成立阻止へ「カード」次々 「外国人材」受け入れ拡大
会期末を10日に控え、7日の国会は大荒れとなった。
自由党・森裕子参院議員
「資料は出さない。資料は改ざんする」
伊達忠一参院議長
「森君、発言を禁じます。やめてください」
外国人労働者の受け入れを拡大する、入管法改正案の成立を阻止したい野党側。
採決を遅らせるため、6日、参議院の横山法務委員長と堂故農水委員長への、ダブル解任決議案を突きつけた。
解任決議案の趣旨説明に立った森裕子議員は、持ち時間を大幅に超える“牛タン戦術”を展開。
壇上では、自民党の大家敏志参院議員と立憲民主党の白眞勲参院議員が、一触即発の状態に。
さらに、大家議員は、自民党の長老でもある伊達参院議長に対し、演説をやめさせるよう怒号を飛ばした。
こうした混乱の中、涙を流す議員も。
共産党・紙知子参院議員
「良識の府といわれる参議院で、現場を置き去りにしないのは、私たちの役割です」
立憲民主党・有田芳生参院議員
「どのように大変な思いをして、苦しい思いをして、日本で亡くなっていかざるを得なかったのか。あなたたちは、この現実を知らないだろ」
伊達忠一参院議長
「有田君、時間が超過しております」
さらに、ゆっくり時間をかけて投票する「牛歩戦術」で抵抗を試みる議員も見られた。
しかし、両委員長への解任決議案は、与党などの反対多数で否決。
これを受け、法案の委員会審議が再開されるはずだったが。
野党5会派は、今度は、「不誠実極まる対応を繰り返してきた」などの理由で、山下法相への問責決議案を提出。
またしても、審議は始まらなかった。
立憲民主党・有田芳生参院議員は、「与党と委員長だけで採決しようとしたことに対して、野党は強く反対して、山下法務大臣問責決議案を提出した」と述べた。
さらに野党側は、本会議の中で、自民党の大家議員が野党議員を突き飛ばしたとして、その行動を問題視。
さらに採決が遅れる事態に。
一方で、カメラには、大家議員が白真勲議員に顔を触られたとして、激高する場面も映っていた。
野党側は、安倍内閣不信任案などの提出も視野に入れており、いわゆる「深夜国会」となる可能性も出てきている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00407220.html
参議院でだしても、威力が弱いどころか、衆議院の解散総選挙で対応されると、
特定夜盗は政党支持率が誤差範囲内じゃ、政党として存在できなくなるところもでるんじゃね?
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