性で、友人と二人で２１時過ぎに山中のとある場所にバス釣りに出かけた。いつもは利用しないポイントだったらしく、釣果を期待しての初トライであったが、車から竿を下ろしている時に、数十メートル離れた場所に巨大な生き物がうずくまっているのが見えた。

大型バイクほどの大きさがあり、当初は熊かと思い身につけていたヘッドライトを向けた。すると、何者かがそのうずくまっている大きな獣の前を横切った。その生物は二人の方を振り返ってこちらを見つめてきた。

大きさはゆうに２メートル以上、黒っぽい体で人型をしていた。もう一頭熊が出て仁王立ちしているのではないかと思ったものの、明らかに体や手足が細く、ヒューマノイド体型であった。だが、明らかに人間ではないと確信したのがその目である。田舎の山道などに設置されている直径２０センチほどの小さなカーブミラーがあるが、その生物の目はカーブミラーほどあったのだ。

呆然として立ち尽くす二人の若者。はっと我に返り、恐怖のあまり高価な釣り竿も投げるように車に放り込むと、飛び乗って脱兎のごとく逃げ出したという。後日、昼間の明るい時間に現場に行ってみたものの、その怪物の痕跡は見当たらなかった。

この目撃者に筆者はインタビューを行い、その証言を録音した。そのインタビュー音源を元に東京スポーツにて記事が組まれたのだが、筆者の推測では３メートルの宇宙人が、ついに日本に上陸したのではないかという結論を出した。巨大な光る目、２メートルを超える身長、黒い体、すべての特徴が３メートルの宇宙人と一致する。６０年以上前にアメリカを震撼させたあの怪物が日本にも現れたのであろうか。

フラットウッズ・モンスター

1952年9月12日にアメリカ合衆国ウェストヴァージニア州のブラクストン郡フラットウッズの町でUFOとともに目撃されたといわれる有名な「宇宙人」、あるいは未確認生物である。
10フィートモンスター。日本では「3メートルの宇宙人」の名で知られる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フラットウッズ・モンスター
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海外でも目撃される巨大な宇宙人

アメリカのUFO記事を読んでいると、３メートルの宇宙人は他にも目撃されている。カップルが目撃した事件や、宇宙人の星に行ったところ、沢山の３メートルの宇宙人が活動していたという目撃事例がある。

筆者は、実はもっと沢山の３メートルの宇宙人事件が発生しているのではないかと睨んでいる。２００４年１月１６日、メキシコにおいてパトロール中の警官が、黒い僧衣を来た魔女のような生物に襲われたという事件がある。この生物も大きくて真っ黒な目を持っており、黒い服に身を包み、パトカーのフロントガラスに何度も体当たりをしてきたという。襲われた警察官は恐怖のため意識を失い、同僚警官に救助されている。この事件も黒っぽい体、巨大な目、空中を浮遊するという３メートルの宇宙人との共通点があり、大変興味深い事例といえる。

このように、３メートルの宇宙人は世界中で度々出没している可能性がある。
それは我が国も例外ではない。米沢の事件よりはるか昔、３メートルの宇宙人らしき怪物が人を襲っているのだ。

西村白鳥によって書かれた江戸時代の随筆「煙霞綺談」によると、正徳年間三河国の吉田町に住む商人、善右衛門が名古屋の伝馬町に商いにいった。その途中、つむじ風にあい乗っていた馬が足を痛め、善右衛門も気分が悪くなって休んでいた。

そこに一丈三、四尺（約４メートル）の大入道が現れた。
その大入道は目を鏡のように光らせ、善右衛門に近づいてきた。善右衛門が恐れおののいてうずくまっていると、大入道は善右衛門を乗り越えてどこかに行ってしまった。

命拾いした善右衛門であったが、この怪物と遭遇後、食欲がなくなったうえ熱病におかされてしまい、１３日目に亡くなってしまった。随筆では見越し入道の一種と推測しているが、果たしてそうであろうか。４メートル近い体、鏡のような目、そして遭遇したものが体調を崩すというところが何やら３ｍの宇宙人的ではないだろうか。

宇宙人＝グレイタイプではない

他にも我が国では３メートルの宇宙人が暴れたと思しき記録が残されている。
遠野物語に出てくるマタギの鵺は山中で僧衣を着て空を飛ぶ怪物に襲われている。また、時代は下って昭和３０年代、徳島県において巨大な冷蔵庫のようなロボットの怪物が、夜間の道端に出没し多くの人を脅かすという事件があった。これも当時新聞で報道されたというが、まだ記事そのものを見つけるには至っていない。

宇宙人というと、映画、未知との遭遇が公開されて以来、どうしてもグレイタイプの宇宙人を想像しがちだ。昆虫型宇宙人やレプティリアンタイプの宇宙人も目撃事例はあるが、やはりメジャーなものはグレイタイプの小人型宇宙人だ。ひょっとしたら３メートルの宇宙人も、世界中で頻繁に目撃されているのかもしれない。

宇宙人＝グレイタイプという先入観を捨て去る必要がある。

文：山口敏太郎