男「…あ゙ー、熱っぽい」ズズッ
男「鼻も詰まってるし、鼻水も凄いな」ズズッ
男「…風邪かな、とりあえず熱計ろう…」ズズッ
ピピピッ
男「…37.6゚か…学校は休まなきゃな…」ズズッ
~♪
着信 女
男「…あ゙い、もしもし」ズズッ
女『おっはよー。今日もいつもの場所で待ち合わせねっ!』
男「…風邪ひいたから今日は学校休みたいんだけど…」
女「ええっ! 大丈夫!?」
8:名も無き被検体774号+:2012/03/20(火) 02:12:07.94 ID:ue92MCTjO
男「えっなにこれこわい」
女「ちょっと! 大丈夫なの!?」
男「今電話した所なのになんで女が俺の部屋にいるの」ズズッ
女「そんなのどうでもいいじゃない! 熱は!? 鼻は詰まってるのね?」
男「熱はあるけど寒気がやばい」
女「寒気も風邪のせいね…」
男「いやこの寒気は違う理由だと思う」
男「とにかく、今日は学校を休むよ」ズズッ
女「じゃああたしも休むよ!」
男「」
10:名も無き被検体774号+:2012/03/20(火) 02:18:01.81 ID:ue92MCTjO
女「あんた、独り暮らしなんだから、こういう時くらい人に甘えるべきよ!」
男「本心は?」
女「体調の優れない男君に母性本能をくすぐられたい」
男「正直でよろしい」
女「今日は男君の看病をするのだー!」
男ピピッ
男「…あ、おはようございます。びっぷら高校2年の男と申しますが、担任の先生はいらっしゃいますか?」
……
11:名も無き被検体774号+:2012/03/20(火) 02:24:29.24 ID:ue92MCTjO
……
男「…はい、よろしくお願いします。失礼します」ピッ
男「女の分のお休みも言っておいたからなー」ズズッ
女「うんーっ、ありがとう…ってこれじゃあ男にリードされてるみたいじゃんあたし!」
男「あー、別にそういうつもりじゃ…」
女「むー…あ、そうだよ! 男、さっき起きたばっかりでしょ! 朝ごはん作ってあげるー!」
男「おっ、ありがとう。女の手料理食べるの初めてかもな」
女「そういえばそうだね! この女さんに任せなさい!」
13:名も無き被検体774号+:2012/03/20(火) 02:30:37.78 ID:ue92MCTjO
……
女「…オリーブオイルどばぁ…」
女「…荒い盛り付けっ…」
女「…高い打点からの塩コショウ!…」
女「…今日はこれで決まりっ! 男っ、おまたせー」
男「おおっ、美味そう!」
女「お先に一口…んーっ、にくいねぇ」
男「おーっ、俺も食うよ!」
女「はい、あーん」
男「!?」
女(おぉ、動揺してる)
15:名も無き被検体774号+:2012/03/20(火) 02:37:04.20 ID:ue92MCTjO
男「いやあーんしてもいいけど風邪うつっちゃうよ」
女「別に大丈夫だよー、男は頭いいから風邪ひいたけどあたし馬鹿だから風邪ひかないし」
男「いやでもこう他人の目が気になるというか見られたら恥ずかしいというか」
女「もー、じゃああたしが全部食べちゃうよー?」
男「あ、それじゃあ俺があーんしてやるよ、それならいいんじゃないか?」
女「!?」
男「あ、動揺してる」