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作家志望の俺が女優志望のボクっ娘に恋をした結果・・・ : 【2ch】ニュー速クオリティ

作家志望の俺が女優志望のボクっ娘に恋をした結果・・・

作家志望の俺が女優志望のボクっ娘に恋をした結果・・・

huzyosi



1
: :2011/02/19(土) 00:26:30.17 ID:
語らせてくれ



https://toki.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1298042790/
2: :2011/02/19(土) 00:27:40.71 ID:
うわ、立った。 
まあいいや書かせてくれ。 

とりあえずスペック 

オレ男 
性別:男 
髪型:パーマ 
身長:高め 

ボク娘 
性別:女 
髪型:ショート 
身長:低め
3: :2011/02/19(土) 00:28:59.14 ID:
オレはタイトルの通り作家志望で、運痴のデクの棒。 
ボク娘とは中学時代の部活仲間。 

ボク娘はボーイッシュな性格で女なのに一人称は「ボク」。 
男女ともに友人は多かったが 
基本的にはオレ含めおとなしめの人と仲が良かった。 

前々からオレの作った作品を見たいと言ってくれてた。 
まあ知り合いがなんか自分がやってないことをしてたら 
見てみたいと思うのは普通だと思う。 

でもなかなか2人の時間が合わず、 
結局その話は流れたように思えた。
4: :2011/02/19(土) 00:30:21.83 ID:
事の発端は去年の夏。 

ボク娘からメールが来た。 
「オレ男!作品!作品!!見せて!!金曜日時間ある??」 
この時木曜日。 
「金曜って明日?」 
「そそ」 
正直部活があったので無理だと思ったが、 
終わってからでいいよと言ってくれたので承諾した。 

そういや会うの3年振りかーとか思いながらその日は寝た。 

次の日。 
インドア派のオレは女子と2人きりで会うというのは 
あまりないので少しドキドキした。 
部活終わってすぐ来たので汗臭くないかとか気にした。 

待ち合わせたコンビニに入って周りを見渡すが、姿が見えない。 
と、思ったら机に向かってPSPやってる制服を着た女が居た。 
「ボク娘?」 
「おぅっ!? おー!オレ男!!」 
中学時代は髪が長かったので、 
雑なショートヘアになったボク娘はパッと見分からなかった。 
後から聞いたが美容院に行くのがめんどくさくて自分で切ったそうだ。
5: :2011/02/19(土) 00:32:30.49 ID:
「久しぶりぃ!全然変わらないねw」 
「そーか?まぁ変えようと思ってないしな」 
見た目は変わったが中身は全然変わってなかったようだった。 
「オレ男モンハン持ってないの?」 
「持ってるけどGじゃないただの2ndだしクシャルダオラで挫折した」 
「だっせぇなーww今度2人でやろうぜ2人で!」 
2ndとGは通信できないだろーがと思ったがどうでもいいのでやめといた。 

本来の目的を果たすため作品を渡す。 
「おぉ!すげっ!じゃあお預かりします」 
「はいはい」 

そっから3年の間お互い学校で何があったのかとか話した。 
その辺はホント他愛のない話なんで割愛。 

大体話も落ち着いたところでボク娘が 
「金持ってんだろぅ!アイス奢ってくれアイス!」 
「いやお前バイトしてんじゃん」 
「んーじゃあボクもお前の欲しいもん買ったる!」 
それ意味あんのか?と思いつつ300円近くするアイスを買わされる。 
まあ別にこのぐらいの金額ケチるほどじゃないので、 
オレはブラックサンダー2つを買ってもらった。 

ボク娘がレジのおばちゃんに 
「新商品のチキンいかがですか?」と言われ 
「あっ じゃあ それもください」と言ってたのが面白かった。 

アイスも食べ終わり、2人とも帰ることにした。チキンは食べ残した。 

ここで事件が起きる。
6: :2011/02/19(土) 00:34:22.96 ID:
なぜかボク娘が一向に自転車に乗ろうとしない。 

「んー?あれ?やべぇ」 
「どしたん?」 
「自転車の鍵がない・・・」 

「はぁ?コンビニで落としたんじゃねーの?」 
「多分・・・ ちょっと探してくるから持ってて!」 
なぜか携帯を渡される。 
女子の割にストラップはあまりついてない。 
とかつまらんことを考えてたらボク娘が出てきた。 

「無かった・・・店員さんにも聞いたけどないって・・・ 
 見つかったら連絡しますって言ってくれたけど断っといた・・・」 
「え?じゃあどうすんの?」 
「どうしよう」 

オレに合わせて集合場所を選んでくれたので、 
ボク娘はコンビニから家まで割と距離があった。 

ボク娘は自転車で帰れない。 

オレには自転車がある。 

あれ?これってまさか?
7: :2011/02/19(土) 00:35:10.40 ID:
んでんで
8: :2011/02/19(土) 00:37:30.89 ID:
>>7 
見てる人いた。ありがとう。 


「あ、あn」 
「親に頼んで迎えに来てもらう 携帯返してっ」 

折れた!!フラグが折れた!! 

だが勇気を振り絞ってオレは言った。 

「じゃあオレが送ってくよ」 

言った!言ったよ!! 
普段家にこもってゲームしてマンガ読んでるやつが!! 

「マジで!?じゃあそうしてくれたまえっ!」 

神は俺に味方した
9: :2011/02/19(土) 00:39:58.40 ID:
しかしひとつの問題が生じる。 
ボク娘の自転車をどうするのか? 

やばい・・・ボク娘にはオレが送っていくメリットないんじゃ? 

「帰ったらまた車で取りに来るよっ」 

問題はあっさり解決した。 

オレは 人生で初めて 女子と2人乗りをすることになった。 


やばい。ふ、2人乗りってあれだよね? 
後ろの人が前の人の肩つかみながら体密着させて・・・!! 

オレの想像とは裏腹に、 
ボク娘は後ろ向きに荷台に座った。 

そりゃそうかと思いながらオレは自転車を漕ぎ出した。
10: :2011/02/19(土) 00:41:58.28 ID:
これがその小説ですっていう入間的なオチだろう?
13: :2011/02/19(土) 00:43:28.53 ID:
>>10 
ねーよwww 


しかしボク娘は背中をぴったりとつけて 
オレにもたれかかってきているので、 
ボク娘の体温を感じて気が気じゃなかった。 

これ、オレ今最高にリア充じゃね? 

ボク娘は後ろを向きながらも話しかけてくるので、 
なんとかオレも話を返した。 
顔が見えないのが幸いしてあまり動揺せずに喋れた。 

「オレ男さぁ 修学旅行どこ行くの?」 
「北海道だけど」 
「マジで!?ボクもそうだよ!」 

でも残念ながらオレの学校の修学旅行は既に終了してた。 

「校外学習で遊園地なら行くけど」 
「おー そっか じゃーお土産買ってこいよ! 
 ボクも買ってきてやる!」 
「いやオレ北海道行ったってば」 

二人でお土産をあげ合う約束。 
これはカップルと言っても過言じゃないよね。
14: :2011/02/19(土) 00:47:52.76 ID:
「オレ男はすげーよなー 作家なるんでしょ?」 
「まぁ それ意外になろうとは思ってないけど」 
「うぉーw言うねーw」 
「ボク娘は将来の夢とかないん?」 

「んーボクはねー自衛隊になる!!」 

はい? 

「自衛隊wwwマジで言ってんのwww」 
「たりめーだろ!見ろこの腕!」 

と腕を出してきたので触った。細ぇ・・・。 

「筋肉全然ねぇじゃんwww」 
「今学校で鍛えてんだぞー!」 

そんな丸めたポスターみたいな腕で自衛隊は無理だろと思った。 
大体思春期の女の子が抱える夢が自衛隊って・・・。 
そう思ってオレは訊いた。 

「ホントに自衛隊になりたいのかよ」 
「えっ?」
15: :2011/02/19(土) 00:50:19.64 ID: