土砂投入妨害 民間桟橋でも確認
12月18日 12時23分
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事で、埋め立て用の土砂の積み込みが行われている現場近くにとめたショベルカーが、鍵穴に接着剤のようなものを詰め込まれて動かせない状態になっていたことが関係者への取材でわかりました。
先週、同じ被害が埋め立て予定地でも起きていて、警察は、何者かが作業を妨害しようと行ったとみて関連を調べています。
関係者によりますと、普天間基地の名護市辺野古への移設工事で、18日朝、名護市安和の土砂を運搬船に積み込む作業を行っている民間の桟橋付近のショベルカーに異変があるのを警備員が気づきました。
警察が調べたところ、ショベルカー1台の鍵穴に接着剤のようなものが詰め込まれていたということです。
また、近くの採石場でも、重機の燃料タンクに異物を混ぜられていた被害が確認されたということです。
名護市辺野古への移設工事をめぐっては、土砂の投入が始まった今月14日にも現場近くにあったショベルカーなど重機3台が鍵穴に接着剤のようなものを大量に詰め込まれたり、燃料タンクに異物を混ぜられたりした被害が確認されています。
警察は、何者かが土砂投入を妨害するために行ったとみて関連を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20181218/5090005291.html