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土着信仰とか妖怪的な少し興味そそられる話 | 不思議.net

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土着信仰とか妖怪的な少し興味そそられる話

2018年12月26日:20:00

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コメント( 6 )



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:17:36.52 ID:+3uLl6ITP
この手のスレの>>1にどこまで知識があるのかわからないから
どう語っていいかわからん

6: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 2011/07/29(金) 02:27:22.95 ID:lmo0pM8SO
アイヌ系は妖怪とか神の名前が面白い

【アツゥイカクラ】
女の肌着が化けたもので、巨大な海鼠の怪です。流木に吸い付いて海に浮かび、通りかかった船を転覆させてしまいます。

【アッコロカムイ】
または、アツゥイナ(海の木幣)といいます。内浦湾に棲む大蛸の怪で、遠くからでも、その赤い体を見る事ができたそうです。
通りかかる漁船は、アッコロカムイに転覆させられてしまいます。礼文華あたりの山に棲んでいた大蜘蛛が海に入って蛸の怪になったという説もあります。

【ショキナ】
東の海の果てに住んでいた、巨大な鯨です。口を開ければ、上あごが天に、下あごが海底につかえるほどだったといいます。
そばに寄る船は一のみにしてしまうので人間が大変難儀をしましたが、その訴えを聞いた神々のなかで、かわうそ神が退治を引き受け、登別の近くでとうとう頭を切り落としました。

【パウチカムイ】
淫らな女神です。裸体で踊り回り、人をたぶらかします。

【フリー】
翼ひとつが七里もあり、人や獣はもとより、鯨ですらわしづかみにしてしまう、巨鳥です。土地によって、シュリ、ヒウリ、フレウなどとも呼ばれます。大変美しい羽をしているとされています。

【レブンエカシ】
「沖の長老」という意味の名前です。内浦湾に棲んでいて、鯨を一度に八頭も飲み込めるほど大きな怪物だそうです。

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:34:43.03 ID:nPMOco1Y0
>>6
非常に興味をそそられる

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:30:00.97 ID:FGtzAglu0
ポリネシア系も名前が面白い

ラ とか

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:39:05.59 ID:lmo0pM8SO
 アイヌの昔話

天の神様たちが人間を作った時のこと。人間の形がすっかりできあがってから、子孫繁栄のために必要なあの部分をどこにつけようかと悩んだ。

せっかく人間という立派な生き物が誕生しても、子づくりが出来なければすぐに年老いて死に絶えてしまう。子づくりの道具はなるべく分かりやすいところにつけておいたほうが便利だろうというので、最初は額につけてみた。

これは大変よい考えだったのだが、人間たちは頭をさげて挨拶をするので、出会うたびに額がぶつかって子供がうまれてしまうのだった。いくらなんでもこれではダメだ。

それなら、脇の下ならどうかと、試しにつけてみると、額よりはましだったが、ちょっと仲良く腕など組んだら、もう子供ができてしまって具合が悪い。

わかりやすくて、しかも簡単には触れあわない場所にと考えて、神さまが最後に思いついたのは股だった。こうしてアレは現在の形に落ちついたというわけだ。

なお、アレのまわりには毛が生えるものだが、人間の額に眉毛があり、脇の下にも毛が生えるのは、神さまが試行錯誤をくりかえした名残だということだ。

12: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 2011/07/29(金) 02:39:24.82 ID:ETKr19DK0
産土神信仰はなぜなくなったのか…

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:41:47.10 ID:bSEhSFuOO
河童で卒論書いてるけど調べれば調べるほどこいつらおもしれぇ
【虐げられた者?】結局河童とは何だろう
http://world-fusigi.net/archives/9221417.html
河童に関する雑学や伝説を書いてく!
http://world-fusigi.net/archives/9279443.html

15: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 2011/07/29(金) 02:51:28.14 ID:lmo0pM8SO
河童ってほんと何なんだろうな
哺乳類?

【ミンツチ】
別名、シリシャマイヌ(山側の人)。ミンツチという言葉そのものは、ミヅチから出たものだという説もあり、もともとのアイヌ語ではないのかもしれません。

ミンツチはアイヌの河童です。海から現れた疱瘡神を撃退するために作られた61体のチシナプカムイ(蓬で作ったわら人形のようなもの)のうち、戦で倒れた60体がミンツチになったのだそうです。

魚の主で、漁師に漁運を、猟師には猟運を与える事がありますが、人を水死させる事もあるので、油断はなりません。12歳くらいの子供のような姿とか、禿頭の小さい老人の姿と言われますが、男女の区別はほとんど外見からはできないようです。

漁の神であるとも言われ、ミンツチがいる川は不漁という事がないそうです。

ミンツチがすると言われる悪さは、河童と共通点が多々あります。
その一方、キムナイヌと共通する性質もあるようです。いずれにしろ、名前を含め河童の影響を多く受けている事が考えられそうです(地方によって、河童の事をミヅチと呼ぶところがあります)。

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:52:59.76 ID:N40065JRO
河童は水の神が落ちぶれた姿なんだっけ

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:02:21.19 ID:bSEhSFuOO
>>15
呼び方は地方でミヅチ系カワタロウ系ガラッパ系とかマジ様々あるしな

正体も水神、大陸にわたるイメージが形になったもの、大工の捨てた呪術人形が動き出したもの、カワウソ、スッポン、猿、の見間違え妖怪化したものと様々
アイヌのものは交易と共に本州から入ってきたのか、それとも北回りで大陸からきたものかわからんけどそれも含めて楽しいよな

>>17
それは柳田一派等の考え方だね

俺も正体を突き止めようとしてるけど無理くせぇwww
生の河童見れたら話がはやいんだがなぁ

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:51:53.78 ID:FGtzAglu0
積荷信仰とか

カーゴ・カルト

カーゴ・カルト(cargo cult)とは、主としてメラネシアなどに存在する招神信仰である。いつの日か、先祖の霊・または神が、天国から船や飛行機に文明の利器を搭載して自分達のもとに現れる、という現世利益的な信仰である。直訳すると「積荷信仰(つみにしんこう)」。「海の向こうから神が豊穣をもたらす」という信仰自体は、日本のまれびと信仰、琉球のニライカナイ信仰など、アジアの島嶼地域の信仰としては普遍的なものであるが、近代文明の捉え方について独特の形態をとることが特徴である。

近代まで文明の利器を知らなかった現地人は西洋人が持ち込んできた工業製品に対して、これは当地の先住民のために神が作ったものであり、白人は神と特別な繋がりを持って不当にそれらを占有したのだ、と考えた。

したがって、カーゴ・カルトでは、白人達の振る舞いと同じような儀式を行うことで「白人」の影響を打ち破り、先祖が自分達を認識し白人にではなく自分達に積荷を送ってくれるようになる、とされている。また、白人は先祖が姿を変えたものだ、という理解もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/カーゴ・カルト
関連:世にも奇妙な信仰「カーゴ・カルト(積荷崇拝)」って知ってる??

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:53:08.98 ID:YkeiEeL80
イタコは池沼の生活手段として生まれたってマジ?

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 02:58:57.76 ID:lmo0pM8SO
>>18
盲目女性じゃないの?
マンキンネタだけど

※マンキン = シャーマンキング(漫画)

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:12:22.94 ID:YkeiEeL80
>>19
サンクス

河童は部落民なんじゃないのか?河原者

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:17:07.93 ID:bSEhSFuOO
>>23
そういう説もあったな
河童が鉄を嫌うのは優れた製鉄法を持っていて滅ぼされた被差別民を征服者側の意趣返しで嫌いってことにされたって話もあるくらいだし

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:23:53.52 ID:YkeiEeL80
>>24
一つ目小僧も製鉄民説があるしな

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:28:12.88 ID:3eBj0PN+0
>>25
知らなかった
零落した神とか、代周りで務める神官が下手うってペナルティで
片目潰したとかは聞いたことあるけど

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:28:17.30 ID:bSEhSFuOO
>>25
マジで?
あれ単眼症の人間うんぬんだと思ってた

29: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 2011/07/29(金) 03:30:08.04 ID:9xNa3q8U0
>>27
製鉄業者は火の粉で失明する奴多い→片目

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:30:14.86 ID:YkeiEeL80
漫画とかの鍛冶屋キャラも大抵片目潰れてるだろ

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:08:18.60 ID:lmo0pM8SO
河童の〝目撃情報だけ〟やたらある河童の町が数年前テレビでやってたけど。


河童だけじゃなく妖怪とかも真相が知りたい

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:11:57.88 ID:bSEhSFuOO
>>21
天狗=渡来人説とか

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:29:40.75 ID:cQA9bwo50
今年の冬だかに、夜這いの文化を復活させるか村の会合で相談するからどうしようかというスレがあったな
事情が生生しくて嫌悪感一杯だった

32: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 2011/07/29(金) 03:31:12.95 ID:9xNa3q8U0
>>28
四国の田舎とかまだあるみたいだよ

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:35:13.29 ID:cQA9bwo50
>>32
若者を土地に縛り付ける為にやっている側面があるとレスがあってドン引きした
リンク貼っとくわ
http://logsoku.com/thread/yutori7.2ch.net/news4vip/1264740332/

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:03:00.77 ID:bSEhSFuOO
>>34
読んできたがスゲーなおい

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:11:04.84 ID:YkeiEeL80
>>34
嘘くせー
今どき女一人で村飛び出したって何とでもなるのに

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:41:59.54 ID:cQA9bwo50
>>40
何も知らない中学生の時期から夜這いをさせるから、既成事実に縛られてしまう

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 03:34:11.14 ID:FLn/Z1dA0
四国は妖怪の総本山

犬神

犬神(いぬがみ)は、狐憑き、狐持ちなどとともに、西日本に最も広く分布する犬霊の憑き物(つきもの)。近年まで、大分県東部、島根県、四国の北東部から高知県一帯においてなお根強く見られ、狐の生息していない四国を犬神の本場であると考える説もある。また、犬神信仰の形跡は、島根県西部から山口県、九州全域、さらに薩南諸島より遠く沖縄県にかけてまで存在している。宮崎県、熊本県球磨郡、屋久島ではなまって「インガメ」、種子島では「イリガミ」とも呼ばれる。
wiki-犬神-より引用

12

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:12:52.29 ID:kpyN6Kvx0
調子のいいときの内田樹は結構面白いことを言う
これはレヴィ・ストロースの親族の基本構造のもじり
ttp://blog.tatsuru.com/2007/11/07_1253.php

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 05:14:16.36 ID:YkeiEeL80
>>41
面白かった
夜這いのこともそうだけど産む機械としての女性蔑視なわけじゃなくて
産めるからこそ貴重な存在だったっていう民俗学者多いよね

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:25:27.32 ID:XL18z6XO0
ハイヌウェレ型神話とか面白いよな
尻から食物を生み出す女神の話
似たような神話が世界の様々な地域で見つけられる

ハイヌウェレ型神話

ハイヌウェレ型神話とは、世界各地に見られる食物起源神話の型式の一つで、殺された神の死体から作物が生まれたとするものである。

ヴェマーレ族のハイヌウェレの神話は次のようなものである。ココヤシの花から生まれたハイヌウェレという少女は、様々な宝物を大便として排出することができた。あるとき、踊りを舞いながらその宝物を村人に配ったところ、村人たちは気味悪がって彼女を生き埋めにして殺してしまった。ハイヌウェレの父親は、掘り出した死体を切り刻んであちこちに埋めた。すると、彼女の死体からは様々な種類の芋が発生し、人々の主食となった。

この形の神話は、東南アジア、オセアニア、南北アメリカ大陸に広く分布している。それらはみな、芋類を栽培して主食としていた民族である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハイヌウェレ型神話

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:35:07.39 ID:bSEhSFuOO
世界中で話の類型があるって面白いよな

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:39:27.41 ID:YkeiEeL80
バナナ型神話の名前のダサさは異常

バナナ型神話

バナナ型神話とは、東南アジアやニューギニアを中心に各地に見られる、死や短命にまつわる起源神話である。

「バナナ型神話」とは、だいたい以下のような説話である。

神が人間に対して石とバナナを示し、どちらかを一つを選ぶように命ずる。人間は食べられない石よりも、食べることのできるバナナを選ぶ。硬く変質しない石は不老不死の象徴であり、ここで石を選んでいれば人間は不死(または長命)になることができたが、バナナを選んでしまったために、バナナが子ができると親が枯れて(死んで)しまうように、またはバナナのように脆く腐りやすい体になって、人間は死ぬように(または短命に)なったのである。
wiki-バナナ型神話-より引用

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:57:27.98 ID:XL18z6XO0
宗教って表面的には様々だけど、神秘主義思想になってくるとどれも類似しるという説
キリスト教などのヘブライ密教と仏教の密教でも不思議な類似性があるらしい

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:31:41.52 ID:nPMOco1Y0
牛頭の妖怪や怪物ってユーラシアだけ?
ミノタウロス、牛魔王、日本だと牛鬼←蜘蛛混じってるけど

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 04:42:12.54 ID:4i8Wl0vqO
仏教だったと思うけど、確か『宇宙の広さはこのぐらい』みたいな解釈が有ったと思う(曼陀羅?)
詳しく覚えてないけど『aのx倍をさらにx倍してさらに(ry』といった具合に、膨大な距離を説明してたはず

んで質問なんだが『ノアの箱舟』みたいに上記の類話ってある?
他にも創世神話で具体的な数字を示しているものがあるなら、興味がある

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 05:45:04.88 ID:nPMOco1Y0
伝承とか民俗学を検証する事もせずに全否定するのは愚の骨頂

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:22:38.80 ID:tL1cfG550
妖怪じゃないなら諏訪のミシャグジ様とか
かな
盆休み使って諏訪大社行く予定


諏訪大社を国の管轄下においたのって諏訪の天皇がいなくなって一つの国が潰されたのと一緒なのになんで教科書とかにのらないんだろうな

ミシャグジ

ミシャグジは長野県の諏訪地方をはじめ、主に東日本(中部・関東地方中心)に祀られている神である。

ミシャグジ信仰は東日本の広域に渡って分布しており、当初は主に石や樹木を依代とする神であったとされる。地域によっては時代を経るにつれて狩猟の神、そして蛇の姿をしている神という性質を持つようになったと言われている。その信仰形態や神性は多様で、地域によって差異があり、その土地の神や他の神の神性が習合されている場合がある。信仰の分布域と重なる縄文時代の遺跡からミシャグジの神体となっている物や依代とされている物と同じ物が出土している事や、マタギをはじめとする山人達から信仰されていたことからこの信仰が縄文時代から存在していたと考えられている。ミシャグジの実態については様々な説があげられているが、解明されたとは言い難い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ミシャグジ

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:24:24.67 ID:cf5+qEC3P
>>21
もっと教えろ

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:33:17.49 ID:tL1cfG550
>>22
ミシャグジ様ていうのは所謂祟り神
力が強すぎて抑えきれないから神にして祀ってる
漫画とかでよくある村の住人を生贄にしたりとか

諏訪を解けば時代が解けるて言われてる


間違えてたら訂正して

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:55:42.40 ID:FXfxjvMZ0
>>24
ミシャグジ様は日本で唯一といっていい縄文の具体的な信仰がいまにも伝わったものといっていい
国家神道で壊滅状態になったけど
祟り神の要素はあくまでも一つの要素であってそれが全てじゃない
諏訪が珍しいのはいけにえはほとんどの場合女子であるのが男子であったこと
神は空からやってきて、柱を目印に降臨するっていう古墳時代の信仰がいまだ残ってる。

諏訪大社と明治時代になって大くくりされちゃったけど信仰的には上社と下社はほとんど別の神社といって差し支えない
上社か下社か忘れたけど先祖代々神の子孫としてまつられた一族がいて神社の象徴的存在だったけど
それは象徴の枠をでず実際祭祀をつかさどったのは宮司一族で、こっちの宮司一族のほうがもとの信仰を保ち続けた一族であって
神としてまつられてた一族は後になって支配した一族って言われてる(神社に伝わる古文書にそう書いてある)

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:01:10.25 ID:FyAYS9P60
>>54
おー詳しい
いけにえが男が珍しいってのは世界的に?
それとも国内でもいけにえを捧げる神事ってほかにあるんかな

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:17:44.00 ID:FXfxjvMZ0
>>61
いけにえが男が珍しいのは世界は知らんが日本では超珍しい
一説には9~8割が女の子って言われてる

あと諏訪大社周辺はこの強い信仰があったおかげか平安時代になるまで仏教が入ってこなかった
現在主祭神となってる「タケミナカタ」は古事記で中央政府から
臨時的に作られた神だと推測されてて(出雲三神のなかで唯一日本書紀にはでてこない)
本来の諏訪の信仰とはまったく関係ない神なんだけど国学で古事記の地位が上がったばっかりに明治になって国家神道のもと主祭神がタケミナカタにすり替わった。
江戸時代なんかの文書みるとタケミナカタなんて書いてある文書はなく、すべて「諏訪大明神」で、
これは諏訪の神っていう漠然とした存在と平安以降になって諏訪に進出してきた仏教と習合した神の名前。
この神は地元諏訪では純粋な自然信仰的要素が強いんだけど、諏訪以外だと武神としての性格が強い。
その理由は、鎌倉時代になってさっき言った神としてまつられた一族が武人化(でも神の一族としての存在も消えない)して、(いわゆる諏訪氏)
鎌倉幕府に結構重要な存在として参加してて、本来の信仰の狩猟の神的要素もあったし、
実際的には中央政府にねつ造されたものだけど古事記で力持ちの神として描かれてる諏訪の神を武神として幕府の権威のもと全国に宣伝したから。
諏訪だけの神のはずの諏訪神社が全国そこらじゅうにあるのはこれが原因。

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:25:32.12 ID:Go4irhz1O
河童は落ち武者という説もあるよな
流れ着いた落ち武者が行く宛もなく、近く集落にも入れずに河辺や沼で魚を捕ったり身を清めてたりしたもの、という
「頭に皿があって周りに長い髪」という特徴も
月代を剃って側頭部~後頭部を結っていない落ち武者のそれに似ている

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:34:12.73 ID:FyAYS9P60
山と川を行き来したりするんだぞカッパ
ていうかカッパは類型おおすぎだろ どんだけ全国に分布してんだよ
ガラッパとか水虎とかはいいけどヒョウスベってなんだよ

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:37:02.53 ID:S6vMwOeq0
山に入った河童はヤマワロって言うんだってメガテンで見た

山童

山童(やまわろ、やまわらわ)は、九州をはじめとする西日本に伝わる山に出る妖怪。河童が山の中に入った存在であるとも言い伝えられている。

山中で樵(きこり)の仕事を手伝ってくれることがあり、そんな時に礼として酒やにぎり飯をあげると繰り返し手伝ってくれるという。

山童に渡す礼の品物は、必ずはじめに約束した物でなければならず、違う物を渡すと山童は非常に怒る。また、仕事前に礼を渡すと食い逃げをされてしまう事もあったという。熊本県葦北郡では山仕事が多いとき「山の若い衆に頼むか」と言って山童に頼むという。
https://ja.wikipedia.org/wiki/山童

Suuhi_Yama-warau

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:41:02.81 ID:bL1otpMZ0
うちの親の実家らへんでは、夕方以降海で泳いでいると、
海坊主に足を引っ張られてそのままさらわれるという言い伝えがある


実のところは、子供を遅くまで海で遊ばせないための、昔の人の作り話

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:44:49.22 ID:FyAYS9P60
>>31
山に入ってはいけない日が設定されてるとかね
禁忌系の話はたしかに子供向けの教訓めいてるけど、
なんだか教訓の皮をかぶって伝承を残してるみたいでわくわくしてこないか

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:48:26.01 ID:bL1otpMZ0
>>36
妖怪って単純に人の恐怖や理解できないモノの具現化したものもあるけど、
こういうものもあるんだよね
それが面白い



その峠には水場があるので、昔から旅人はそこで休憩したり夜を明したりしていた
しかし、その峠は幽霊の声がするということで、気味悪がって泊まる人は少なかった

実際に俺もそこに行ったけど、確かに爺さんの低い声がした・・・・

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:41:09.09 ID:Go4irhz1O
桃太郎伝説とかに出てくる鬼は漂着した欧米人だ、という説もよく聞く

ただ鬼(オニ)っていうのはもともとはああいう明確な設定や身体的特徴のあるものじゃなく
死や、凶事や、忌み事や、妖怪や、いろんなものが綯い交ぜになった概念的なものだってもいうよね

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:50:47.22 ID:FyAYS9P60
>>32
中国では鬼(キ)で幽霊のことだしな
伊勢物語かなんかの鬼とか完全に人食いの化け物だけどあれはなんなんだろう

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:41:21.17 ID:tL1cfG550
よく分からない現象を妖怪にするとかいうけど見越し入道とか天井舐めとかどういう怪異だったんだろうな

もしくは本当にそういう存在なのか

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:50:47.22 ID:FyAYS9P60
>>33
言われてみれば見越し入道は訳わかんねえな
塗り壁とかも… 塗り壁とヒダル神って現象としては似てる気がしてきた

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:41:54.41 ID:14HLS5mX0
山鳴りだっけ?天狗が暴れてるっていうやつ
あれ結局現代の科学文明が納得できる説明はついたん?

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:43:34.54 ID:uWseLXKH0
天狗ってやっぱ漂流した外人?

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:51:19.37 ID:bL1otpMZ0
>>35
天狗は分からんけど、
白人の外見は鬼そのものだったろうな~赤いし毛むくじゃらだしでかいし

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:53:16.90 ID:14HLS5mX0
ひょうすべとか見ただけで死ぬ系の妖怪はたくさんいるけど全部元の想像がつかん
山姥とかは狂人だし鬼はまつろわぬ民の辺りも元になってるんだろうが

ひょうすべ

河童の仲間と言われ、佐賀県では河童やガワッパ、長崎県ではガアタロの別名ともされるが、河童よりも古くから伝わっているとも言われる。元の起源は古代中国の水神、武神である兵主神であり、日本へは秦氏ら帰化人と共に伝わったとされる。元々武神ではあるが日本では食料の神として信仰され、現在でも滋賀県野洲市、兵庫県丹波市黒井などの土地で兵主神社に祀られている。

ひょうすべが笑うのにつられて自分も笑うと死んでしまうとある。これは作家・佐藤有文の著書『いちばんくわしい日本妖怪図鑑』が元になっているといわれる。同書によれば、ひょうすべが人に出遭うとヒッヒッヒッと笑い、もらい笑いした人は熱を出して死ぬとある
https://ja.wikipedia.org/wiki/ひょうすべ

ひょうすべ

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:54:41.70 ID:4ryKL5530
妻を生贄として入水したヤマトタケルノミコトは人間の屑=野獣先輩

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:55:26.51 ID:tL1cfG550
元が分からない想像つかない系の妖怪って絶対存在してるよな

世界の歪みを特異な生命体作ることによってバランスとってるとかも妄想しちゃう

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:00:53.29 ID:/j1qWBfk0
柳田国男の
山の夫婦の話がすごく好きだ

明治の頃
山に入った学者が道に迷ったら
原始人みたいな夫婦に会って一晩泊めてもらう話

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:03:34.42 ID:SJba/LOQP
葬祭関連は多いよなぁ

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:13:43.99 ID:cf5+qEC3P
ようつべで人(死体)を食ってる動画見たこと有るけどなんでそうなるんだろうな
ギリギリなんやろうな

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:27:18.20 ID:FyAYS9P60
>>73
人肉食の理由はさまざまで、ひとくくりにこうだと言えるものはない
倒した敵の部族を、勇敢な魂を取り入れるために食べる文化もあるし、
亡くなった親しいひとを土に還すよりも食べて血肉とすることを手向けとする文化もある
それぞれだよ

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:14:08.74 ID:bL1otpMZ0
民俗学といえるか分からんけど、四国遍路にまつわる風習

お遍路さんは杖を持ってるんだけど、これは空海の分身とされてる
だから、宿に泊まる時は、杖の先(足)を洗って、床の間に立てかけておかないといけない

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:16:21.06 ID:uWseLXKH0
浦島太郎とかかぐや姫って時空列や宇宙を取り上げるって日本人は二次創作に関して先駆者じゃない?

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:19:40.95 ID:cf5+qEC3P
>>76
それよりも紫式部とかの文献の残り方の方がおたくっぽいぞ
その当時は作品を貸したり、写したりして皆で回し読みしてたらしいけどその中で話を変える奴が出てくるんだとさ
そう言う風に当時の腐女子達が二次創作を繰り返し普遍的になった結果、残ったらしいぞ

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:21:58.58 ID:uWseLXKH0
>>78
自分のエッセンスを加える平安淑女…

喪女じゃないですかヤダー

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:20:54.10 ID:S8UdTkkY0
ケセランパサランが最強なんだ

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:39:25.98 ID:14HLS5mX0
ぬらりひょん総大将説を水木が唱えたのは有名だけどそれとは逆にぬらりひょん最弱説もあるんだってね
百鬼夜行絵巻で最後にあるのは夜明け=太陽で、ぬらりひょんは太陽から一番最初に逃げ出してる腰抜け、なんだと
どうなんだろうな

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:44:48.79 ID:Rf3r56CH0
ぬらりひょんなんて勝手に人の家に上がり込んで飲み食いするだけの妖怪で、総大将なんて後付だろ
って思ってちょっと調べたら家に上がってくるのも後付けだったのかよ

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 03:45:06.52 ID:FyAYS9P60
ぬらりひょんとかマジひきずりこむだけの妖怪
ていうか狩野派の妖怪画って形ばっかでぜんぜん中身が伝わってないよね

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/02(日) 02:36:14.27 ID:cf5+qEC3P
こういうの聞くの楽しいよな

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土着信仰とか妖怪的な少し興味そそられる話

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コメント

1  不思議な名無しさん :2018年12月26日 21:13 ID:FTdszmSO0*
東京の御岳山の大口真神のお札が貼ってある家がある。
地域で御岳山詣りが盛んだったらしい。
狼信仰だとばかり思っていたら、そもそも御岳山はヤマトタケル信仰なんだと知り驚いた。
2  不思議な名無しさん :2018年12月26日 21:15 ID:aqYMZmUx0*
> 仏教だったと思うけど、確か『宇宙の広さはこのぐらい』みたいな解釈が有ったと思う

何を指すのかわからないが、『華厳経』の宇宙観のことだろうか。
あれは三千大千世界という言葉の元になったものであり、あたかも現代天文学でいう銀河系の上に更に上の集合体があるように、宇宙は無数の世界が階層的にクラスターを形成しているという世界観だ。それぞれの世界の形状も雲型だったり卍型だったりとか書いてあって古代人の想像力の豊かさに感心させられる。
阿僧祇、無量大数という数字の単位もその文献に由来する。
なお、須弥山を中心とする世界という説は部派仏教(小乗)系の古典的名著である『倶舎論』に説かれている。
3  不思議な名無しさん :2018年12月26日 21:18 ID:aqYMZmUx0*
※1
本家の御岳山は教派神道の一派の御岳教の拠点になっている。教派神道といっても内容は修験道の影響が強く、天狗などを含め、様々な神仏を同時に崇拝している。
4  不思議な名無しさん :2018年12月26日 21:37 ID:brqsTjJg0*
どっかで女の肉体の方が完成されているとか神聖みたいな記述見た覚えあるけどそれから来てるのかなぁ、女の生贄が圧倒的に多いのって
5  不思議な名無しさん :2018年12月26日 21:57 ID:WJU1bdeX0*
こういう話題で卒論書けるのってやっぱり民俗学系?
うらやましいなあ
6  不思議な名無しさん :2018年12月26日 22:19 ID:FTdszmSO0*
米3
木曽御嶽山じゃなく青梅の武蔵御岳山

 
 
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