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『日本のゲーム市場はリッチなグラフィックスを追い求めるゲーマーがどれだけ多いのかというコラム記事』が掲載中。 - [ゲーム]ゲーム情報記事

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『日本のゲーム市場はリッチなグラフィックスを追い求めるゲーマーがどれだけ多いのかというコラム記事』が掲載中。



日本のゲーム市場はリッチなグラフィックスを追い求めるゲーマーがどれだけ多いのかというコラム記事が掲載中。時代と共に映像は進化してきましたが、本格的な変化が表れ始めたのはPS4からなんですよね。


ゲーム機の歴史とは切っても切れない関係というのがゲームのグラフィック表現で、古くはファミコンからその価値観を見出し、大成功を収めたものであって、その後PCエンジン、メガドライブと出て市場を制したのもやはり一番リッチなグラフィックスを備えたスーパーファミコンでした。

その後CD-ROMゲーム機戦争でも、ポリゴンを一番出せてムービーもキレイなPS1が勝者となり、その後N64を出すものの、10万ポリゴン、難解なゲーム開発、ソフト不足と別の意味で負のスパイラルに陥り日本で敗北します。しかし、リッチなグラフィックスの提案は続き、フルカラーゲーム機としてあっと言わせたドリームキャスト、自称6600万ポリゴンとDVDで勝負したPS2、マイクロソフトブランドでゲーム業界参入のXBOX、そして任天堂のGCと続く中で、一番リッチだったXBOXが北米ではある程度の成功を収めるものの、それ以外ではぱっとせず、そして、PS2が業界の覇者になります。

GCもリッチな映像という意味ではPS2以上だったんですが、決定的な差別化ができなかったのが大きいですね。そして、リッチな映像を求める姿勢は世界的な市場でも変化がなく、PS3とXBOX360でスタンダードなゲーム機として認知され、変化球ハードwiiは別の市場を開拓したものであって、主流を占めるゲーム機の在り方とは違うポジションを確立しましたが、バブルがはじけると崩壊してしまいます。

その後、wiiUを出すも、タブレット機にPS3レベルのグラフィックというのがPS3やXBOX360を持っていたゲーマーが手を出さず、そして、タブレット機に未来を見出せなかっため、歴史的な敗北をします。しかし、そこで生まれたソフトや経験を糧に、ニンテンドースイッチを出して、アンリアルエンジン4が動くグラフィックス、そして、携帯機にも据え置き機にもなる新しい価値観の提案で世界中で受け入れられて、wiiの時とは違い、市場が根付いている感がありますね。

それでもあくまでもPS4とXBOXOneが市場の中心であるという世界的傾向は変化はないですが、日本では変化しているんですよね。よりリッチなグラフィックを追い求めるゲーマーが減ったというのがあって、それらゲーマーはPCに移ったという意味合いもありそうで、5年が経ったPS4が700万台と1000に万台にとどくか微妙になっており、2年目のニンテンドースイッチがほぼ追いつき、700万台を売り上げていることから見ても、勢い、市場拡大、そして、何を一般ゲーマーが求めているのかというのを鑑みてもスイッチに分があるのは日本市場では顕著ですよね。

PS4も年末に大盤振る舞いキャンペーンというある意味思い切ったことをやって、PS3時代まではやらなかった試みであり、ある意味危機感があったんだと思います。それが功を奏してPS4本体が売れましたが、キャンペーン終了と共に売り上げががくっと下がったですから、本体のけん引するソフトという意味では、発売されたキングダムハーツ3とバイオRe2でどこまで本体が売れているかがある意味試金石になります。

ここでスイッチと同じくらい売れていれば市場的な活性化が起こるでしょうが、PS5の足音が聞こえる中で、日本でドラクエ、FF、モンハン、そしてキングダムハーツ3、バイオとキラータイトルがほぼすべてそろうPS4が本来だったら圧倒的なシェア率と売り上げでとっくに1000万台を超えていなければならないはずだったと感じさせます。それがスイッチに追いつかれるという有様なのは、明らかに市場的に変化が生まれている証拠だと思います。

よりリッチなグラフィックと美麗な3DCGを追求するゲーマーが多様化して、PS4にこだわらなくなっているという可能性が大きく、やはりスチームをはじめとしたPC市場の成熟も大きな要因としてありそうです。その狭間市場でスイッチが躍進して、ここからどこまで成長していくかは今後の任天堂の手腕にかかっており、PS5と次世代XBOXの時代が到来したら、よりリッチなグラフィックを追いかけるゲーマーがどれだけ多いか、そしてスイッチはどうなるかは大いに見どころとなるべきものでしょうね。



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