【ミリマス】このりお「宅飲み日常会話」
このみ「今日は!」
莉緒「花の!」
このりお「金曜日~!!!」ハーナハサカルー
このみ「明日から3日間は久々のオフよ!」
莉緒「キャー!サイコーよ!このみ姉さん!!」
このみ「というわけで私のお気に入りを持ってきました!」ゴトン
莉緒「キャー!一升瓶が似合う女!このみ姉さん!!」
このみ「誉めてるの?」
莉緒「もちろん!」
莉緒「最近カクテルに嵌ってるの!シェイカーも買って毎日練習してるのよ!」シャカシャカ
このみ「か、かっこいい・・・!」
莉緒「最近のお気に入りはミリオンダラーとピンク・レディ!」
このみ「キャー!莉緒ちゃーん!」
莉緒「まぁ今日は普通にチューハイなのよねー」
このみ「莉緒ちゃん?」
莉緒「早速」
このりお「カンパーイ!」
莉緒「んんー!おいしい!」
このみ「・・・あ゙ぁ゙~、染みるわぁ~!」
莉緒「アイドルが出しちゃいけない声」
このみ「照れちゃうわねぇ///」
莉緒「このみ姉さん?誉めてないわよ?」
莉緒「レッスン、お渡し会、サイン会、定例ライブ・・・身体が悲鳴を上げてるわ」
このみ「そういえばこの間の定例ライブは莉緒ちゃんセンターだったものねぇ」
莉緒「そーなの!プロデューサーくんがいきなり『よし、今回の定例ライブは莉緒がセンターだな!』とか言ってきてね!」
このみ「まぁ、いつも通りじゃない」
莉緒「言われたのが定例ライブ1週間前よ」
このみ「ちょっとプロデューサーに用事が・・・」
莉緒「このみ姉さん落ち着いて!!一升瓶置いて!!!」
莉緒「流石のプロデューサーくんも1週間はヤバいと思ったらしくてね、寝る間も惜しんで準備にあたってたの」
このみ「そうじゃなかったらどうしようかと思ったわ・・・」
莉緒「定例ライブが終わったあとね、プロデューサーくんがいきなり倒れたときはびっくりしちゃったわ」
このみ「えぇ!?それは初耳だわ!」
莉緒「どうやら最後のツメで三日三晩徹夜してたらしいのよ」
このみ「こういっちゃアレだけど控えめに言ってキ〇ガイね」
莉緒「私たちもスタッフさんも大慌て!急いで救急車を呼ぼうとしたんだけど」
このみ「したけど・・・?」
莉緒「すごくでかいイビキが聞こえてきてね、風花ちゃんと歌織さんが連れてってくれたわけ」
このみ「人騒がせな人ねぇ・・・でも腕はいいのよねぇ」
莉緒「そうなのよねぇ・・・」
このみ「ふっ・・・よくぞ聞いてくれました」バサッ
莉緒「ファッション雑誌?そういえばちょっと前にモデルの仕事があるって言ってた・・・」
莉緒「え?これって、中学生向けのファッション雑誌・・・あっ」
このみ「あんのプロデューサー!!もっとセクシーな仕事取ってきてよね!!!」
莉緒「中学生向けのファッション雑誌のモデルじゃあこのみ姉さんの魅力が伝わらないわよねぇ・・・」
このみ「そーなのよ!!まぁ大人としてね、請け負った仕事は断れないからやったけどさ!けどさぁ!」
このみ「カメラマンが超のつく凄腕だけど超のつくロリコンで、年齢は言わないでくれ、って」
このみ「おかげでレンズ越しに纏わりつくような熱視線を浴びるし!!」
このみ「礼儀正しくていい子だね、お菓子もらうし!」
このみ「見せてもらった写真がすごく良く撮れてたけど素直に喜べないのが一番腹立たしい!!!」
莉緒「このみ姉さんも本当に大変よねぇ・・・」
莉緒「はいはい、このみ姉さんは毎日頑張ってえらいえらい」ヨシヨシ
このみ「はぁー、ありがとう、莉緒ちゃん・・・」
このみ「あ、そういえば、莉緒ちゃんはプロデューサーとどこまで行ったの?」グビリ
莉緒「ブフゥーーー!!?!?!?」
このみ「ぎゃああああ、チューハイがぁぁぁ!!!!!」
莉緒「ゴホッゴホッ・・・いいいいい、いきなり何を!?」
このみ「え?違うの?」フキフキ
莉緒「違う違う!そんな関係じゃないですってば!」グビグビ
このみ「えぇ?でもこの前プロデューサーから何か貰った後、プロデューサーがいなくなったらめっちゃガッツポーズ取ってたじゃない」
莉緒「あ、あれは・・・その・・・///」
このみ「おやおや~?顔が赤いわよ~?」ニヤニヤ
莉緒「なっ!?・・・こ、ここここのみ姉さんはどうなの!?」
このみ「うぇえ!?あ、あたし?」
このみ「え?そうかしら?」
莉緒「そうよ!わりかし結構嬉しそうにしててちょっと妬ましい」
このみ「あららら~?うふふ、安心して、私はプロデューサーなんて眼中に・・・」ニヤニヤ
莉緒「プロデューサーくんが」グビグビ
このみ「・・・ん?」
このみ「聞き間違いかしら・・・?」
莉緒「ちょっと前にやったセレブレーションの続編が決定したとかで最近いつも一緒じゃない?」グビグビ
莉緒「麗花ちゃんは基本大学から直通、歌織ちゃんと風花ちゃんはCD出してから忙しいし」
莉緒「このみ姉さんはここ最近事務所からプロデューサーくんの送り迎え」グビグビ
莉緒「プロデューサーくんばっかりこのみ姉しゃんと一緒にいてずるい!!!」
このみ「あら?私の大吟醸こんなに減ってたかしら・・・?」
このみ「・・・あっ」
莉緒「このみ姉しゃん、プロデューサーくんずるいよー・・・///」ヒック
このみ「あはは・・・そりゃあ減るわけね」
莉緒「うぅ~、プりょデューサーくんにはうちのこのみ姉しゃんは渡しません!!///」ギュー
このみ「ぅわぷ!ちょ、ちょっと莉緒ちゃん!?」
莉緒「最近お互いに忙しくてこうやって一緒に飲む機会も最近減ってきて!!」
莉緒「家に帰ってくるとなんか寂しく感じる時が増えちゃって・・・」
莉緒「久々にこうやってお酒飲んで、いろんなお話ができるのがすっごい嬉しい・・・///」ギュー
このみ「莉緒ちゃん・・・」
莉緒「え?」
このみ「ちょっと前までは毎週のように二人で集まって飲んでいたのが、最近だとお互い忙しくて月に1回程度じゃない?」
このみ「なんか、自宅で飲んでても物足りなさを感じちゃってね」
莉緒「このみ姉しゃん・・・」
このみ「・・・実はこの3連休、結構無理言って作ってもらったの」
莉緒「!?」
このみ「最近忙しかったのはこれが理由でね、前倒しでお仕事詰めてもらってたのよ」
このみ「そうじゃなくても忙しいから集まれる回数は変わらないけど・・・たまにはこういうのがあってもいいじゃない?」
莉緒「こ、ごの゙み゙姉しゃん・・・」ボロボロ
このみ「なんか湿っぽくなっちゃったわね!!さー、飲みなおすわよー!///」
莉緒「うっ・・・うぇ・・・」ボロボロ
このみ「あーあー、綺麗な顔が台無しじゃない!ほら、お鼻チーンして!」
このみ「り、莉緒ちゃん?ちょっとそろそろ離してくれないとお酒飲めないんだけど・・・?」
莉緒「・・・やだ」
このみ「いや、やだって言われても・・・」
莉緒「お酒は飲ませるから、もう少しこうしていたいの・・・」
このみ「・・・ふふっ、しょうがないわね」
このみ「あれ?でも飲ませるって・・・」
莉緒「」グビリ
このみ「莉緒ちゃん?」
莉緒「」ンー
このみ「え?莉緒ちゃん?」
莉緒「」ンンー
このみ「なんで顔が・・・近づい、て・・・ちょ!莉緒ちゃ・・・んっ///」
このみ「っは!はぁ・・・はぁ・・・///」
莉緒「こうやって、飲ませるの///」
このみ「さ、流石にちょっと強引よ・・・///」
莉緒「なんか、このみさんを抱きしめてるとね・・・///」
莉緒「胸がドキドキして、心の奥が、キューっとして///」
このみ「り、莉緒ちゃん・・・///」
莉緒「頭がぐるぐるして、血の気が引くような気がして・・・」
このみ「莉緒ちゃん?」
莉緒「うぷ・・・ちょっと、気持ち悪い・・・」
このみ「莉緒ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!???」
オロロロロロ
このみ「はぁ、日本酒なんて慣れないの飲むから」
莉緒「ごめんなさぁい・・・」
このみ「まぁ日本酒持ってきたのは私だし、謝ることもないし、気にしないで大丈夫よ」
このみ「それよりも食欲はある?お味噌汁飲めそう?」
莉緒「飲む・・・」
このみ「じゃあ今持ってくるわね」
莉緒「うぅ・・・頭いたぁ・・・」ガンガン
莉緒「そういえば昨日、このみ姉さんと・・・お酒を飲んで・・・」
莉緒「・・・なにしたんだっけ?」
莉緒「それで、それで・・・」
莉緒「・・・お、思い出せないわ」
このみ「おまたせー」
莉緒「こ、このみ姉さん?」
このみ「?どうかしたの?」
莉緒「わ、私、昨日このみ姉さんに何かしなかった・・・?」
このみ「昨日・・・」
このみ「・・・キ、キス・・・を・・・///」
このみ「正確には口移し?///」
莉緒「口移し」
このみ「・・・」
莉緒「」
このみ「な、なーんちゃって!冗談でしたー♪」
莉緒「お・・・」
このみ「お?」
莉緒「オロロロロロロr」
このみ「ぎゃあああああ!!!?莉緒ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!???」
莉緒「大丈夫・・・」
莉緒「そ、それよりもさっき言ったことは本当に冗談なのよね!?このみ姉さん!?」
このみ「あはは、当たり前じゃない!」
このみ「(この様子だと覚えてないみたいだし、黙っておきましょ・・・///)」
莉緒「はぁ・・・脅かさないでよ、このみ姉さん!」
このみ「ごめんね、ちょっとからかいたくなっちゃって♪」テヘペロ
莉緒「もう・・・」
このみ「そういえば、莉緒ちゃんの着替え用意するときにリボンで包んだ箱見たんだけど・・・」
莉緒「え?・・・あっ!?」
このみ「もしかして・・・プロデューサーへのプレゼント?」
このみ「勝手に見ちゃったのは謝るけど、莉緒ちゃんも隅に置けないわねぇ」ムフフ
莉緒「あー、えーとね、このみ姉さん」
このみ「わかってる、皆まで言うな!これは莉緒ちゃんと私だけの秘密に・・・」
莉緒「それ、このみ姉さんに用意したものなの」
このみ「・・・へ?」
莉緒「この3連休の最終日に渡そうと思ったんだけど・・・見つかっちゃったんならしょうがないわね」ゴソゴソ
莉緒「・・・はい、このみ姉さん」
このみ「・・・」
莉緒「?このみ姉さん?」
このみ「はぇ!?あ、は、はい!」
莉緒「そんなにかしこまらなくても・・・コホン、このみ姉さん、いつもありがとう、これからもよろしくね」
このみ「こ、こちらこそ・・・」
このみ「あ、いや、すごく予想外だったから・・・」
莉緒「プロデューサーくんへの贈り物と勘違いしてたくらいだものね」
莉緒「ねぇ、開けてみて?」
このみ「え、ええ・・・」ゴソゴソ
このみ「これは・・・指輪?」
莉緒「たぶんぴったりだと思うんだけど・・・」
このみ「・・・あ、本当だわ!」
莉緒「ふぅ、よかったわ・・・」
このみ「い、いつの間に計ったの!?」
莉緒「プロデューサーくんにアンケートか何か書かされなかった?」
このみ「・・・あ」
莉緒「たぶんプロデューサーくんのことだから先方からのアンケートっていう感じで誤魔化してたと思うんだけど・・・」
このみ「あったわね、4LタイアップのアクセサリーのCM撮影の時に・・・」
莉緒「たぶんそれね、見られてたガッツポーズもそれがうまくいったからなのよ」
このみ「なるほど、あれは私の勘違いだったわけね」
莉緒「そ、それで・・・ど、どう?このみ姉さん?」
このみ「・・・うふふ、ありがとう莉緒ちゃん!」ダキッ
莉緒「きゃあ!?こ、このみ姉さん!?」
莉緒「そ、それは大袈裟じゃない?」
このみ「ううん、そんなことないわよ!」
このみ「いつも慕ってくれて、一緒にアイドルやって、昨日みたいに一緒に愚痴を言いながらお酒を飲んで」
このみ「歌織ちゃんや風花ちゃん、麗花ちゃんとも、もちろん飲むことはあるんだけど」
このみ「それ以前からも、莉緒ちゃんとはよくこういう風に集まってたじゃない?」
このみ「だからなのかはわからないけど・・・なんか、莉緒ちゃんは特別な感じがあるの」
このみ「そんな人からの贈り物だもの、嬉しくないわけないじゃない!!」
莉緒「こ、このみ姉さぁん・・・」ポロポロ
莉緒「へ?えーっと、駅前にあるアクセサリーショップだけど・・・」
このみ「ふふっ、明日そこへ行きましょう?」
莉緒「え?ど、どうして・・・はっ!や、やっぱりこのみ姉さんには合わなかったから返品を・・・!?」
このみ「違う違う!せっかくだし、莉緒ちゃんも同じの買って、ペアリングにしたいなーって」
莉緒「!?」
このみ「あ、嫌だったら別に・・・」
莉緒「ぺ、ペアリング・・・!その手があったわ・・・」
このみ「り、莉緒ちゃん?」
このみ「・・・ふふふっ、はいはい、落ち着いて、頭に響くわよ」
莉緒「あ、思い出したら痛みが・・・あいたたた・・・」
このみ「休日は逃げないから、今日は一日お休みしましょ?」
莉緒「うぅ・・・このみ姉さんの言うとおりね、今日はちょっとキツいかも・・・」
このみ「でしょ?だから、ほら!しじみのお味噌汁飲んで、キャベジン飲んで、しっかり寝ること!」
莉緒「はぁーい・・・」
このみ「ふふっ、じゃあお休み、莉緒ちゃん」
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