武器軟膏(ぶきなんこう)とは、傷薬の一種。通常の軟膏と異なり、薬を傷口ではなく、傷をつけた武器の方に塗る。16世紀から17世紀にかけて西欧の一部でその効能が信じられ、その理論について論争となった。
ケネルム・ディグビー(英語版)は、共感の粉(現在では硫酸鉄(II)と考えられている)を使って、実際に治療を行った。ジェームス1世らはその効果に感心したという[3]。他にも、実際に武器軟膏によって傷が治ったという事例も報告されている[9]。
>>4
えぇ…
すっごい理論
論争になるぐらい意見が別れたの草
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しかしながら現在では、武器軟膏の効果といわれていたものはすべて自然治癒力によるものだと考えられている。
つまり、当時は衛生観念に乏しかったため、傷口に不衛生な薬を塗るよりは、武器の方に塗って傷口は洗浄だけにとどめておいた方が傷の治りが早かった場合がある。
そのことが、武器軟膏が効いたと勘違いされる要因になったと考えられている
>>8
薬が不潔だったのかなるほど
>>8
効果あって草
>>8
これ毒塗ってたって事?
>>47
薬(動物のうんこ)やで
武器に軟膏を塗る(実質処置なし)が傷口に軟膏塗るより早く傷が治った!
↓
武器軟膏を信じない奴はガイジ!って理論
薬が無能すぎただけかよ
反論者は異端審問にかけられてるのか…
これから傷つけるであろう武器じゃなくて既に傷つけた武器に塗るんか?
呪術的なもんなんか
相手倒さな武器手に入らんやん一方的にやられた傷はどないすんねん
>>17
木で作ったレプリカに薬を塗ってもええんやで
>>34
これもうわかんねえな
感染呪術かな
感染呪術 (かんせんじゅじゅつ、英: contagious magic)とは、文化人類学者のジェームズ・フレイザーが定義した、人類学における呪術の性質を表す言葉である。感染魔術とも。
一度接触したものあるいは一つのものであったもの同士(ある個人とその着衣、ある個人とその人の爪、髪の毛など)は、遠隔地においても相互に作用するという発想を元にしている。
類感呪術とは対になる概念で、同様に世界各地に応用が見られる。
やってることオカルトそのものやんけ
相手を思いやって軟膏塗るのかと思ったら
相手殺して奪った武器に軟膏塗って自分についた傷治すってことかよ
>>26
ワイもこれかと思った
斬られた相手がすぐ回復するようにって意味かと思ったらただのオカルトやんけ
痛いのとんでいけシステムの応用やな
薬塗った武器を傷口に当てるんかとおもったら違った
今の知識からしたら頭おかしいんちゃう?ってなる
けど、大事なのは当時の時代背景に照らし合わせて考えることやで
>>36
昔って何が良いかなんて体感でしかわからんし思い込み激しそうやな
>>43
頭痛いからカチ割るわなんて神話まであるしな
古代エジプト人は脳を鼻水を溜める臓器って思ってたらしいしな
パラケルスス「不衛生な薬を傷口に塗るよりは武器に塗った方がええわ」
戦国時代とか傷口には馬の小便がベストってされてたしな
>>42
無菌やしそれは別にええやろ
>>42
流石にウソやろ?
>>76
温めた小便で洗うらしいで
>>86
汚いって思うが、小便は無菌だから良いのかね?
時間経てば菌が発生するのは避けられないと思うが
>>93
濃い塩分とアンモニア下やし生水よりマシそう
わざわざ温めるなら煮沸でええやろと思うけど
>>93
古代ギリシャでは小便は洗剤やった(尿素で汚れがおちる)
中世は知らん
戦争とはいえ苦しんで死ぬのはツラいから武器にあらかじめ薬塗っといて感染症は防いだろ的な事かと思ったら斜め上やったわ
事実はなろうより奇なり
治ったやつがおるからな
プラシーボ効果もあるし実際やらないよりはマシだったんじゃないの?
>>56
んなことする前にやることあるやろと
>>56
そもそも斬るなよ
>>62
戦争とかで怪我したときのことやろ?
>>75
いや、怪我した後に更に切るんやろ?
>>188
んなわけないだろ
>>207
切った後の武器に薬塗るのも大概やんけ
こんなガイジ理論理解出来るか
>>221
怪我と連動しているのは怪我の原因となった武器やぞ
新しく怪我してどうすんねん
>>225
切らな塗れんやんけ
てっきり薬を深く塗りこむために切りつけるガイジプレイかと思ったんや
まさか武器に塗って放置とは思わんわ
敵の武器にわざわざ塗りにいくのか
>>240
敵殺す→奪った武器に薬塗る→これで回復や!(思い込みで治る)
呪い解くようなもんやな
>>253
おまじないやな
当時の薬とか水銀とかつこてるやろし
五寸釘を打つ呪いの人形があるのなら、薬を塗る癒やしの人形があってもいい
>>57
昔は熱を出したら人形を熱出した人にくっつけてその人形を川に捨てれば病気が治るとかやってたな
薬より唾塗った方がマシだったかもな
フラッドとフォスターの論争
アリストテレス主義者のウィリアム・フォスターは1631年、『ホプロクリスマ・スポングス―すなわち武器軟膏を拭い去るためのスポンジ』と題する論文を発表し、武器軟膏の支持者に対する批判を展開した。
フォスターが武器軟膏支持者の中で特に目の敵にしたのが、当時のイングランドで武器軟膏を積極的に薦めていたロバート・フラッドだった。
そのためフォスターは、この論文の表題ページをフラッド家の扉に釘で2葉打ちつけさせた。同年フラッドは、『フラッド博士のフォスター師に対する反論、すなわち武器軟膏を拭い去るために用意された礼拝堂付牧師フォスターのスポンジの絞り上げ』と題する論文を発表し、フォスターへの反論を行った。
>>74
1631年にスポンジってあったんか…
>>84
そらあるよ
スポンジってもともと地中海で取れる海綿生物使って作られた天然由来の加工品なんやから
ちなみについ最近まで日本もオキシドールやってたけどあれは人間の細胞の方まで壊すから、流水に傷パワーパッドやで
最近は傷口を消毒するより
水で洗って放っておいたほうが治りが早いとか言われてるし
健康な場合は人間の自然治癒を邪魔しないほうがいいんやな
足に傷負っちゃった→腐るから足切れ→即死
言うほど医療行為か?これ
まともな傷薬出てきたのってかなり後になってからなんやなこういう話あるってことは
>>83
蒸留酒ぶっかければええんやからその物はずっとあったんやけどなあ
>>153
酒を薬に使うとかもったいない理論
エリクサー塗った武器とか不殺でええやん
イッヌをナイフで傷つけてナイフに軟膏塗れば痛がるから通信装置に使えるってアホ理論すき
>>92
どういうこと?
>>100
傷つけたイッヌを船旅に持ってくんや
出発地のちょうど正午にナイフに軟膏付けるとイッヌが痛がって飛び上がるんや
そのときの船から見た太陽の角度を計測すれば正確な現在位置が分かる!って主張したやつが当時居たんや
>>144
全くわからん
>>156
犬とナイフの痛覚が連動してるとすれば分かるやろ
(略)
応用的な使い方として、共感の粉を用いた海上での経度の確認方法がある。この案は1687年に発表された。当時は海上で使える正確な時計が存在しなかったため、航海中に現地点での経度を知るのは困難であった。そこで考え出されたのが共感の粉を使った方法である。共感の粉による治療法には痛みが伴い、これを使った瞬間に患者はその痛みで飛び上がるという。そこで航海前にわざと犬を傷つけておいて、その傷口に包帯をあてる。そして、包帯だけを出発地点に残し、犬は航海に連れてゆく。残った人が毎日決まった時間、たとえば正午に共感の粉を包帯にふりかけることにすると、その瞬間に犬は飛び上がるから、海上にいる人は出発地点の時間を知ることができ、そこから現在の経度を求めることができる。
何言ってるのか全く理解できない
この時代は「磁石のように非接触でも互いに力を及ぼしあうものがある」が常識になりつつあった
その常識にミスリードされたのが武器軟膏
言うてこの時期医学がかなり進歩し始めた時期やからな
20世紀最大の発明と言われてるペニシリンを青カビから抽出した奴は天才やな
>>106
ペニシリンの発見は最近だけど青カビを食べるという民間療法は紀元前からあるんやで
湯冷ましで洗うのが最善やろうな
小便で洗うのは無菌だからとかじゃなくて化膿して膿が出てくるのを治ってる証拠だと思ってたからだぞ
>>112
普通に汚染された水より小便の方が清潔やからやないの?
>>117
どっちが衛生的やったかは微妙やが当時の治療は化膿させてナンボの世界
まあ破傷風になるより雑菌で化膿のがマシだしな
洗うの最優先なのかもしれん
ぶっちゃけ現代医療で当たり前のことも当時やとこれと同じくらい
意味不明な治療法とかもあったやろワイらはそれが効果あると知っとるから当たり前なだけで
ここまでやないけど怪我の治し方とか最近でもこっちのがええやん...ってなっとるよな
かさぶた作らずにジェルで乾燥させんようにした方が治りええとか
「不衛生な薬を塗るより自然治癒に頼る方が良い…しかしそれでも薬に頼ろうとするのが人間の性…せや!!」
これやろ
パラケルススは全部分かってた説すこ
ホモサピって基本どうしようもなくアホやけどたまに一瞬だけ賢くなるよな
こんな不潔な薬塗らんほうがマシやけどほっとけば治りますよって言うと医者の立場がないしなぁと思った偉い医者が武器軟膏という誤魔化す方法を考えた
そこを理解してない後世の医者たちが武器に軟膏塗ったら不思議なパワーで治るとか真面目に議論し始めてしまった
>>151
医者の立場というより患者の都合やないの?
せっかく医者呼んだのに何かしてもらわんと不安やろ
現代も診察だけで済ましたら何か薬出せ言う患者おるやろ
>>167
当時やし患者の気持ちがどうこうよりは医者の権威の問題じゃないかとは思うがまぁ武器軟膏そのものの本質ではないし真偽不明だからどっちでもいいわ
>>182
擦り傷で呼ばれた医者が治療せんでも権威は傷つかんやろそれ以上のときにやればええのに
むしろ医者を呼ぶのって当時は貴族とか金持ちやろそいつらが「なにかせーや」って言うんやから
何かせざる得なかったとワイは思うけどな
今でも体調悪いから点滴してーなんてのも多くおるんやし何でもええからやってくれな納得せんやつは多いんや思うわ
当時はこれをどう論理的に説明しとったんやろ?
>>175
斬りつけた武器とそれで出来た傷は間接的に繋がってるから
斬りつけた武器側を何とかしないと傷は治らない
>>185
ガ、ガ、ガ、ガーイwwwww
ガイジ理論すぎてすこ
>>204
それをガイジと言える今のお前は何のおかげでそう思えるのか
それを考えるのが大事なんやぞ
藁人形で呪いかけるのが成立するなら武器軟膏も効くわな
つい100年前位までは世界中が神をまじで信じてたししゃーない
>>186
武器軟膏は科学側なんだよなぁ
当たり前だけど当時の人も論理的な思考をしていて
論理的に考えた結果その結論に至ったんだよな
病気に祈祷とかもしてたしまあしゃーない
今の治療だって未来では馬鹿にされるんやで
>>220
祈祷は実際に効果あるからな
今だとプラシーボって言うけど
要は丑の刻参りの逆バージョンって言われたら確かに納得できんこともないな
当時は信じ込む人おってもしゃーない
クソみたいな薬と人本来の治癒力の話か
なろう馬鹿にされてるけど実際無双出来そうやん
>>232
無双する前に宗教裁判かけられて終わりやと思うで
集団心理はそう簡単には動かせんわ
>>232
無双するには、その時代の支配的な理論が間違っていて自分の理論が正しいと
誰の目にもわかる形で証明しなけりゃならんぞ
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>皮膚を消毒することがいかに皮膚によくないかが最近明らかになってきて、傷の治療法が完全に様変わりしています。切り傷、擦り傷、やけどなど、一昔前なら必ず消毒していました。年配の方なら、ヨーチンを傷に塗ったことがあるはずです。オキシドールもよく塗りました。塗ると泡がシュワっと出るのと同時に猛烈な痛みがやってきます。何とも言えん激しい痛みなのですが、大人は「これがええんや」と痛みに耐えることを強要しました。
今では、ヨーチンもオキシドールも過去の遺物になり、ほとんどすべての皮膚の傷は、消毒をしないほうが早く、痛みなく、きれいに治ることがわかってきました。それでもまだ「傷には消毒」という固定観念が、古い医師や看護師ほどあるようで、傷を見たらイソジンを塗りたくったあとにガーゼをあて、やけどにゲーベンクリームを塗り、リバノールガーゼをあてるといった誤った治療法があとを絶たないのが実情です。
消毒をすると何故よくないのか。それは、消毒薬が通常の皮膚の細胞自体を破壊するのみならず、せっかくヒトの皮膚を病原菌から守ってくれている常在菌まで殺してしまうからです。いわば熱湯を皮膚にそそぐのと同じ行為なのです。
正しい傷の治療法は、簡単です。まず水道水で傷口を洗い流し、汚い組織を除去すること。次にサランラップを傷の上にぴったりと載せること。それだけで傷はきれいに治ります。マキロンもオロナインH軟膏もいりません。そして、水に浸けてもお風呂に入ってもいっこうにかまわないのです。
みたいなのなんかのゲームのシステムでなかったっけ
それの事かと思った