犬耳娘「……ん、おはよ、元気してた?」
犬耳娘「あー、そっか、もうこんな時間か……ん、はいどうぞ」
犬耳娘「これから寝るんだよね?私は今から起きとくから、枕あげる」
犬耳娘「……あ、そうなんだ、まだ寝ないんだ、ふあぁ……なら、まだ私は寝とこうかな」
犬耳娘「え?ご飯かぁ、じゃあ、お誘いに応じて一緒に食べるよ」
犬耳娘「久しぶりだなー、こうやって一緒に食卓を囲むのってさ、1年ぶりくらいかも」
犬耳娘「……ふーん、このローストビーフ手作りなんだ、凄いね、流石私の恋人……なのかな?」
犬耳娘「あはは、まあそこらへんは棚上げしようか、このローストビーフ美味しいし」
犬耳娘「うん、おいしいおいしい、あ、そっちのローストビーフもちょっと頂戴」
犬耳娘「ありがと、いただきます。……いくら楽しみにしてたローストビーフが食べられたからって言って、そんなに不機嫌そうな顔しなくて良いのに」
犬耳娘「え?手づかみが嫌なの?……うーん、いっつもこれだったから、ごめんね」
犬耳娘「じゃあ仕方ないな、フォークとナイフを使いますか」
犬耳娘「うん、やっぱりフォークとナイフで食べても美味しいものは美味しいね」
犬耳娘「……ふー、ご馳走様、美味しかったよ、ありがと」
犬耳娘「ふあぁ……ねむいけど、食べた後のひと眠りは体に悪いからね、……一緒に眠る?」
犬耳娘「ふふっ、そう言うって知ってた、だから私は起きとくよ、もうちょっとは、ね」
犬耳娘「あー、今日は月が綺麗だね、ふふっ、夜ってのは良いものだね」
犬耳娘「……まあ、昼夜逆転の生活ってのも楽しいよ、寝顔見れるしね」
犬耳娘「あれ?気づいてなかったんだ、黙認されてると思ってたんだけど」
犬耳娘「ごめんごめん、次からはなるべくやらない、抱きしめたりもしない」
犬耳娘「……って、これも気づいてなかったんだ、……だったら言わない方が良かったかも」
犬耳娘「悪夢とか見てないと良いんだけど、夜寝てる時に圧迫されてたら怖い夢見るらしいし」
犬耳娘「もしかしたら、私が抱き着いてた夢でも見てた?」
犬耳娘「……そんなわけないか、冗談だって、そんなにそれっぽい反応なんてしなくて良いよ?」
犬耳娘「ん、そうだね、次からは起きてる時に抱き着くよ」
犬耳娘「そしたらもっと恋人っぽいんじゃないかなって」
犬耳娘「はいはい、結局どうするかは棚上げ、だよね」
犬耳娘「……うー、冬真っただ中だから、まだ寒いね、風邪ひかないようにね」
犬耳娘「はい枕」
犬耳娘「……じゃ、おやすみなさい」
不思議ちゃんと言うかなんというかかわいいのはわかる
クーデレ?
確かにダウナーな感じはいつもよりあるかもしれないがダウナーな子はかわいいよね
一緒に布団被っていちゃいちゃしたい
というわけで続きをですね
犬耳娘「ほら、だって今時計見て見てよ、……ね?」
犬耳娘「深夜三時、明日朝起きたいんだったら早く寝るべき……ってのは言わなくても分かってるよね」
犬耳娘「……どうかしたの?」
犬耳娘「へー、悪夢なんて見たんだ、……私が早い時間に起きだしたからかな?」
犬耳娘「生活リズム崩しちゃったかも、ごめんね」
犬耳娘「今日は満月だから、狂気に満ちた夢を見るのも仕方がないよ」
犬耳娘「……そんなに怖かったの?」
犬耳娘「じゃあほら、私が被ってる布団の中に入ってきてよ」
犬耳娘「……手が冷たいね、私は暖かいけど」
犬耳娘「……もう悪夢なんて見たら駄目だよ、私も怯えちゃうから」
犬耳娘「む、抱きしめたりはしてないよ、今日はね」
犬耳娘「……あ、でももしかしたら」
犬耳娘「いつも抱きしめてるから、今日抱きしめなかったのが原因で悪夢を見たのかも」
犬耳娘「……だったら抱きしめられないと、ね」
犬耳娘「ふふっ、……次からは、ちゃんと認めてね」
犬耳娘「ん、そうだね、私がこんな時間に起きるだなんて、不思議そうな顔しても仕方ないよ」
犬耳娘「……今は7時か、昼夜逆転生活だと今から寝るべき時間だからさ」
犬耳娘「私がこんな風に枕を持って寝起きみたいな恰好してる、ってのは明らかに不合理だよね」
犬耳娘「こんな時間に起きたのは何年振りだろ?……まあいいや、時間なんて考えても良い事無いしね」
犬耳娘「……忙しそうだね、手伝おうか?」
犬耳娘「あ、そうなんだ……、……ごめんね」
犬耳娘「ほら、朝ごはんの準備くらいはするよ、私だって無能じゃ無いから、さ」
犬耳娘「……ケチャップってどこだっけ?……あ、そうか、ここだよね」
犬耳娘「卵ってこんな感触だったんだ……殻入れそうで怖いな」
犬耳娘「……ふー、はい、出来たよ」
犬耳娘「食パンと目玉焼きとウィンナー、テンプレートに乗ってる様な朝食って感じかな、オレンジジュースがあれば完璧なんだけど……」
犬耳娘「ん、そうだね、オレンジジュースは私が嫌いだから買わないもんね」
犬耳娘「……不味くない?」
犬耳娘「そう、だったら良いんだけど」
犬耳娘「私も昔は料理が出来ない方じゃ無かったんだけど、ダメになったみたいだね」
犬耳娘「……まぁ、仕方ないよ、昼夜逆転生活ばっかりしてたんだから」
犬耳娘「……ふー、そろそろ準備は整ったかな?」
犬耳娘「そう、じゃ、行ってらっしゃい」
犬耳娘「……ごめんね」
そう言うテンプレ的な犬耳娘は逆にあんまり想像してない気がするな
やっぱり暗い雰囲気が好きなのか暗い雰囲気になるしかないのか暗い女の子が好きなのかどうしても明るいのは書きにくいが
俺もそう言う子は好き
犬娘「あーもう、こんな時間まで寝てたらダメですよっ!私と一緒に散歩行きましょう!」
犬娘「……あぅ、そうですか、疲れてるんですか、ごめんなさい……」
犬娘「え?……散歩、行ってくれるんですか?」
犬娘「ほんとですかっ!ご主人様大好きですっ!」
くらいも嫌いじゃない
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コメント一覧 (3)
-
- 2019年01月28日 22:40
- 犬としての特性が出ていない
多分、名前を「猫耳少女」に変えても誰も気づかないくらい
-
- 2019年01月28日 23:20
- ※2
それなw
読んだ後で猫の方が近いと思ったわ
一番最後のだけは犬っぽくて好きだな
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擬人化しなくてもいいから蘇んないかなー
また会いたいなー