「ファイアパンチ」作者がジャンプ本誌にやってきた!『チェンソーマン』第1話はマジ怒涛のマジ展開(ネタバレあり)
「ファイアパンチ」で知られる藤本タツキさんの最新作となる新連載「チェンソーマン」が、本日12月3日に発売された週刊少年ジャンプ2019年1号(集英社)よりスタートしました。”世界に轟くダークヒーロー物語”開幕…!
以下、感想レビューのためネタバレ注意です。
前作「ファイアパンチ」とは
作者・藤本タツキさんの前作「ファイアパンチ」といえば、少年ジャンプ+にて連載されたダークヒーロー物語。極寒の世界を舞台に、兄妹の非常な運命が描かれています。
少年ジャンプ+で連載されてすごい話題になった作品なので、触れた方は多そうな気はしますが…まだ読んだことないって方は公式でチェックしてみてください。
新連載「チェンソーマン」とは…
さて、「ファイアパンチ」完結から約1年くらいでしょうか…まさか作者が、本誌のほうへやってきました。それも、今作もダークヒーロー物語ということで…。最初の壮大なスケールから、完結まで一気に持っていったところがあって、正直…リアルマジな意見としては「風呂敷を広げすぎた」感はあったかなと思っています。
しかし、序盤の引き込まれる展開が魅力的な前作だったので、今作「チェンソーマン」にも期待したくなるところ。今回も同じようにダークさ満載でお届けしております。違う点をいうならば、舞台が現代よりになったかなーと感じることと、完全少年誌へ移行したことで容赦ない表現はできなくなったのかなー…と思うことと。まあ実際読んでみたら、描写に関しては申し分ないかなと思いますよ。
デビルハンターと少年
いきなり腎臓売ったとか借金3804万円とかきついワードから始まる「チェンソーマン」。この世界では、悪魔討伐…デビルハンターという職業が稼げるらしい。とりあえず第1話で出てきた悪魔だと、1体40万円だそう。
そんな悪魔を倒したのが、デンジという少年と、鼻の部分がチェンソーとなっているワンちゃん・ポチタ。生き延びるため、デンジとポチタが一緒になってデビルハンターとしてお金稼ぎをしています。
いきなりの悲惨な展開…からの…
デビルハンターとして雇ってくれていた男がいたんですよ。でもそんな男が、悪魔に魂売っちゃってて、ゾンビたちがデンジを殺しにかかってきた。普通の生活を夢見ていたのに、そんなことはできず…まさかまさかの、惨殺死体になってしまった。
だけどポチタがデンジと融合。デンジは生き延びることになり、そしてデンジを襲ってきたゾンビたちを圧倒。
その姿、人間ではない。頭と両腕がチェンソーになった、異質な存在へと変化していった。
そしてスカウトへ…
そしてデンジ、その戦いの後にやってきた公安のデビルハンターにスカウトされる。スカウトというか、「人として私に飼われるか」と美人デビルハンターに誘われたって感じですね。
見た目は完全に悪魔…だけど、美人デビルハンター曰く「人でも悪魔でもない匂い」という存在らしい。ここから、デンジのデビルハンターとしての戦いが、始まる…。
まとめ
というわけで「チェンソーマン」第1話でした。まさに序盤の入り方は前作「ファイアパンチ」に似た香りがしますので、「ファイアパンチ」好きにはたまらないと思います。意外だったのは、少年誌だけど主人公の細切れ状態がちゃんと描かれていたっていうことかなー…。まあ、モツとか中身的なものはなかったから、セーフなのか。
…うん、正直な意見としては、少年ジャンプ+向けな気はするよなぁー…と思いつつも、でもどこか、シリアスチックな内容をジャンプで求めてる感感じるので(アクタージュとか呪術廻戦とか)、その流れに乗れればいい感じになるのかも、と思ったり。さあ、今後どうなっていくかな…?
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相変わらずカタルシスの書き方は最高だった
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