854 名前:紫電改[sage          ] 投稿日:2001/04/22(日) 17:25
はじめまして、良いスレです・・・・

僕が餓鬼の頃買っていた犬ですが、「スパイク」と言う名前でした。(恥ずかしっ)
そいつが家に来たのは生まれて間もない子犬の時でした。かわいかった。虚ろにしか覚えてませんが、それだけは確かです。
もちろん家族みんなで可愛がっていました。
そいつは死にました、、、。あまりにも突然の出来事でした。まだ死と言うものを身近に体験した事の無かった僕はその事が信じられませんでした。
死因はどう言えばいいかわかりませんが「首吊り」と言う表現が一番近いのではないかと思います。
僕と弟が両親や祖父を手伝って畑仕事をしている時、そいつはいつも沼のフェンスに首輪を結ばれていました。
よっぽど水が飲みたかったのでしょう。フェンスを飛び越えようとした瞬間、縄がひっかかり、、、、
しばらくして気付いた時はもう手遅れでした。



855 名前:紫電改[某戦争漫画とは無関係      ] 投稿日:2001/04/22(日) 17:37
僕の家の隣には丁度良く墓があるので、(まだ出た事はありません)家の墓石の隣に埋めました。
生前大好きだった鰹節などと一緒に、、、、。
その夜です。僕は夢を見ました。
場所はその墓でした。でも、おどろおどろしい感じはせず、なんだか、楽しくなってきそうな雰囲気でした。
向こうから、小さな柴犬がこっちを見ています。
僕らはしばらく見つめ合っていました。
そして僕の「スパイク」は視線を僕からはずすと、どこかへ歩いていきました。
不思議に、この場面だけは今でも鮮明に覚えています。
スパイクがお別れを言いに来たのか、それとも僕の意識下で行われた事か、
僕にはわかりません。
でも、僕はあいつが来てくれたんだな、と十数年たった今でも信じています。

長くなっちゃった。ごめんなさい。