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【画像】アフリカの熱帯雨林でピグミー族と一緒に自給自足生活することになったバカだけど : 【2ch】ニュー速クオリティ

【画像】アフリカの熱帯雨林でピグミー族と一緒に自給自足生活することになったバカだけど

【画像】アフリカの熱帯雨林でピグミー族と一緒に自給自足生活することになったバカだけど

1: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:27:40 ID:ID:MTK
今回は、小柄な森の狩猟民族、ピグミー族と一緒に西アフリカのカメルーンの森の中で暮らしていたときの話を、現地で撮れた写真でもあげながらしようと思います。
また更新が遅いかもしれないですが、質問あればその都度答えます。



素人の作品だからクオリティには期待しないでほしいけどHP作ってみた。
今はラクダの話と簡単な自己紹介くらいしかコンテンツないけど、今後時間ができたら今回の話や昔の話、写真のギャラリーなんかを増やしていく予定だ。
PC推奨だけど一部ブラウザ除いてスマホでも見れるはず…
http://roughman.esy.es/




引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1464874060/

2: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:28:22 ID:1nS
もしかして人食べた?



6: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:30:31 ID:ID:MTK
>>2
食べてない…はず…

さて、今回の話は、おれがある女性と決別したところから始まる。

おれはその女性と同じ村で暮らすためだけにカメルーンまで来たわけで、その女性自身も最後までおれとその村で暮らすつもりだったみたいだけど、まぁよくある話だが、実際に一緒に長時間過ごしてみると彼女のだらしないところが目につくようになって、完全に気持ちが冷めてしまった。
そんなわけでおれは一緒に暮らすのをやめてカメルーンの首都まで帰ることにした。

まぁその女性というのは今回もおそらくこれからも話に出てこないと思うからこの辺りは軽く流すけど、なんでアフリカまで追っかける流れになったのか興味がある人はトリップで検索すればおれが以前ひっそりと立てた関連スレが見つかるかもしれない。

というわけで、カメルーンに来て早々に目的をなくしてしまい、頼れる人が誰もいない状況になった訳だけど、せっかくカメルーンまで来たんだからのんびりしようということで、おれはカメルーンの首都で一人暮らしを始めることにした。

まずは町で携帯のSIMカードを契約してから空き家に関して情報収集する。
すぐに何件か空き家の情報が手に入ったため、見に行くことにする。
まぁこの辺りはもはや流れ作業だ。

運も良かったと思うけど、結局この日のうちに話がまとまり、明日から住み始められることになった。
敷金、礼金の代わりに大家の息子に8000円ほど包んだけど、2Kシャワーありで家賃は16000円、セキュリティ万全の良物件だ。




9: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:50:26 ID:Wj9
>>2
むしろピグミーは食人の被害にあってる民族
「森の住人の力を得るため」に非正規軍人(民兵)やゲリラに襲われる被害がたまにある



14: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)23:11:32 ID:ID:MTK
>>9 
そうなんだよな、ピグミー族はまだまだ立場の弱い民族。 
このスレでもピグミー族の背景についてあとあと少し触れると思う。 



3: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:28:29 ID:XdQ
期待



4: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:28:46 ID:D3p
相変わらずすげーな



5: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:28:59 ID:g6H
すげ



7: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:43:22 ID:ID:MTK
新しい家で自炊をしたり、PCいじったり、現地のランニングサークルに参加したり、たまに仕事したり(最近フリーランサーのスキル得たからネットのみで稼げる)して、生活はかなり充実してたと思う。
1ヶ月も経つころには行きつけの店もいくつかできて、カメルーン人の友達も何人かできた。

毎日楽しかった。
でも、それでもおれは、何というか、靄がかかったような気持ちだった。
海外で金を稼ぎながら半永久的に暮らすのは昔から結構楽しみにしてたんだけど、これじゃない感がすごかった。

なぜか。考えたらすぐにわかった。
いや、考えなくてもわかってたのかもしれないけど。

今のおれが生きていくために必要なものが欠けているからだ。

どんなに豊かな暮らしができるようになったとしても、世界一いい思いができる立場になれるとしても、冒険や試練のない人生なんておれはまっぴらごめんだ。


さぁ、次の冒険の構想を練ろう。



8: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:49:06 ID:WIg
前スレ読んだけどすげえな
こういうバカ(褒め言葉)っているんだなー
羨ましいけど俺には出来る気がしないわ



14: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)23:11:32 ID:ID:MTK
>>8 
ありがとう! 
おれは多分海外でこういうことするのが性に合ってるんだと思う。 



10: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:53:37 ID:lzm
そっか、追いかけてもうまくいかなかったか



14: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)23:11:32 ID:ID:MTK
>>10 
www 
いや、ほら、おれバカだからwww 
人生経験wwwだからwww 
べっ別にどうでも良かったしwww 

まぁあっちから振られるよりかはこっちから冷められて良かったとは思ってるw 



11: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)22:59:35 ID:N1D
ピグミ一族ってそんな有名な家系なの?
アフリカにも貴族とかいるんだな



12: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)23:00:23 ID:Wj9
>>11
家計というか民族だ



13: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)23:01:54 ID:XdQ
>>11
聞いた事ないのか!



14: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/02(木)23:11:32 ID:ID:MTK
>>11 
おれも名前だけは知ってたからそこそこ有名なんじゃないかな? 
貴族とかそういうのとはまた違うけど 

つづき 

カメルーンのビザの期限はあと1ヶ月程しかなかったから、この国でできることは限られてる。 

前々からやりたかった冒険はあるけど、この国では実現不可能だから今回の次にやることにした。 

実は現在進行形で次の冒険の準備に追われてるw 
企画とか、安全性の検討とか、いろんな機関に連絡して情報収集とかいろいろやることあるんだよなぁ 

その次に思いついたのはカメルーン唯一の世界遺産である自然保護区で一人でサバイバル生活することだった。 
情報収集してみたものの、首都のカメルーン人誰も世界遺産の存在を知らないみたいだったw 

なんでだよwww 

現地で出会った日本人の方にも聞いてみると、少し前にカメルーンに在住の友達がツアー組んで行っていたとのことなので、その方とお話しさせてもらう流れになった。 

ゴリラやゾウがいるって聞いたからワクワクしながら話を聞きに行ったんだけど、なんとその方は1週間のツアーで全く動物を見ることができなかったそうだ。 

理由は密猟業者の増加。 

ここ数年の密猟で森の動物たちの個体数は激減し、残った動物たちも人が立ち入れないような場所に避難したようだ。 

密猟者(=警察と無縁の存在)がいる森で一人っていうのはアレだから、この企画はやめることにした。 


なんだ、カメルーンには動物いないのか、楽しみにしてたのに… 
若干テンション下がりながらも情報収集を続ける。 

そして情報収集を始めて数日たったある日、おれは「現在も森の中で暮らしている狩猟民族がいる」という情報を得ることができた。



15: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/03(金)00:11:02 ID:ID:UnJ
ここでその狩猟民族、ピグミー族について少し話そうと思う。

ピグミー族はアフリカの森で暮らす、世界最小の民族だ。
ピグミー族は大人の成人男性でも身長150cm前後の小柄な人々だが、彼らはその体格のおかげで木々が生い茂る熱帯雨林を素早く移動することができ、狩猟・採集を得意としている。

数十年前までは森で移動生活を行っていたピグミー族だったが、ここカメルーンでは森で暮らしていたピグミー族はバントゥー族という民族によって管理されるようになり、管理の都合上、現在では森の入り口や道路沿いに定住化を強制されている。

バントゥー族とピグミー族は良く言えば協力関係、悪く言えばピグミー族が搾取されている関係にある。
バントゥー族はピグミー族に依頼して安い賃金で動物を狩猟してもらったり、肉体労働の労働力として使役している。
まぁでもそのおかげで、それまでは自給自足、あるいは村同士の物々交換だったピグミー族の人々にも紙幣経済が少しずつ浸透しているようだ。

現在カメルーンのすべてのピグミー族はそれぞれ担当のバントゥー族が管理しているため、森の奥深くで暮らしているピグミー族はもういないようだが、人里離れた田舎の森の入り口で暮らしているピグミー族はいるらしい。


おれに情報をくれた男の友達の友達の父親がそのピグミー族を管理しているバントゥー族の村長とのことなので、その村の名前と行き方を聞き、行ってピグミー族の人々と一緒に短期間暮らすことにした。

この時点で次の国への飛行機の航空券を取ってしまっていたから、すぐに出発したとして滞在できる限界は15日か16日程度だったけど、
半月も滞在すればピグミー族の人々の生活とか生活の知恵なんかをある程度吸収できると思ったので、次の日の早朝、おれはバントゥー族の村長に話をつけるべく村へ向かった。



16: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/06/03(金)01:09:49 ID:ID:UnJ
早朝出発したにも関わらず村に着いたのは深夜だったため、そこでは野宿して次の日バントゥー族の村長と話をすることになった。

バントゥー族の村長「おや、ブランだね。(ブランっていうのはフランス語で白いって意味。黒人の彼らからすれば白人も黄色人種も「ブラン」だ。)どこの国の人かな。」
おれ「日本人です。僕は息子さんの友人の友達で、ピグミー族の人々としばらく一緒に暮らしながら彼らの狩猟採集のお手伝いをしたいと考えているんですが、力を貸していただけませんか?」

とりあえず1000円くらい渡してみる。
まぁこっちでは大金だ。

バントゥー族の村長「あんたいいやつだな!いいよ。好きなだけ住めばいい。ただ、管理の都合上各方面に話をしないといけないから、今から挨拶に行こう。」

というわけでまずはその地区の町長に話を通しに行った。

町長「おお!そりゃいい!今までそんな人いなかったから、ピグミーの人たちもきっと喜ぶと思うよ!暮らすだけじゃなくて一緒に働きたいなんて!えぇと、何人だっけ、そう、日本人っていうのは素晴らしいなぁ!」

その後も市長や人口管理の担当者に挨拶に行ったけど、概ねおんなじような反応だった。

かくしておれは、カメルーン南東部の熱帯雨林にあるピグミー族の村、「ンジャンゲ」でピグミー族の人々と暮らすことになった。

村のみんな。二枚目の奥には赤ちゃん用のベッドがあって、マラリア持った蚊が来ないように蚊帳がある。村長の家にしかない贅沢アイテム。



伝統的なピグミー族の移動式住居。最近はバントゥー族と同じタイプの家を建てて住むのが主流のようだ。



  


この記事へのコメント

1.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2018年12月14日 00:02

写真見れない

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