虚淵玄原作の純愛エロゲーノベライズ　沙耶の唄　「Nitroplusの衝撃作、初ノベライズ！」 : アキバBlog

2018年12月15日

虚淵玄原作の純愛エロゲーノベライズ　沙耶の唄　「Nitroplusの衝撃作、初ノベライズ！」

ニトロプラスの同名ゲームを、大槻涼樹氏＆虚淵玄氏がノベライズされた「沙耶の唄」【AA】（イラスト：中央東口氏）が14日に発売になり、オビ謳い文句は『絶望、恍惚、純愛。ゲーム史に大きな爪痕を残したNitroplusの衝撃作、その15周年を記念して初のノベライズが誕生！』だった。

大槻涼樹氏＆虚淵玄氏の小説「沙耶の唄」【AA】発売
「Nitroplusの衝撃作、その15周年を記念して初のノベライズが誕生！」

「デモ、イキナ9悋ｾッテ滑レ啅昃？青海$-ャン、悧ﾙDナイ？」　
「（口調から察するにこいつは“耕司”だ）」

「（似たような肉塊があと三つ、目の前に並んでいる）」

「君は――誰だい？なぜ、ここに――？」
「私は沙耶。パパのこと捜しに来たの」

アニメイト秋葉原
特典：ビジュアルボード

メロンブックス秋葉原1号店
特典：クリアファイル

とらのあな秋葉原店A
特典：イラストカード

ニトロプラスの同名ゲームを大槻涼樹氏＆虚淵玄氏がノベライズされた「沙耶の唄」【AA】（イラスト：中央東口氏）が、14日に発売になった。

原作「沙耶の唄」は、ニトロプラスが2003年12月に発売した大人向け~~サスペンスホラー~~純愛美少女PCゲームADV（シナリオ：虚淵玄氏、原画：中央東口氏）で、ニコニコ大百科によると『医科大学に籍を置く男女4人の恋物語。そして、ある日突然郁紀の家へと転がり込んでくる謎の少女・沙耶』、『純愛物のエロゲである一方、グロテスクな描写を前面に押し出した作りから「グロゲー」の代名詞的な存在ともなっている』などなど。

今回発売になった小説「沙耶の唄」【AA】の書籍情報は『発売から15年、今なお霞むことなく高い評価を受け続けてきた虚淵玄（Nitroplus）原作の伝説的ゲーム作品「沙耶の唄」を、ノベルゲーム界の先駆者・大槻涼樹×不変の担当イラストレーター・中央東口が甦らせた、初のノベライズ作品！』を謳い、オビは『絶望、恍惚、純愛』、『ゲーム史に大きな爪痕を残したNitroplusの衝撃作、その15周年を記念して初のノベライズが誕生！』だった。

また、発売日のアキバでは販促POP『虚淵玄の不朽のPCゲーム作品、初ノベライズ！あの伝説の誕生から15年、Nitroplusの代表作が今ここに蘇る』が付いていた。

不幸な交通事故により家族を失った青年・匂坂郁紀。奇跡的に一命を取り止めた彼には、目に映るものすべてが形を変え、醜く歪んでしまう不思議な後遺症だけが残った――。そんな郁紀の世界に突然現れたのは、うつくしい少女。「沙耶」と名乗る彼女の存在は、郁紀の汚穢に塗れた日常を美しい色に染めていく。彼にとって、それはただ一筋の光だった……
裏表紙

小説「沙耶の唄」【AA】の感想には、コーザキさん『あとがきにもあったけど、基本的にはAVG版のテキストそのままの印象で、続編への布石が。とはいえ一旦完結しているし、どう続くのかが気になるところ』、キャンディーヌさん『後半部に差し掛かると、所々垣間見える狂気がもはや可愛く思えてきてSAN値チェック必要な気がしてきたけど、これは純愛モノやで…』などがある。

なお、作者：大槻涼樹氏は自身のTwitterで『ノベライズにあたっては「既存のセリフは極力いじらない」「全体として原作の魂の色（雰囲気）に違和感が生じないように」という部分にウェイトをおいて作業しました。時代は少しばかり今に寄せています（※）』、『ただし、原作PC版は３分岐エンディング。小説は──もちろん、ひとつに収束せざるを得ず。元よりエンディング回収を前提として情報が分散している計算された作品なので、ここはいくしかない。結果、いずれとも異なる結末に……！（※）』などをツイートされ、あとがきでは『実は現在「沙耶の唄　第二唄　ノゾミノセカイ(仮題)」の執筆を進めております。あろうことか続編です』などを書かれていて、続編ノベライズは2019年発売予定みたい。

「沙耶の唄」書籍情報