戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://labaq.com/archives/51905054.html


「歴史上で1番偉大な写真を1枚選ぶとしたら、どれを選ぶ?」支持率の高い写真いろいろ:らばQ
2019年01月20日 22:08

「歴史上で1番偉大な写真を1枚選ぶとしたら、どれを選ぶ?」支持率の高い写真いろいろ

 

歴史上で1番偉大な写真00
1枚の写真が世の中を動かすこともあります。

人の心を揺さぶるような偉大な写真はたくさんありますが、その中でも最も偉大な1枚を選ぶとしたら、あなたはどれを選びますか?

海外掲示板で投票率の高かったものから、順番にご紹介します。

What do you think is the single greatest photograph in history?

●何にもつながってない状態で、宇宙に浮かぶブルース・マッカンドレス2世の写真。
歴史上で1番偉大な写真01
(参照:「いまだかつて最も恐ろしい宇宙の写真は…これだと思う」落ち着かなくなる1枚

↑それは恐ろしすぎる。

●「神に会いに行く準備を」(看板に書いてある文字)
北アイルランドで爆弾処理のエキスパートが、爆弾のほうへ歩いていくところ。(1970年)
歴史上で1番偉大な写真12

↑これは見たことはなかったが、忘れられないほどに美しい。彼は無事だったの?

↑無事だった。

●初めてのハッブル・ディープ・フィールド。
歴史上で1番偉大な写真02
ハッブル・ディープ・フィールド - Wikipedia

↑ディープ・フィールドを知らない人のために。
NASAは以前、「星のないところにはいったい何があるのか?」と問いかけた。その答えのためにハッブル宇宙望遠鏡を、夜の空の何も見えないところへ向けた。星も銀河もまったく何もないところだった。
我々の理解ではその日はそこは何もない日だった。もしかしたら遠くの銀河の1つや2つがぼんやりと光るかもしれない。それはあまりに遠いので従来の方法では撮影されないほどうっすらとした光かもしれない。
ところが空っぽの真っ暗ではなく光り輝いてきた。それがこの写真の全てである。夜の星と星の間小さな隙間に向けてはるか遠くまでズームすると、こうしたものが見られる。銀河である。何千も、無限にだ。
1つの光の粒につき新しい銀河であり、それらは数百万〜数十億の星から成っている。

●ペイル・ブルードット
歴史上で1番偉大な写真03

↑謙虚な自慢:うちの両親もその写真に写っている。

↑これは何?

↑カール・セーガンのペイル・ブルードットだよ。
約60億kmの彼方からボイジャー1号によって撮影された地球の写真。(小さな点でしかない)
ペイル・ブルー・ドット - Wikipedia

●Zbigniew Religa氏の初めての24時間心臓移植手術。
歴史上で1番偉大な写真04
患者は彼より長く生きた。

↑一番のお気に入りの写真。それが自分も最初に浮かんだよ。彼の目、コーナーにいるアシスタント、彼やそのフロア……すごく気に入ってる。

●自分はこれ。「燃える僧侶」
歴史上で1番偉大な写真05
(1963年6月11日、当時の南ベトナムのゴ・ディン・ジエム政権が行っていた仏教徒に対する高圧的な政策に抗議するため、サイゴン(現・ホーチミン市)のカンボジア大使館前で自らガソリンをかぶって焼身自殺した。Wikipedia

●ヴィーンヌィツャの最後のユダヤ人(1941年)
歴史上で1番偉大な写真06
The last Jew in Vinnitsa, 1941 - The Last Jew in Vinnitsa - Wikipedia

↑そのときまでに彼がどんな仕打ちを受けてきたかを想像する。
さらにこんな終わりかた。彼の表情はぐっとくる。あまりに痩せこけて……この時点でほぼ弱りきっている。彼が最後に見たのは死体でいっぱいになった穴で……心が痛む。

↑同じことを思った。第二次世界大戦は本当に歴史上の底のない井戸である。

●(195 Gigapixel Shanghai
ここにある上海の写真は、もっとも解像度の高い1枚。いろいろなものを探して何時間も見ていられる。そしていつも新しい発見がある。

●核爆発の0.1マイクロ秒以下の写真。
歴史上で1番偉大な写真07
ハロルド・ユージン・エジャートン撮影(Wikipedia

↑いったいこれはどれくらいの大きさなの。

↑直径30mほど。

●無名の反逆者だな。
歴史上で1番偉大な写真08
無名の反逆者 - Wikipedia

●神父と死んでいく兵士
歴史上で1番偉大な写真09

↑勇気だよ。すばらしい勇敢さだ。
ベネズエラでスナイパーにより撃たれた兵士に最後の手を差し伸べている。その間も銃弾がコンクリートを撃ちつけている。
写真家のHector Rondon Lovera氏は撃たれないように45分間も完全に地べたに這いつくばっていたと述べている。

●ドイツ兵たちが収容キャンプの映像を見せられたときの反応。
歴史上で1番偉大な写真10


どの写真からも、写真の持つ力が伝わってきます。

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見
 
コメント欄を表示する(0)
最新記事
記事検索

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースを、毎日厳選して配信しているバラエティニュースサイトです。