狂斎1巻 「浮き世に酔うて描くは狂気。河鍋暁斎の画鬼道絵巻」
ちさかあや氏がマンガハックのアプリで連載されているコミックス「狂斎」1巻【AA】が、12日に発売になった。
『狂斎』は、1巻の後書きによると『狂斎のモデルとなっております河鍋暁斎は、幕末から明治にかけて活躍した絵師です。数多の絵師の中でも資料が多く人物像がイメージしやすい絵師です。なので、河鍋暁斎を知っている方ほど、この漫画の狂斎と実在の暁斎のイメージが乖離し首をかしげるかもしれません。実在の暁斎と架空の狂斎のギャップを楽しんで頂けましたら幸いです』とのことで、実在した絵師・河鍋暁斎をモデルにしたお話。
また、特設ページの作品情報は『幕末〜明治にかけて活躍した稀代の天才絵師・河鍋暁斎、空白の不遇時代を描く』などで、裏表紙は『画鬼・狂斎に絵の狂気的な楽しさを教えたのは、巨匠・葛飾北斎だった─!?』、オビ謳い文句は『酒と、筆と、蛙と?浮き世に酔うて描くは狂気─。「狂」の字を背負う天才絵師・河鍋暁斎と奇妙な蛙との画鬼道絵巻』になってた。
仕事なし・金なしの貧乏暮らし。毎日誰にも売れない絵を描き、酒に酔い潰れる生活を繰り返し、さらに奇妙な蛙が住み着くようになる。
ただひたすら絵に向き合い続ける洞郁。心の奥底では幼少期に絵の心得を示してくれた、亡き葛飾北斎への複雑な嫉妬心と、自分が世間に認めてもらえない鬱屈な気持ちは大きくなる一方… 特設ページ
「狂斎」1巻【AA】の感想には、折野さん『神がかった筆で紡がれる見事な世界に暁斎ファンだけでなく歴史ファンも見惚れることをお約束します』、かっつんさん『出てくる絵師たちのキャラがみんな良い!』、あきさん『絵がすごい。しかもトーン使ってない、全部手描き手塗り』、昔男さん『私の思ってる河鍋暁斎の人物像は〜このマンガと違いましたが、このマンガの方が本人にちかいのかも』などがある。
なお、作者:ちさかあや氏は1巻の発売告知で『史実もあれば、作者の創作もある伝奇漫画です。読むというよりは「見て楽しむ」構成を心がけました。狂斎の酒に酔った視線と世界と傍若無人にやらかしていく様を、楽しんで眺めて頂けたら幸いです』などを書かれている。
「狂斎」1巻コミックス情報 / 特設ページ(第1話試し読み有り)
【関連記事】
コミカライズ 早雲の軍配者1巻 「名将に見出された少年は、戦の要・軍配者を目指す」
ちさかあやのニュース - アキバBlog
【関連リンク】
徳間書店
エコーズ株式会社 / マンガハック / Twitter
「狂斎」1巻コミックス情報 / 特設ページ(第1話試し読み有り)
天才絵師・河鍋暁斎。月岡芳年、弘瀬金蔵、葛飾北斎などの絵師も登場!
RTキャンペーン☆500円分図書カードネットギフトをプレゼント
ちさかあや氏のTwitter / pixiv / note
「狂斎」一話丸っと全46Pお試し読み(pixiv)
酒を呑みゝ絵を描きゝ踏んだり蹴ったりやさぐれたりする酩酊上等絵師漫画
読むというよりは「見て楽しむ」構成を心がけました
一巻は、一話〜五話の他に、描き下ろしショート漫画4話を収録しています
発行部数が少ないため、店頭あるいはネットにてご注文して頂くと確実に
紙の質は私も感動しました。コレクション感のある本にするというのが一つのテーマ
表紙は「暁斎楽画 第九号 地獄太夫がいこつの遊戯ヲ夢ニ見る図」オマージュ
表紙のデザイン
サイン本 / 米次郎、清、其一、国芳、絵金 / 一巻の紅一点 / ぺんてるの銀の穂
ほぼ趣味で構成されている『狂斎』ですが、編集者の客観的な視点は必ず入ります
幕末明治に「鬼才」と呼ばれた桁外れの絵師・河鍋暁斎を描いたマンガもまた芸術的
絵師・河鍋暁斎の空白の不遇時代描く「狂斎」単行本応援プロジェクト始動(2018/11)
稀代の天才絵師、空白の時代を描く「狂斎」単行本応援プロジェクト(募集終了)
河鍋暁斎記念美術館 / Twitter
サントリー美術館:河鍋暁斎 その手に描けぬものなし 2019年2月6日(水)〜
絵師・河鍋暁斎 - 蕨市公式ホームページ
掛け値なし、絵筆の天才 河鍋暁斎記念美術館 埼玉県蕨市 WEDGE Infinity
ゴールドマンコレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力 | Bunkamura
3分でわかる河鍋暁斎 - YouTube
河鍋暁斎 - Wikipedia
【感想リンク】
見事な世界に暁斎ファンだけでなく歴史ファンも見惚れることをお約束します
出てくる絵師たちのキャラがみんな良い!
狂斎さんと一緒にお酒飲みたくなりました
絵がすごい。しかもトーン使ってない、全部手描き手塗り。何度も見返しちゃう
このマンガの方が本人にちかいのかも
あの絵達が画面から溢れ出てくる、心地良くも狂を孕んだ勢いが凄くてですね
芸術作品のような独特な〜表現と「ストーリーを読みやすく読者に伝える」が両立
1話読んで好き、買うしかないな…って
良い意味で狂気じみた作品で本を手に震える…そして黒が美しいです
画風が世界に合っていて良いですね