『バキ道』第19話「金竜山の妙案」感想

うそでしょオイ…あの本部をボッコボコにしたとはいえロートル（デンジャラスライオン曰く）に負け、そして範馬勇次郎に至っては相撲すらさせてもらえないほどの力量を見せつけられて…そんなあの金竜山が、果たして戦えるのかッッ！？

…と思ったが、そもそも金竜山は戦うわけではないみたい。ここ、前回勘違いしてたけども、彼はもうロートルというか相撲を引退した男。野見宿禰とともに、別の道を探る…。

金竜山の脱出劇とは…

金竜山と野見宿禰は知り合いだ。それも、宿禰は金竜山のことを「親方」「威厳に溢れた横綱」と言った。まるでリアルの元横綱の話みてェだッッ！

「親方」ということは、少なくとも尊敬はしている…と思ったが、金竜山のやっていた相撲は「きれいな相撲」らしい。そんな親方に対して、宿禰は嫌に思ったのかな。

そんな宿禰からは、「威厳」という言葉が出てきた。今の相撲に威厳は…と、そもそも威厳って何だ？

威厳
近寄りがたいほど堂々としておごそかなこと。

コトバンク

近寄りがたいほど堂々としているのだろうか今の相撲は…。

管理人の相撲についての想いを語らせてほしい

はっきり言います。相撲はあんまり見てないです。自分が相撲を意識するようになったのは、K-1とPRIDEから。K-1では曙でデビューして話題になったんですけれど、その結果はみんな知るように…。でも、「曙は巨漢すぎたから…」という気持ちもあったので、別に相撲が弱いとはこのときは思っていなかった。

自分が期待していたのが、戦闘竜です。PRIDEで魅せたマル・ザ・ツイン・タイガー戦は本当に好きで、その後瀧本誠戦では、個人的に戦闘竜が押してたと思ってました。まあ負け星などを見ると多いのですが、このころは「戦闘竜ならやってくれる」と信じてました。

その後は曙がプロレス入りして活躍して、自分も総合格闘技や立ち技格闘技というよりも魅せるプロレスにハマっていき、今では有田と週刊プロレスとを欠かさず見るほどに。

ちなみに有田と週刊プロレスとでは、元横綱・北尾のデビュー戦の話も出てきているので相撲好きな人は見てほしい。というかこの番組、マジ神なんで見てほしい。いろんな漫画の感想レビューで書きまくってるけどねこの話。

妙案とは…

相撲の威厳を取り戻すため、金竜山が提示した、妙案とは…

現役の大関と、路上で対決する。おそらく路上での喧嘩ではなく、路上での相撲なんだろうけども…。

んんん～～～～～～～～ッッ申し訳ない、ここで大関が出てきたとしても、強さはあんまり感じない…。宿禰＝最強のパワーの持ち主というのは理解できているので、いまさら表舞台で活躍するスモウレスラーと戦ったところで、なんかだかなぁ～…。ただ、相撲の威厳を取り戻したいということなので、大関敗北で相撲業界に危機感を持たせる、または宿禰との路上相撲で相撲の強さを見せつけるつまりは宿禰がわざと敗北する…という可能性もあるか。

もしくはエンターテイメント性持たせるためにDDT寄りになるのか…金竜山の妙案とは如何に…。

刃牙道 22