「トランプ大統領がこのまま政府閉鎖を解消しないと…とんでもないことが起きる」海外の反応
アメリカでは、メキシコ国境の壁の建設予算(※トランプ大統領の選挙公約の目玉)をめぐって与野党が対立し、政府機関の一部が閉鎖されてから2週間が過ぎました。
しかしトランプ大統領は「必要なら何年でも政府閉鎖をする」と強気の姿勢を崩しておらず、解消のメドは立っていません。
そこで問題となるのが、閉鎖している間は政府職員は無給となるのですが、重要性から仕事を休めない職業があること。
空港の管制塔がそのひとつで、職員が仕事をしなければ人命に関わるため、無賃で仕事をする羽目になっているのです。
影響を受けているデルタ航空とユナイテッド航空のパイロットも、トランプ大統領に手紙を送るなどして早期解決を強く要望しています。
NASAでも宇宙にいる人々の安全のために通信をする職員などを始め、給料が止まっても仕事を続けなければいけない人々がおり、日に日にリスクは増大しています。
旅客機の安全も脅かされているため、他国の一般人も決して他人事ではないとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●アメリカの航空システムを閉鎖して、6万1000人のパイロットを怒らせたら、そりゃ問題が起きるさ。
↑パイロットだけじゃないよ。Googleによると1日平均で170万人がフライトを利用しているので、たった1つの空港が数時間閉鎖してさえ、かなり厄介である。さらにTSA(運輸保安庁)や管制塔の職員の不足によって閉鎖してしまうことを想像してみよう。
↑管制塔は軍の飛行機との調整をしているので、どこかの時点で国防の問題になってくる。
↑まさに管制塔で働いているが、領空圏に入ってくる飛行機は全てコントロールしている。そして現在は無償労働だ。航空機産業はGDPの8%であり、数千の管制塔の職員たちでコントロールされているので大問題である。
↑私たちの安全を守ってくれてありがとう。
●長期化すれば、間違いなくとんでもないことが起きる。
●誰も触れていないが、6か月の健康診断書の期限も閉鎖が長くなると切れる。そして健康診断書が切れると合法に飛行機を操縦してはいけないことになっている。
↑飛行機のメンテもだよ。
↑これは現在飛行機がかなり危険ということ?
●管制塔は無賃で働いている。それを支援するスタッフは休暇ということになっているが、きっと何百人が詰めこまれた金属の塊がお互いにぶつかならいようにする仕事なんて、大したことじゃないからだな。
●驚きだよ。ホワイトハウスはその閉鎖の結果に気付いていないようだ。
●大統領に手紙は書けるが、読ませられない。
●明日飛行機に乗らなくちゃいけないのに、この内容は見たくなかった。
↑水曜日に飛んだが、火曜日に戻ってきたときは悪夢だった。セキュリティの半分が閉鎖しているよ。行列の長さはバカげている。そしてこれがさらにひどくなるんだ。
●その政府閉鎖が、どんなに私たちの安全を脅かすことだろう、壁と比べてごらんよ。もはやコミカルだよ。
●トランプはパイロットを栄光あるバスの運転手程度にしか思ってない。
●(投稿者)管制塔は無給だし、疲労してきている。これがあまりに長く続くと飛行機が墜落する可能性も出てくる。
●アメリカ旅行の予定がある人はキャンセルをお勧めするね。安全のために。
↑明日帰らなくちゃいけないんだ。自分の安全がそういうことで妥協することに怒りを感じる。そのバカげた壁のために。
怒りや不安の声が噴出していましたが、このまま長期化すればさまざまな悪影響が出るのは必至のようです。