812 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:04/02/22 14:08 ID:HRj120l1
私が昔働いていた店の先輩の話。すごく美人で、優しい女性でした。ま
だ新人でミスしまくりの私を攻めず、親切に丁寧に教えてくれて、私が
他の先輩に怒られて凹んでいるときも「大丈夫だよ。わからないことあっ
たら、私が教えてあげるから。何か悩みあるんなら、私にいいなね」と
言ってくれました。

正直、他人から言われた言葉でこんなに励まされたことはありませんでし
た。私はその先輩のこと、本当の姉のように尊敬してました。多分、私以
外の新人の子たちも、その先輩のこと、尊敬していたと思います。

でも、そんな先輩とも別れの時がきました。私が仕事始めてから約一ヶ月
後、先輩は辞めていきました。家の都合で引越しをすると聞きました。たぶ
ん、お嫁にいくのかな・・・最後の日、恥ずかしくてうまくいえなかったけ
ど、あの時何度も「ありがとう」って思っていました。一緒にいた期間が短か
ったから、もう私のことは忘れてしまっているかもしれない。でも、あなたの
くれた優しさ、私は決して忘れません。あの時あなたに励まされ、肩を叩いて
もらわなかったら、私は立ち直れなかったと思います。

そして今は、私が先輩となり、新人の子の面倒を見ています。その先輩が私に
してくれたように、優しく、丁寧に接しています。

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