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海にまつわる怖い話・不思議な話『水没者回収業者の話』『夜さで』『国語教師だけが"呼ばれる"海』他 | 不思議.net

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海にまつわる怖い話・不思議な話『水没者回収業者の話』『夜さで』『国語教師だけが"呼ばれる"海』他

2018年12月10日:23:00

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コメント( 2 )



8: 前スレ最後の話題より 03/03/16 15:05
水没者回収業者の話
969 :水没者回収業 :03/03/16 13:37
はじめてドザエモンを見た時の話を
 夏になると漁港の堤防から、ザブーンと飛び込むのが実に楽しかった。
最初は怖いものの(2mh程度)慣れればへっちゃら、怖くておどおどしていると
同じ遊びをしていた工房DQNから放り出されることもあった。
ここらへんは潟なので透明度はあまり無く、海の色で深さを診ることが出来ない
堤防の土台が見えていなければ着地することはない・・というのが漁師の子らの定説ですた。

 お盆前のこと、都会から帰省した連中か見慣れない連中が、俺らの定位置で飛び込んでいやがる。
ちょっと不愉快に思いながらちょっと離れた場所で遊び始めました。しかし都会の奴の
飛び込みっぷりはスマートでしばし見惚れておりましたら、華麗に飛び込んだ野師が一向に
上がってこない?これは一大事、大騒ぎになりました。何人か飛び込んで潜ったりしていますが手探り。
俺は飛び込んだ位置をみていたので飛び込んだのです。皆が海底の潟をかき回したおかげで
視界はほとんど無く手探り。手を動かしながら探っていましたが手掛かりなし、
浮上しようと上体を起こした時足に何か触れました。息が持たなくなったので一回浮上し、
ここになんかある!と言って再度潜りました。

まつわる話が怖い写真貼ろうぜ
http://world-fusigi.net/archives/8865388.html

引用元:  海にまつわる怖い話・不思議な話  







9: 03/03/16 15:05
970 :水没者回収業 :03/03/16 13:38
つづき
潟に手が届くまで潜ってからまた手探り・・で何かを掴みました、人肌のような?引き寄ってみると
人そのもの、びっくりして息を吐いてしまい溺れて、ミイラ取りがミイラになるところでした。
 見た感じは、皮膚は白く見え髪の毛はフワッとしたようで、体勢はえび反った感じです。
掴んだのは肩、表情は見たのかもしれませんが記憶に無いです。
結局レスキューと消防団が来て引き上げましたが、即に死亡。
 両太腿まで潟に抜かって(刺さって)いました。俺ら田舎者とちがって飛び込み方に
原因があったのだろうということに。抵抗がない分そのまま着底した・・潟にはまった経験のある人なら
理解できるとおもいまつ。多分彼も相当慌てたとおもいます、勢いよく抜かったんだろうからなぁ
因果なもんで、いまはドザエモン様を回収する機会が多いところで働いていまつ。現実の話でスマヌ

10: 3 03/03/16 15:06
973 :水没者回収業 :03/03/16 14:17
海流に乗って来た水没者
 ほかの水没者の話も書いてみます、職場がばれるとイヤなので大まかに書きますが
プレジャーボートからの情報で、人のようなものが流れている。"ようなもの"だから死んだウミガメとか
そういうのも結構ありまして、それに近海ではこれといって事故も発生していませんでした。
現場海域へ到着後、通報のあった時間と潮流/風を考えて双眼鏡などで検索します。

 通報から3時間後に水没者を発見しました、遠目にはウミガメの死骸にみえましたが寄ってみると
確かに人らしき形をしています、お腹が今にも張り裂けんばかりの状況です。魚に突っつかれた痕も
あったり欠損している部位もあってかなりグロテスクですが、引き上げなくてはいけません。
鉤のついた棒では無理なので、船員お手製の網で引き上げ甲板に降ろします。
 うちの船長は信心深く引き上げた後、お神酒、お塩、どこかの神社の湧き水などを用いて
船、水没者を清めます。これは事務的な話になってしまいましたスマヌ よってsage

14: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/16 16:30
私が父から聞いた海にまつわる怖い話を一つ。
1960年代、北海道日本海沿岸の漁村に生まれた私の父は
漁師の子供として当然のごとく小学校高学年の頃から
休日や長期休暇の時分にはイカ釣り漁船に乗って働いていました。
イカ釣りは夜に行われるのですが
この頃の漁師は暗黒の海に落水するより怖いものがあったそうです。
それは波間に見え隠れする、機雷です。
父が言うには
潮の干潮によって海面近く現れた機雷が
漁船の漁り火にきらりと光る時などは思わず
手練の漁師でも網を持つ手が震え
仲間の船が機雷に引っかかって木っ端微塵に
吹っ飛んだときなどは
イカや燃え上がる漁網、船や漁師の残骸が
海の夜闇に赤い光の糸を引いて飛び散り
周囲の漁船の甲板や漁師を打つ
阿鼻叫喚の地獄となったそうです。
以上、冷戦という母胎が産み落とした海にまつわる怖い話の一つでした。

15: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/16 18:59
>>14
おお、今までとはちょっと違う方面の話で興味深いですね。
現実的な恐怖だ・・。

16: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/17 09:54
陸の人間のイメージでは広い海でモノにぶつかる可能性なんて低いんじゃないかって思えるけど、
夜間だったら確実に(昼でもだろうけど)機雷なんて見えない罠。

コレも確かに((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルものだな。

18: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/17 15:28
砂浜を歩くもの
新スレオメ。前スレ932です。今頃書かせていただきます。
5年前の6月、日本海に面したある県でのお話。

その日は町のお祭りでした。
当時厨房だった私は、夜遅くまで遊んだ挙句に海岸の親戚の家に泊まったんです。

次の日。目が覚めると朝4時半頃。
昨日の余韻があるのか、再び寝ようと思っても寝付けない。
そこで、ふと海が見たくなったんです。海を染める朝日(・∀・)イイ!
というわけで、家の裏手の海に逝きました。

私が家から出た時、周囲はまだ暗く、街頭の灯がまぶしかったです。
防波堤に上がると、小さな波音が響いていました。

それからは、しばらくその場に座り込んでマターリしていました。

19: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/17 15:33
で、ようやく朝日が顔を出して、満足した私は家に戻ろうとして立ち上がりました。
その時、ある異変に気付きました。
何かが砂浜に立っていたんです。1つではなく複数。大きい。体をブルブル動かしている=生物。
髪の毛(らしき部位)から滴り落ちる水滴。
まさに( ゚д゚)ポカーン といった状態になって、それらを見つめていたんです。

しばらく呆けていたら、それらは砂浜の上をどこかに歩いて消えていきました。
私はそれらが消えてからすぐに家に駆け込んで震えながらテレビを見ていたので後は分かりません。

以上。分かり辛ければ補足します。

20: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/17 15:35
因みに図にするとこんな感じ。


太陽

日本海
────────────────
砂浜    変な人達→歩いて逝った→
────────────────
防波堤 私
────────────────
道路
────────────────
親戚の家

22: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/17 16:33
それって北の・・・・ガクガクブルブル

49: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/26 16:58
マリンスポーツ関連の話
つまらん話で恐縮だが・・

小さいながらも、ボートをF県のW湾のマリーナに置いてある
去年の10月から11月くらいに直径1m以上もあろうかと言う
巨大クラゲが大量発生して、轢いても仕方ないと思うくらいの数が浮いていた
後ろめたい気持ちではあるが、クラゲを巻き込むようにしか操舵できない
「それが当然のような気になるくらい」に、巨大なクラゲが大量にいる
海に半透明ではあるが白い物を轢きながら・・
それは気持ち良い物じゃないのは確かだった

今年もシーズンを迎え、先週乗りに行ったんだ
そう、去年と同じように「仕方がない」と言う気持ちのまま

簡単な整備も終わり、船を下ろしクルージングに出かけた

50: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/26 16:59
>>49 続き
船の上で昼食を取っていると、船底から「コツン!」と突き上げる音がした
足に伝わる小さな振動と供に・・一回・・二回・・

魚探では水深8m、釣のシーズンではキスやカレイの釣れる場所だ
乗船していた女房も不思議がる、勿論俺も気になる
「はっはっは・・ここはイルカも来るらしいから・・」とは俺の強がり
イルカがいるような気配も姿も見かけてはいない
漁師の姿もチラホラしか見えない湾内に内心穏かでなくなてきたのも確かな事
次第に気持ち悪くなりその場を離れ、そのままマリーナに引き返えそうとした
うねり出した海は多少荒くはなっていたが、日本海では大した事はない
湾の真ん中ほどに来た時、エンジンの音が変な事に気が付いたが
マリーナまでは、何事もなくたどり着く事ができた

船を陸揚げしてもらう時に、ふと目をプロペラにやると
白い小さな布切れが絡まっていた
その時は、何時もの漁師のロープだろうと気にしないでいたが・・
洗浄しようとプロペラに絡まった白い布切れを外して広げて見た

それは、紛れもない女性の下着であった

52: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/27 15:26
プロペラに絡まる物と言ったら、コンビニの袋とか漁師がちぎって捨てた網
遠く半島から流れてくるような得体の知れない物
プロペラに絡まって一番怖いのが、漁師の捨てたロープだが
中には生活ゴミを捨てる人もいるようだし
大雨の後などは、何処から紛れ込んだのか動物の死体・・
だから、女性の下着と言ってもそれほどに慌てた事はなかった
もしかしたら、船上でのHの残骸かも知れないとも思える

気持ちが悪かったのは、下着よりも昼食時の船底をコヅク音だった

音で思い出したのだが・・

53: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/27 15:42
>>52 続き
ボートを買って間もなく、嬉しくて夜の海にも出かけた
何かしらの魚が食いついてくる可能性も夜の方が高い事もあって
土曜の深夜にマリーナを出港する事もあった

湾内で風の当たらない島影にアンカーを降ろし釣を始めた
何時もなら、小魚でも入れ食いを体験できるのに
その日に限っては、あたりすらもない・・
船首の方で竿を出している時に、突然船尾のステップラダーが音を立て海に下りた
二段の折りたたみ式で、折り曲げた所を蝶ねじで固定をしてある
はずだが・・
背中から驚かされた気持ちで、一瞬ドッキ!とはしたが
「まさか・・」と言う気持ちの方が強いし、その手の者?を見た事もないので
元通りにして、釣りを始めた
すると・・・しばらくすると、同じようにラダーが落ちる音がした

流石に女房が怖がったので、暗闇の中をマリーナ目指したが
いったい何が起こったのか、今でも不思議でならない

その後で映画リングをテレビ放送を見てしまった・・
関連付けて考えた女房は、二度と夜釣りには行こうとはしない

55: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/29 08:22
リングのシーンで怖かったのが、貞子さんがテレビから這って登場する場面
それがもし、深夜の真っ暗な海上でラダーを登ってきたら・・
あり得ない事だが、想像すると結構堪えるものがある

堪えたでもう一つ思い出したんだが・・付き合ってくれ

ボートに移る前は、お決まりのジェットから始まった
その時の体験なんだけど・・
N川はゴキジェッターの集まるメッカとして有名だったが、スロープもあり
便利だったので、いざこざを避けながら良く走りに行った
その日も、何時ものように集会場なみの賑わいを見せていた
頭の悪そうな女性、いい所をみせようと必死なゴキ達
女房を後に乗せて、まったりと走っていたら物凄い勢いで横を走りぬける
後に女を乗せたゴキ操縦のジェット・・見ていても無謀だった

60: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/30 04:32
>ゴキジェッター
殺虫剤ですか?

61: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/31 08:05
>>60 殺虫剤でもかけてやりたい、水上の珍走団の事

56: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/29 08:23
>>55 続き
N川を下流に向かうと橋脚が3つある、その一つに突進していくのが見て取れた
たぶん、橋脚寸前でターンでも決めて女にいい所を見せようとしてんだろうが
仲間のジェットの引き波が水面に残っていた
引き寄せられるように・・橋脚に向かって行くのが見える
女性の「危ない!!」の悲鳴に近い声がジェットの爆音の中かすかに聞こえた
ジェットは橋脚に突っ込んだ・・俺のジェットの前70~80m位だった
救助・・事情聴取・・惨劇を見てしまった女房は精神的に参ってしまい
しばらくは口も聞けないくらいの衝撃を受けた
勿論俺も例外ではない、しばらくは『スイカ』も食えなかった・・

今でも、その時の女性の声が耳に残っている
かすかではあったが、確かに「危ない!!」だった・・

夏、お決まりのように海に漂うスイカやかぼちゃを見つけると
その時の二人を思い出す

板違いかもしれないな・・すまん

57: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/29 08:44
こえー!

58: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/29 11:53
マリンスポーツに関する怖い話・・・確かに(((( ;゚д゚)))アワワワワ

越前クラゲの大量発生もキモーだったけど、船上の不審な音って確かに怖そう・・・。
毎年ジェットも事故がニュースで流れるけど、実際に見たのとニュースで聞くのでは
大違いだろうな((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

61: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/03/31 08:05
>>58 複雑な気持ちだよ・・説明なんて出来ないかな
今年もシーズンが始まると、同じような事故が多発する
ルールやマナーを守れば、楽しいスポーツなのだが現状はそうは思ってくれないだろ
陸上のバイクも今は棲み分けが出来ているようだが
一時期は、バイク=暴走族と見られた時期もあったしね
それと同じ事が言えると思うのだが、払拭するには時間が掛かると思う

N川は河口堰が出来て潮の干満の差がなくなってしまい、潮干狩りのように
「しじみ」を取る事も出来なくなってしまったが、昔はそんな事も出来たんだ
川の干満は激しい、満ちて来たら子供は早く逃げないと大変な事になる事もある
そんな事故の話を聞かされた事がある

子供が行方不明になった!探して欲しいとゴキ達に
必死に頼んだらしい、機動力もあるジェット、どうにか見つけたい一心で
神にもすがる気持ちだったんだと思う
しかし、答えは素っ気無く・・無視されたそうだ
消防団、警察の捜査の横を我が物顔で走り回るゴキ達
子供を見失った人が悪いかもしれない、しかし事故なんだ
事故の憎しみを向けらるに充分だと思った
子供は数時間後、ゴキ達の走り回る直ぐ下流で
二度と帰らない姿で見つかったららしい・・
俺は「すいか」を救助した経験があるが、この話の方が
怖いと思った

66: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/02 01:30
海の怖さって、そこが本来人間の活動するテリトリーじゃないからっていうのがあると思う。

親父が趣味で釣り船(船外機タイプ)をもってて、消防のころによく船釣りに行ったんだけど
あるときイルカ2頭現れて、船の隣にならんでしばらく泳いでたことがある。
この話をすると(特に女の子)、大抵「カワイイ!」とか「さわってみた?」とか言われるんだけど
もう全然そんな余裕なかった。海に穴があいたみたいな不気味な真っ黒いカタマリで、
見てると引きずり込まれそうになる。怖くなって操舵室に隠れて(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルしてた。

水族館のような人間に絶対有利な場所から眺めるのとはまったく違う生き物だったよ。
海ではそこの生き物が絶対の強者で、人間なんて落っこっちまったらもう手も足も出ない。
鯨とランデブーなんてよくテレビでやるけど、とんでもない肝っ玉だなあと思うよ。

67: わたしのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/02 08:45
>>66 確かにそうだね『海に穴があいたみたいな不気味な真っ黒いカタマリ』
的を得た良い表現だと思うな

海で不思議な事を体験する度に、正直怖いと言う気持ちになってくる
その海に棲んでいる生き物に、同類の恐怖を感じても間違いではないよ
消防の頃、地球以外の星には生き物はいないと教えられ
その説明も生き物が住める環境ではないと言われ続けた
少し大人になると、なるほど・・と思えるようになったけど
消防の俺には、人間には棲めない水の中に生物がいるのに
なんで火の中に住む生物はいないのだろう?
いても不思議ないよな・・
なんて、思っては宇宙人の存在を信じてた

前出の、女房の言葉を借りれば
「海には魔物が棲んでいる」となるんだけど

74: コピペ 03/04/07 02:03
断崖絶壁を登る人達
去年の夏。友人達と三人で酒を飲みながら夜を過ごしていました。
気が付くと時計は4時10分。
そろそろ寝ようかと思った時、いきなり何を思ったのか友人が
「朝日を見に行こう!」って言い出したんです。
自分は寝たいと言ったのですが、もう一人の友人も「行くか~」
と言い出し、結局ちょいと遠い所にある断崖絶壁の灯台の見える近くの丘に
車で行きました。
眠たい頭でボーとしながら待っていると、少しずつ空も明るくなってきました。
やがて5時になって、もうすぐ出ると思ったその時、友人の一人が
「なぁ、あそこに誰かおるぞ」
と言い出したのです。「はぁ?」と思い、友人の指差した方向を見て驚きました。

灯台の断崖絶壁のを、人が這い上がって登っているのです。
初めはロッククライミングかと思いましたが、こんな時間にやるわけがありません。
ひたすら三人とも無言でその異様な光景を見ていました。
そして最初は一人かと思っていたのですが、気が付くともう5,6人ほどいます。
そしてさらに崖を登る人はまた一人増えました。
海の中からです。海面にいきなり顔が出てきたかと思うと、そのまま崖を
登り始めるのです。少し遠すぎて、顔は分かりませんが、皆普通の服装で
男も女もまじっています。
「何かやばいって、逃げよう」
友人がそう言いました。
もちろん皆ここに居たく無いので、すぐに車に乗り込み、灯台を後にしました。
あれから2度ほど灯台に行きましたが、そんな事は起こっていません。
良く地元では自殺の名所と言われていますが、
あれが何だったのかは今でも分かりません。
ただ、断崖絶壁の崖を人が海の中から出てきて登り始めるという光景は、
今でも思い出しただけで背筋がぞくぞくします。

81: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/08 23:51
>>74
ひええええええーーーーー

90: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/09 10:14
>>74
遅レス申し訳ないが、なんか七人ミサキを連想させますね。

89: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/09 08:47
思い出した時ばかりですまんけど・・

女房と海水浴に出かけた、確かお盆だったと思う
もう、海ではしゃいだり青春する年齢でもないので浜辺でまったりとしていた
耳に入ってくる音は波と風の音だけで、次第にうとうとし始めた
どのくらいたったんだろう・・耳になにか「場違いな声」が聞こえてきた
お坊様のお経のよう・・数名の男女がすすり泣く声・・
嘘だ!!!
目を閉じていても、だんだん近づいて来るのが解る
お坊様のお経・・ち~ん!ち~ん!と鐘の音
こんな真夏の炎天下の昼間にでるわけない!自分に言い聞かせていたのは本当の事
慌てて目を開けて振り向くと・・

お坊様を先頭に一家族と思われる男女が数名
手には線香、スナック菓子や果物やお花を持ち、ハンカチで目頭を押さえ・・
俺達を無視するような哀れむような目をしていたのが印象的だった

その家族は、海に花を投げ入れ菓子や果物も投げ入れ
お坊様のお経に手を合わせ・・涙を拭っていたんだ

俺等はその場にいる事も出来ずに退散したけど
その浜で事故か何かあったのは明白だね・・

帰りの車の中で、女房が俺に
「あんたと一緒に出掛けると必ず何か起こるね!」
そんなわけないんだけど、そうなのかな・・と
思い返す事ばかりなのは、本当かも知れない

92: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/09 14:59
>>89
その場に居合わせたら
滅茶苦茶気まずそうですね・・・
お盆の海は引きずり込まれるから泳ぐな、
とはいわれますが
供養する人達が訪れるかもしれないという面でも
気をつけるべきなのかもしれないっすね...

94:       03/04/10 08:12
>>89
水の事故って「引き込まれる」感じだと言うし
川なんて、流れが幾重にもなっていて見えない所が急流だったりするしね
海も気象の変化で何時どう変わるかを、推測しなくては危ないね
特に子供連れの時は、注意の上にも注意しないと
失ってからでは、遅すぎるからね

96: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/10 15:23
海水注射
海にまつわるっていうか、ビミョーな話で恐縮ですが強烈なのが一個だけあります
俺は、今は東京で暮らしてる田舎モンなんですが
中学二年の頃の話で、家では裏戸一枚で続く畑(庭?)でヤギを飼ってたんですよ
つがいで飼っていてその頃は仔ヤギが二頭いました
一頭は産まれて四ヶ月ぐらいの赤ん坊で
なついてて可愛いからってよく座敷に上げて遊んでたんです
爺さんとか親には不潔だからやめろって怒鳴られましたが
それでも懲りずに座敷に上げてたんですが
そしてある日、裏戸に仔ヤギが左後ろ足を挟まれて怪我をしたんですよ
血が出てる足をびっこ引きながら悲痛にメェメェと鳴きだしたんです
その時、親父と爺さんが農協から帰ってきていて全てがばれて殴り飛ばされました
獣医に診てもらうと挟んだ部分の太い血管が潰れて出血したから
じきに弱って死ぬって言われたんです
俺はハクジロウ(仔ヤギの名前)が死んだらお前のせいだって爺さんに言われて
どうにかして助けようと思ったんです

97: 上の続き 03/04/10 15:24
無い頭で必死に考えた結果、俺は最悪の事態を引き起こしたんです
その日の晩、学校の理科で海水と血液は中身が非常に似ていると教わったことを思い出し
爺さんの持ってた剥製用の注射器に潮溜まりから汲みんだ海水の上澄みを満たし
夜中にこっそりヤギの小屋に行きハクジロウに助かってもらいたくて輸血のつもりで注射したんです
そしたらゲェーッと長く絶叫して目が飛び出て耳鼻口から血やらゲロやら噴出して死んだんです
驚きと恐怖のあまり俺も吐き戻しました
家族が即行で小屋に来てゲロまみれの俺はもう死ぬのかと思うぐらい殴られたうえ
母ちゃんは私は気違いを生んだ、って号泣する始末
翌日から中学を卒業して仙台市内の寮がある高校に行くまでは
家族や親戚からは一線を引かれた扱いを受けました
あの夏の夜からもう十三年とちょい
ゴメンネ、ハクジロウ、
我が家族一同様、ソロソロ、ユルシテクダサイ
この文章を御覧の皆様、海とは関係が薄い上に長くなって申し訳ないです
では

102: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/10 18:11
>>96>>97
すさまじい・・・。
しかし、海水を注射したらそんな壮絶な事になってしまうものなの?

98: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/10 16:04
sugeeeee話だ

106: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/11 13:40
凄い話が続いて、俺の話が下らなくなっちゃうけど・・

ボートを預けてある湾には幾つもマリーナが点在していて
湾内ならば、風やうねりの強い日でも相当の事が無い限りはボート遊びが出来る
去年の夏、俺の預けてあるマリーナとは別のマリーナのスッテカーを貼った
船自体はちょっと前のモデルだが、いかにも免許取立てといった感じの
お父さん操船の5人家族の船を見かけた
ちょっと高い波を、舷の横で受けていたり
波に船を横乗りで上げるような操船をして、見ていても危なっかしいのだ
子供達はそれでも楽しそうだし、海っていいよな・・なんて女房と話していた
しかし・・何かが変?一見仲の良い何処にでもいる家族なんだけど
気になり始めたので、その船の50mくらいまで近寄ってみた
お父さん、お母さん、お姉ちゃん(8歳くらい)妹(5歳くらい)弟(4歳くらい)
両親と娘さん二人はライフベストを着ているのだが
男の子はライフベストを着ていないのだ
その時は、子供はベストを嫌がるし、危ないな・・なんて思っていたんだ
軽く挨拶をしてその場を離れた

107: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/11 13:41

その船ともう一度出会い、挨拶を交わした・・また不思議に気が付く
男の子がいない?
俺は、具合悪くなってキャビンにでもいるのだと思った

「こんにちは釣れましたか?あれ?僕ちゃんは具合悪くなっちゃったのかな?」
俺が話しかけると・・

「家は娘二人だけなんですよ・・」

俺は気まずい思いで「お姉さん達が元気だから僕ちゃんに見えたのかな?」
その場しのぎのように、話をつくろった
俺も女房も確かに男の子が乗っているのを見た・・?

先週、その船に出会った
お父さんも操船が上手になっていたし、家族4人しか見えなかった

その話をぶり返した俺は、船上で女房のビンタを数発喰らった・・

109: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/11 16:25
いい嫁さんだ・・・

126: 空亀 03/04/12 20:31
花火した後、ノリで夜の海を一時間くらい泳いでたら
次の日、原因不明の発疹で一週間くらい熱が下がらなかった。
体中いたるところに、赤いブツブツが出来て
しばらく経つと、傷口はあまり化膿しない俺だが
その赤いぶつぶつから汁がふき出した。
完全に汁が出終わると、熱も下がり発疹もなくなった。
おそらく水中で何かに刺されたかなんかされたと思われる。
幸い、跡が残ることはなかったけど、
夜の海は何がいるかわからんから、泳がない方がいいと思った。

130: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/12 21:00
サメに襲われた人っている?

131: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/12 22:50
鮫にあったことはないなぁ。

微妙にスレ違いだけど。
7年ぐらい前、俺が小学生の頃の話。

その頃俺は小学校の野球部に所属していて、その日は日曜日。
どこぞの大会にでるため父兄の車に分乗して試合場である河川敷のグラウンドに向かった。
試合場についてもまだ試合までには大分時間があるので、何人かのチームメイトと
その辺を探検していた。
そしたら川岸に濡れた小さな段ボール箱発見。
エロ本だ!
誰もがそう思った。
きっとあの箱の中には大量のエロ本が隙間なくぎっしりと詰まっているはず。
皆でその箱を囲むように円陣を組み、勢いよく箱を開ける。
すると、中に詰まっていたのものは
両の目玉が飛び出て今にもポロリと落ちそうな、子猫の水死体でした。
誰かが箱に詰めて流したのか。
それとも捨て猫として箱に入れて放置しておいたところ、潮が満ちてきて溺死したのか。
とにかく惨い有様でした。

初めて水死体をみて、ああ、こんなになるんだなぁと思ったそんな淡い思い出です。

132: フロッガー 03/04/12 23:41
重い竿を引きずる魚
20年近く前になりますが、私が小学校3年生頃の夏休みの話です。
その日私は父と実家近くの防波堤に夜釣りに行きました。(ちなみに実家は千葉の田舎です)
対象魚はアナゴ。イカの切り身を餌に、ぶっこみ釣りをしました。
現場には20時頃に到着。有名な釣り場なので、他の釣り人や夕涼みがてらの見物人も多くいました。
それぞれ仕掛けを投げ込みます。
父は古くて重い投げ竿を使っていました。当時の私が抱えるとヨロヨロした記憶があります。
仕掛けを投げ込んでしまうと、魚がかかるのを待つだけです。
父は私を番に残して、トイレにいってしまいました。
残された私は、ぼんやりと夜の海を眺めていました。

134: フロッガー 03/04/13 00:06
続きです
しばらく経った頃、すぐそばで何かガタガタ音がするのに気付きました。
脇を見ると、父の竿が揺れ、リールの金具が防波堤のコンクリートと接触して音をたてているのです。
なんだこれは?と思っているうちに、竿は海に向かってズルズルと動いていきました。
何かが仕掛けに掛かっています。竿を押さえなけりゃ、と思いました。
その反面、あんな重い竿を引きずる魚なんて信じられず、驚きのあまり身動きができなかったのです。
そうこうするうちに竿は海に落ちてしまい、沖に向かって一直線に進んで行きました。
いつのまにか戻って来ていた父は、あ然としていました。周囲の大人達も驚いていました。
結局その日は、予備の仕掛けを出しても釣果は上がらず、早々に引き上げました。
竿を持っていってしまった魚の正体は、未だに分かりません。個人的には大きなエイではないか、と思うのですが。
海の底知れないところは、東京湾内でもこういったことがあることです。

138: オキ 03/04/13 04:38
夜さで
新スレおめ!(おそっ)
てなわけで、久々にカキコ。
またもやまったり、トロくいくので、嫌なかたは飛ばして下さいませ(スミマセヌ)

皆さんは『夜さで』ご存知ですか?
多分、うちの方言なんでしょうけど、説明しますと、夜にニナ貝やら子サザエやらを浜辺に取りに行くんですけど。
夜になると、昼間深めの所に潜んでいる貝やらが、ワラワラと浅い所に上がってくるんですね。(何でかは知りません)
『夜さで』に行くのは夏のみなんですけど、(やっぱり冬は水が冷たいからかとおもわれ)夏の夜の海って、昼間よりも水温が高いんですよね。(これも何でか知らないけど)
浅い所だと温水プールなみでして、子供心にも気持ち良くて嬉しい。→続く

139: オキ 03/04/13 04:54
そんな、『夜さで』に出かけた時の話・・・

ただでさえ、膝下位の所に、それはもう踏み場も無いくらい貝がいるので、潜る必要は無いんですけど、小学生の身長位の深さの所までいくと、サザエなんかも結構大物なんですよね。
私や弟は子供だったので、やっぱり海に入ると「泳ぎたい!」と思ってしまい、懐中電灯片手に暗い海に頭までつかり、大物を狙うわけです。
それは、うちの父も例外無く(←子供と一緒の父なのです)
懐中電灯片手に、真っ暗な海中を探るというのは、なかなかスリルがありました(今にして思えばよくそんなことできたな、と)
懐中電灯で見える範囲ってのは、空気中とは違い海中ではかなり限られますから・・・→前置きナガイナー

140: オキ 03/04/13 05:10
ここからは父の話な訳ですが(やっぱり父なのです)

ニナ貝なサザエは結構岩に生えた海藻の下あたりにいることが多くて(日本海側と太平洋側は違うと聞いたことがあるんですが、うちの田舎はそうです)父はその時、自分の身長位の深さの所で海藻をかき分けて、大物を狙っていました。
潜りながら髪の毛のような細い海藻をかき分けているうちに、
「ガリッ」
と何かに咬まれたそうです。
「チッ、海蛇かアナゴか!?」
とその咬んだものの正体を突き止めるべく、ライトでその辺りを照らすと・・・

海中に揺らめく髪の毛の真ん中に、目を見開いた『カオ』があったそうです。→もう少し続く

141: オキ 03/04/13 05:28
それを見た父は、それの正体をそれ以上確かめることもせず、さっさと私達を陸に上げ、とっとと家路についたのでした。
その時私達は、なぜ急に帰る命令が出たのかもわからず、ブーブーと文句をたれて家に帰ったのですが・・・

父の人差し指には人間が奥歯で咬んだような咬み傷が残っていました。
「あれが、えべっさん(水死体)か、へんなバケモンみたいなもんかは解らん。でも、あげなもん夜の海中で発見したら、心臓が止まるだら(爆ワラ)」

そんな父をみて、あんたの心臓が止まらなくてよかったよ、そして見たのが私じゃなくてよかったよ、と思う私でした。
→水死体なら、どっかに報告とかしなくていいの?と、私が思ったのはずいぶん後の事でしたが。

実際あったことではあっても・・・
あんまりオモシロクナイし。
すいません。さげてないし。

145: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/13 11:32
オキさんは隠岐の人なのね?「よさで」は隠岐で遣う語のようだ。
松明などをともして夜に貝類などを拾い歩くこと、とあった。

147: 不良船員の倅 03/04/14 19:50
友人が体験した、まあ(本人以外には)笑い話なんですけど。

友人が大学生のとき、夏休み中に仲間ら数人と青森県に旅行した。
それで波打ち際に露天風呂があることで有名な、不老不死温泉に泊まった。
夜、さんざん飲んだ挙句、仲間のひとりが「酔い覚ましに露天風呂行こうぜ」
って言い出したので、皆で入りに行った。
そのうち一人のバカが、「あー、熱いー」とか言って、真っ暗な夜の海に
飛び込んだが、すぐ「ウギャー!」って悲鳴を上げ、気絶して浮いて来た。
友人らはすぐそいつを引き上げ、救急車を呼びそいつはフルチンで搬送
されて行った。暗くて状態が分からなかったので、急性アル中と思ったらしい。
翌朝、友人が現場を見に行ったら、露天風呂の周囲はおろか、海一杯に
「カツオノエボシ」らしきクラゲが大量に浮いていた。
まあそんな訳で旅行は中止して、搬送先の病院へ他の仲間たちと見舞いに
行ったが、首から下全身がムチ打ったようなミミズ腫れで、主治医に
「おまいらアフォでつか?ショック死寸前だったんだぞ」って、小1時間
とは言わないものの、こっぴどく怒られたそうだ。
まあ、お盆過ぎの海なんて、クラゲだらけなのは常識な訳で(日本海側限定?)。

だから夜の海は怖い、ってオチでした。

152: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/15 12:23
>>147
救助した他の友達も被害に遭わなくて良かったと言う感じですね・・
友達も共倒れで、そのまま全員意味不明な攻撃を受けて
なんて考えたら、怖いよ・・怖すぎるよ!

171: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/22 08:17
僕は怖かったんですが他の方に較べれば大したこと無いので手短にするようがんばります。
大学2年のとき、家族で伊豆の南端の方へ海水浴に行きました。大きめの旅館が一軒二軒あるくらいの小さな海水浴場でした。地名は失念。
二日ほど海水浴を楽しんだ後、中2の義理の妹は宿題だかなんだかで旅行した周辺地図を作成することになっていたらしく、周囲への散策へ行くといいます。僕は当時新しく増えた家族へのサービスにいそしんでいましたので同行することにしたんです。
旅館の隣はもうでかい岩場のような小山になっていて、そちらへ入っていきました。
小山の上に展望台があり、そこからの写真撮影とスケッチを簡単にして、小山の反対側に降りる小さな道を降りていこうということになりました。
海からの風のせいか、あまり背の高くない木が生い茂っていてトンネルのようになっており、
真夏の炎天下でも涼しく足元が多少薄暗かったのですが、急だったので妹の手をとって少し降りたんです。ああ、多少の下心はあったさ。ありましたとも。
急な山道を7~8歩も降りたところでしょうか。妹が僕の手をぎゅっ と握り締めてきます。
足も止まっています。
おや、これは・・・? と思って振り返ると、それまで楽しげに話していた妹の顔が、ニヤケ顔のままひきつっています。「お兄ちゃん、しし、した見て、下。」
行く手には人気の無い岩浜があるだけでしたから、カップルが野外セックスでもしてんのか?と下心モードのまま振り返ると、
ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞわっ
と、足元の土と岩に見えていた モノ が、一斉に、僕の足元から放射状に逃げていくのです。
ああ、思い出すだけで身震いする。湿った土色の一匹2~4cmくらいのフナムシみたいなゴキブリみたいな奴らが、僕らの足元にびっっっっしりといたのです。
あまりの出来事に僕は声も出ず立ち尽くしてしまいました。数秒後、見なかったことにして宿に戻ることになりました。それ以来、妹に変な気を起こすのは辞めよう、と思った次第です。

172: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/22 10:12
災害復旧工事のコンサルタントとして招集され現地に出向いた
まだ若造の俺は、パシリ同然で右往左往するのが精一杯だった頃の事
死者行方不明者を数多く出した現場は悲惨極まりない
被害のもっとも大きかった地域は、家屋は倒壊し道路も寸断され
復旧の見込みは見えないくらい思えた

災害から10日以上経ったある日
何時ものように仕事を終えて、同僚と連れ立ち港の横の銭湯に出向いた
小さな川が港の横を流れていて、前日の雨で山崩れの土砂と一緒に流れも急だ
そこで俺達は見た事を一生恨むものを見つける事になる・・

何気なく同僚が川を覗いていた・・声にならないような声を上げ指差す方向を見た
小さな橋の下の砂だまりに、人と思える姿が横たわっていた
以前も同じような家畜の屍骸を幾度か見た事があったが、明らかに家畜ではなかった
どうする・・どうする・・と言いながらも近寄って行った

もう、警察に通報出来るほど冷静ではいられなかった
家畜の「おろく」と人間とは一緒にはならないが、人間の方が悲惨だ
その場に並んで海に向かって嘔吐・・
通りがかりの住民に事の次第を説明すると警察に通報してくれた

上流の被災地から雨で運ばれてきたのだろう
その少年の事を考えると、その時の状況は文字には出来ないが
あえて書くとしたら・・

フナムシと小さな蟹の布団を頭から被っていた・・だけで解ると思う

当時の話を当時同僚だった友人が、何かの席でポツリともらしてしまった
その場の流れで、ついうっかり会話に入ってしまった俺

同席していた女房に、友人共々往復ビンタを食らったのは言うまでもない・・

178: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/22 18:00
どのあたりか知らんが、七人みさきってすっげーやばいときいたことがある。
七人てキーワードで民間伝承なんだろうが、海で溺れたやつが
七人引き込まないと成仏できないとか、一種のタタリ神とかなんか。
実際はどう扱われているんだろ。ほんとにヤバいん?

くわしく知ってる人います???

181: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/22 20:43
>>178
七人ミサキは7人組の幽霊で、人を殺すことで、
7人のうちの殺した人数分のメンバーが成仏し、
かわりに殺された人が七人ミサキのメンバーに入るといわれてる
高知県とかに古くから伝わる幽霊。
googleで検索すればいくらでも出てくるかと。

184: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/23 06:04
七人ミサキの詳細キボーン
七って数字ぶきみ・・・なんで奈奈なん?
宗教色が濃いせい?てことはただの逸話か
あ、でも見たって人けっこう見かけるなぁ

185: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/23 06:57
前スレからコピペ

858 名前:七人ミサキ その1 投稿日:03/03/04 01:13
>>857

七人ミサキは地域によってパターンが違うね。
元は、高知の長宗我部家の親族(だったと思う)が虐殺され、その怨霊が出てくるというのだが、
高知県下全域にその話が伝わって行ったのだよ。

共通点では、

1 怨霊は7人編成
2 一人の人間を憑き殺すと、7人のうち一人が成仏し、新しく死んだやつが七人ミサキに加わる
3 山間でも海沿いでも、「四辻」に現れるパターンが多いそうだ

ってことです。

186: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/23 06:58
859 名前:七人ミサキ その2 投稿日:03/03/04 01:14

漏れの小学校は海沿いの地域だったので、海のパターンで語られてました。
以下、当時の記憶を思い出して書くと、

・・・昔、地元の漁師が漁に出かけたそうだ。
手漕ぎ舟で沖へ行き、漁を終えてから岸へ向かっていると、魯が漕げなくなった。
漁師が魯を見ると、長い髪の毛が束になって絡みついていた・・・・・。
漁師が岸に着くことは無かった・・・・。

それからしばらくの間、漁師町では住民の怪死が続き、戻ってこなかった漁師の数を含めると七人に上った。
そんなある日、暗い夜道を行く男が居た。
夜は暗く、不気味であり、遠くから波の打ち寄せる音が響く・・・・

いつも通る道なのに雰囲気が違うことを察し、早足で四辻を通るその時、
男の行く手に人影が見えた。
「若い衆の夜這いか・・・」と思ったが、静かである。
精力旺盛な若い衆ならば、あんなに静かなはずが無い、とふと思った時、暗闇で見た相手の顔は、
行方不明になっていた漁師であった。

「・・・!?」男は驚いたままの表情で固まった。
気絶したわけではなく、その場で絶命した・・・・・

その時、男とは別に四辻に近づく者が居た。
いつもとは雰囲気が違うことに違和感を感じ、ふと空を見上げると、この間行方不明になっていた漁師が光りながら空へ登っていった・・・。
以降、この四辻を夜通る者は誰も居なくなったのである。

*水木しげる大先生の本では、山のパターンでは「七人ミサキ」は山伏の格好で描かれていますた。

218: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/28 16:03
国語教師だけが"呼ばれる"海
217ですが、大して怖くもないが夜釣りに行かなくなったきっかけのような話を一席。
 俺は昔ある高校で国語の教師をしていた。そのときのことなんだが、着任してしばらくたってからのこと、古い学校だったので勤続30年くらいの長老みたいな教師がいた。
 その彼があるときお茶を飲みながら俺の趣味の磯釣りに話題が及んだとき、「国語の先生はあそこの海につりにいっちゃ絶対だめだ。」と妙に脅すような調子で俺に言うのだ。

219: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/28 16:12
その訳を聞いてみたんだがなかなか教えてくれない。しつこく聞くと断片的に次のような話がわかった。その以前に国語教師が一人で夜釣りに行ってとうとう帰ってこなかったことがあったそうだ。

結局いろいろ探したが遺体もあがらず困ったあげく、故人の飼い犬を連れて故人の車が乗り捨てられていた場所に連れて行ったところ一緒に行った人を連れて故人の遺体がテトラに挟まれて沈んでいた場所まで案内したそうだ。そこには変わり果てた国語教師の姿が。
ここまでは立派な忠犬の美談なのだが、

221: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/28 17:44
その老同僚がそんな話をとつとつと話してはくれたのだが、肝心のなぜ国語教師だけがそこに行っていけないのかは頑として教えてはくれなかった。
数学や理科の教師に対してはそんなことは絶対に言わないのに、国語教師の俺には「行くな」の一点張りだった。
当時の俺も若かったからそんな注意は全然聞かずに夜釣りにも一人ででかけたものだ。
だからといってなにか禍々しい出来事が起きたわけでもない。

222: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/28 18:04
その後、老同僚は退職しそんな話も忘れかけてしまっていた。退職した彼はまもなく
老人性の痴呆とやらになり、俺の疑問に答えられるような状態ではないと風の噂に聞
いた。彼が知っていた何らかの「秘密」は永遠に封じられてしまったといって良いだろ
う。

俺はといえばその後しばらくは夜釣りにも行っていたのだが、ある時別の関係から
こんなことを聞いた。俺が知っている国語教師の遭難はその学校の国語教師としては
2例目の事件だったらしい。つまりその10年ほど前にも国語教師が釣りで水死して
いたというのだ。

223: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/28 20:26
老同僚はそれを知っていて新しい遭難者を出すまいと忠告してくれたのか・・・。
それを知るすべはない。
その話を聞いて俺は夜釣りはふっつりとやめた。夏でも日のあるうちに道具を
片づけてしまう。そのあたりから夕まづめを狙ってやってくる釣り師達は
「これから釣れるんじゃないか?」と言わんばかりの怪訝なまなざしを投げてくる。
次に遭難するのが俺だなんて信じてはいないが、ちょっと怖いのも本心だ。
夕暮れの海辺を車で走りながら「今日は無事だった・・・」とつぶやいている。

以上、怖くなかったろ?ごめんな。

224: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/28 21:19
とんでもねっし。
なぜ国語教師だけがよばれるのか
全く分からないところが怖いでっす。

225: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/28 22:06
お疲れ。
レス入れようかと思ったけど、我慢して良かった。
なんとも不思議な話だね。

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コメント

1  不思議な名無しさん :2018年12月10日 23:31 ID:QVZE7NFF0*
海って怖いねぇ
2  不思議な名無しさん :2018年12月10日 23:49 ID:Z66lmYsu0*
北の国から(拉致バージョン)

 
 

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