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おめでたい新年を迎えるカウントダウン・パーティーは花火が上がったりイルミネーションが輝いたり賑やかなものだと相場が決まっている。
しかし、2018年が終わりに近付いたそのとき、オランダ・南ホラント州スヘフェニンゲンのリゾート地では賑やかだのなんだのといっていられない大混乱となっていたようだ。
伝統行事を行っていたところ激しい炎が燃え上がり、高さ約50mもの渦巻く旋風となってビーチを襲ったのだ。
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毎年恒例のたき火大会が火災旋風となって襲いかかる!
Dutch Firefighters Battle ‘Firenadoes’ at New Year Celebration
このエリアでは、カウントダウン・パーティーとしてビーチでたき火をするのが毎年恒例となっているそうだ。
今年もそれが行われていたのだが、燃料の木製パレットが風にあおられて大きく燃え上がり、高さ約50mという巨大な火災旋風(firestorm)が発生したのである。
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火災旋風の発生条件等は解明されていないが、普通の火事ではなくまた竜巻でもない。
ダストデビル(塵旋風)のように乾燥した空気が旋回しながら炎を持ち上げて巨大な炎の竜巻を作る現象だ。
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来年のカウントダウン・パーティーはたき火中止の可能性も
この日、発生した火災旋風はビーチをところ狭しと動き回り、これをひと目見ようとたくさんの人々が押し寄せ、そのため消防隊による消火活動に支障があってはと機動隊まで出動する騒ぎになった。
翌日の早朝に火は完全に消えたがいくつかの建物が火災に遭い、しかし幸いなことにケガ人はいなかったらしい。
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とはいえかなりの騒動になったのは事実で「伝統行事だとしても安全性に問題があるのでは?」と議論を呼んでいるようだ。
次回から実施されない可能性もあるみたいだけどそれはそれでさみしい感じもするよね、ただまたこういった騒ぎにならないとは限らないし・・・う〜ん。
References: written by usagi / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
オランダだし、風が強かったんじゃ?
そんな気候で焚き火にましてや火事見物とか色々呑気過ぎない?
2. 匿名処理班
あれよあれよという間に炎が巨大化したんだろうな……
恐ろしい。