『はじめの一歩』第1250話「羽根の階級」

冬の札幌でロスインゴが鈴木軍にボコボコにされちまうのかタイチやっちまうのかとここの管理人がアホみたいにプロレスにハマっている中、プロレスではなくボクシング界では新・一歩体制が着々と構築されている最中。一歩の弟子として2人が参入し、さらに久美ちゃんが一歩にキスしちまうハプニングもありーの、あれだけ空気悪かった物語もすごい空気がいい感じになってきています。

そんな空気を変える男が一人…そう、宮田一郎。かつて「別に…」とどこぞの沢尻さんみたいな発言して空気ちっとも読まない男が、一歩の前に突然と現れた。いい感じの空気を、彼はどうぶち壊したのか…。

宮田、一歩に言及す

宮田一郎のすごいところ…それは、こんな大爆笑しちまいそうな展開だっていうのに冷静に「寺か？」と言い放すところ。正直何言ってんのこの男…。

まあ本当なら、冷静沈着に「相変わらずだな…」みたいなセリフを導入して本題へ入りたいんだろうけども、さすがに突っ込まざるをえなかったか…。それで出た言葉が「寺か？」。そしてここから始まる寺トーク。しかしこの寺トークも、グダグダした感じで終了。一歩から「調子よくなかそうだった」と前の宮田の試合について言及して、ようやく本題へ入った。

一歩、宮田に言及す

一歩、宮田のこと大好きだなって分かるなぁ…一歩は宮田に「こだわりは捨ててほしい」と言う。かつて憧れた宮田一郎だけど、あの華麗に活躍していたころとは違い、意味合はもらわなくていいパンチをもらうようになっていて、本来の姿じゃない。そんな姿を見て、自分が原因なんじゃないかと。だから、立ち止まらずにまっすぐ進んで欲しいと。具体的には、無理な減量してフェザー級に留まる理由なんてもうない…と。

自信過剰にも聞こえる言葉だけど、事実だからしゃーない。宮田は一歩のことをこだわりすぎている。そしてそのことを知っている一歩は、宮田に対して次へ進んでほしい…と。

ここからが本題だ…

言いやがった…。一歩へパンチドランカーだと告げ断言したのは誰だ…と。現代医学では生きている間の診断は不可能だと、パンチドランカーはあくまで”疑惑”であると…。

お前…まだ一歩との戦いを諦めきれていないのかよォ！よく考えろ！一歩おかしかっただろ！ゴンザレス戦はともかくとして、そのあとの復帰戦ダメダメだったじゃないか！確かにパワーや動きは良かったよ！今まで以上かもしれない！でも違う…もうボクシングできる体じゃないんだよ頭が…一歩はもう頭がやべェんだって！

それで病院へ行ってさ、一歩は自分自身のことだから引退するって決めたんだよ。なのにここへきて一歩をそんな惑わせること言いやがって…お前は一歩の人生壊すつもりか！？引退するって心苦しいながらも決めて次へ進んでいき、次の自分の目標を決めたところだっていうのになんだよ一歩を惑わすなよお前自身がすげェ悩んでるかもしれないけどさァ！

ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ…ちくしょうどうして新年そうそういい感じで弟子育成編入るかと思ったのにまだまだパンチドランカーを引きずるんだよ…今年30周年だろ！宮田頼むよお前はお前でがんばればいいけど頼むってこれ以上一歩を苦しめないでくれよォ！

そう口では言ってるけども…

実を言うと、ここの管理人も寂しいんすよ。一歩が引退してさ…もし復帰してくれたらうれしいなって思うんですよ。その理由もぶっちゃけプロレスのせいなんだけども。新闘魂三銃士の柴田の欠場からの「生きてます！以上！」とかさ、高橋ヒロムの去年の離脱とかさ、なんかもう過去の映像流し見しながらなんか泣いちゃってさ、それで復帰してくれたらすげェうれしいんだって思っちゃってさ。

でもさ…パンチドランカーで日常生活できなくなる一歩なんてもう見たくない。いいじゃない「はじめの一歩」だけど一歩育成編が始まってもさ。一歩2ndでいいじゃないの。それで満足すりゃあいいじゃないの。…と、自分で自分に言い聞かせてるここ最近。自分もなんか、苦しいんすよ…。

プロレスの話が多すぎるのはホント申し訳ないとして、一歩…復帰してほしくないけど復帰してほしい。でも復帰しちゃダメと思う自分。あーもうどうすればいいかな…。

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