927 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:04/04/01 08:55 ID:Cj5uOJ76
子供の頃すごく貧乏だったけど、誕生日とかクリスマスとか、父親は私たち姉弟のためにいろいろ
やってくれてました。

ある年のクリスマス、どこでもらってきたのか、父が小汚いサンタの衣装を着て私たちにプレゼント
(主に文房具でした)を配っていたら電話が鳴りました。父の口調から、債権者からの電話だと
分かりました。当時、父は工場を経営していたのですが、あまり業績がよくなかったのです。

「年明けには必ず」などと言いながら、サンタの衣装でペコペコ電話の向こうに謝る父の後ろ姿を
思い出すたびにせつなくなります。


966 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/04/01 22:35 ID:7Qnr7LaQ
>>927
子供の頃ってそんなに金持ちじゃ無かったんで、欲しいものってそんなに買ってもらえなかったな。
そう言うことって、大人になったらなんとも思わなくなるのかと思っていたけど、未だに自分の中に、
その頃の自分がちゃんと居るんだよな、それで大人になった自分が子供の頃の自分を見ている。
でも、切なく思うのはそんな自分の気持ちじゃなくって、欲しいものを買ってやれなかった親の気持ちを
なんとなく感じるからかな。

その頃子供心に色々考えて、欲しいとか言った積り無かったんだけど、今になると判るよ。
子供ってモロバレ。w