8866岐阜県高山市に住む、岩川まりなさん(34)。この日、3歳の娘・ひなちゃんがクリスマスを待ちわびる姿を優しい目で見つめていました。今年のクリスマスも家族で楽しく迎えられる…はずでした・・





岩川まりなさん:「(夫の会社から)『ご主人が交通事故にあって即死でした』と。顔見るまでは信じたくないと思っていたんですけど、実際に見て本当に主人だと思って…」

2018年10月18日午後11時45分ごろ、岐阜県郡上市八幡町の対面通行の国道で、裕之さんの運転する乗用車が逆走してきた10トントラックと正面衝突。

乗用車は運転席がどこかも分からないほどに潰れ、裕之さんは脳挫傷で即死。まだ31歳の若さでした。

仕事よりも娘のひなちゃんを最優先に考える父親だったという裕之さん。会社員として働きながら、趣味のクライミングで起業する夢に向かって計画を進めている矢先の事故でした。

「(娘が)いまだに『父ちゃんは?』とか、昨日も『父ちゃんまだー?』って言っていました。(裕之さんの遺体と対面したときは)『父ちゃんがケガしてる…』って。顔にも血が付いていたので、『父ちゃんいたいいたい、ねんねしてる』ってその時は言っていました」




裕之さんの命を奪った事故の原因は、「追い越し禁止道路での逆走」。

現場は対面通行の道路で、追い越しは禁止。事故を起こしたトラックは、前のダンプカーに続いて先頭のトラックを追い越そうと対向車線に。裕之さんの車をおよそ100m先に確認しましたが、左側にトラックがいたため、元の車線に戻らず逆方向へ。トラックを避けようとした裕之さんの車と正面衝突しました。

衝突直前のトラックの速度は制限速度を30キロも上回るおよそ時速80キロで、裕之さんの車は押し戻される形でコンクリートの壁に打ち付けられました。

警察は、運転していた井原幸夫被告(49)を現行犯逮捕、井原被告は過失運転致死の罪で起訴されました。

岩川まりなさん: 「追い越し禁止のところを追い越して、その行動自体が私には理解ができないし、すごく悔しい気持ちが強いです。過失運転という罪では軽すぎると思います」

・詳細は(source: 東海テレビ - 無謀運転に厳罰を 3歳娘「父ちゃん、ねんねしてる…」 “逆走10tトラック”と衝突し父親死亡 遺族の訴え




・本当に身勝手で許されないことをしたのに反省なんて一つもないんだろうな。
東名の石橋の件もそうだが、
まだまだ刑が軽すぎる。

・同じドライバー職として恥ずかしく、遺憾に思います。
理由はどうであれ、追い越し禁止区間を強引に出たのが原因であり、被害者が避ける避けないの問題ではない。
ただただ罪を認め、被害者へ謝罪する気持ちだけを述べて欲しかった。

・薬や飲酒運転なら危険運転致死傷罪。なぜなら冷静な判断が出来ないから。
冷静な判断ができるのに逆走して事故を起こして他人を死なせても危険運転にはならない…。

冷静に判断して逆走してるんだから、事故につながることも理解してたはず。やりたくて逆走した。
つまりは故意に行なったワケだから、殺人罪にすれば良い。
殺人事件の殺人罪の判断には故意かどうかがよく問題視される。
どう考えても殺人罪でしょう?

・前にトラックドライバーの人の考え方を聞いたことがありますが、人をはねたら半端にひくなと。後遺障害が長く残るとあとが大変だから、確実に死ぬまでひけと。
すべての人がそうではないと思いたいですが、感覚的にそういう思いの人があんなでかいものを毎日運転しているのだと思うと、恐ろしいですね。


・なぜ危険運転致死傷罪は適用されないのか