667警視庁は18年5月、「事件当時15歳~20代のやせ形の男」という新たな犯人像を発表した。警視庁はこれまで犯人像を15歳~40歳前後としてきたが、ここまでなぜ、絞り込めたのか・・





「京都府警科学捜査研究所が昨年、犯人の血液などのDNAから簡単に年齢を推定できる新たな鑑定手法を考案した。警察庁を通じ、鑑定を依頼した結果、15歳~22歳前後まで絞り込めたので、20代と変更した。

現場に残された犯人のヒップバッグの内側に付着していた赤の蛍光剤が蛍光ペンのインクと新たに判明したため、犯人は当時、学生か、浪人生で使っていた可能性がある。だが、もう18年も経っているので、今ではいいオッサンだろう」(警視庁捜査関係者)

警視庁がこれまで公表を頑なに拒んできた極秘扱いの「DNA鑑定書」が実は存在するという。元警視庁幹部がこう振り返る。


・世田谷一家殺害 黒髪で短髪か・・・犯人像を公開



「捜査の核心は犯人が日本人じゃなく、西洋人と東洋人のハーフの可能性が高いこと。この件は複数回、実施したDNA鑑定ですでに証明されている。それなのに警視庁は頑なに結果を公表せず、歳月ばかりが過ぎてしまった」

元捜査一課幹部によると、事件発生から5か月後、警視庁初の“DNAプロファイリング”が極秘で実施された。DNA鑑定の権威だった帝京大学医学部の石山昱夫教授(当時)に、犯人の血液から採取したDNAサンプルを警視庁科学捜査研究所幹部(当時)が持ち込み、分析を依頼した。

「当時の技術でもDNAの遺伝子情報から、母系からのみ伝わるミトコンドリア、父系からのみ伝わるY染色体多型などを抽出し、その塩基配列型の系統を詳しく分析すれば、白人、黄色人種などの人種的特徴を判別することができた。

事件直後は母系のミトコンドリア(DNA)のみを分析した。その結果、『アンダーソンH15型(ヨーロッパ系の白人)』だとわかり、仰天したよ。日本人の母親という確率は0.01%以下だ。だが、捜査に先入観を与えてはいけない、と当時の捜査一課幹部が判断し、この情報は極秘扱いとなった」(当時の科捜研幹部)・・

・詳細は(source: AERA dot. - 世田谷一家殺人 警視庁が公表しない真犯人の正体 宮澤さん母「生きているうちに真相を…」


・3D映像で現場を再現 世田谷一家殺害事件から18年



・こんな残虐なことをした犯人を野放しにしたままでいいわけがない。
色々な方法、協力を得てなんとしても捕まえて欲しい。
そのためにできることはして欲しいし、動かなければならない人がいるのなら動いて欲しい。

・この事件は必ず解決しないといけない事件だ。
この記事を見ると警察側が犯人像を自ら狭めているように感じる。
あらゆる可能性を考え、事件当初から視野を広げていればと悔やまれる。

・かつての帝銀事件の真犯人も逮捕前日に国からストップがかかり、なんと捜査本部解散!平沢さんを犯人にせざるを得なかったなんてありましたし、残念だけどもうやりようがないんだろう。
駐車違反の取り締まりみたく殺人事件の犯人逮捕もしっかりやってほしいね。

・これだけ有力な証拠があって何故逮捕に至らないのか不思議。
本当は誰か解っているのに国家間の関係を考慮して捕まえられないのかとか変に勘繰ってしまう。

・辛い記事だけど読み通したとこで↓
ICPOを通じて中国、韓国、欧州諸国などに指紋照会をかけたが、回答は半分ぐらい。
↑ここが気になりました。なんで半分?

・指紋、血液型、残された犯人の痕跡や品物が多かったので、警察は少し気が緩んでいたのかもしれません。後から色々な情報を公開しても、遅すぎます。世界中の警察にDNAを送って調べてもらうことはできないのでしょうか。テレビドラマでは、親戚ぐらいは見つけられそうなものなのに。


・「一日も早い解決を」 世田谷一家殺害事件から18年