【シャニマス】デートの後はいつものファミレスで
――駅前
283P「……んー――」
(恋鐘はもう着いたってメールが来ていたけど……)
キョロキョロ
(人が多いし、変装しているはz……)
「って、いた!」
(今日はやけによそ行きの恰好だな。いつもならバストラインが見えるのに……)
――そう思いつつも手を振ると
恋鐘「おーっ!Pさー――ん!」
P「あ……そっか、うん……」
恋鐘「どうしたん?昨日、プロデューサーがPさんと呼べって言ったと?」
P「いや……その、な。新鮮で」
バコンッ
――そう言うと照れ隠しからか、強い衝撃がきた
恋鐘「いやや!もうPさんったら、お世辞がうまいんだからぁ!!」
P「痛てて……」
(ま、いつもの恋鐘かな?)
恋鐘「それでは、誕生日デートといくばい!!」
短めかつ、方便が変(……長崎弁わからんばい)とは思いますが、うすにやけたしまりのない目で見て上げてくださいませ
摩美々「でー、恋鐘のプレゼントは決まったのー?」
霧子「あ、婚約指輪とかはダメですからね」
咲耶「婚約届けもNGだ」
P「それはプレゼントの範疇なのか?」
結華「なら、Pたんからデートに誘ってみるとかは?」
霧子「で、で、で……」
三人「デートぉ?!」
結華「そっ。まぁ簡単に駅前を散策してショッピングに付き合って、食事をして……」
摩美々「その後、ホテルに入り一糸纏わぬ姿で乱れて……」
咲耶「十月十日を過ぎた頃には……」ワナワナ
霧子「キュウ」パタリコ
結華「きりりー――んっ!」
摩美々「知り合いー?」
咲耶「誰かは検索しないが……」
霧子「それなら、恋鐘ちゃんも……」
P「おいおい、仮にもプロデューサーとアイドルなぁ……」
結華「でも、346プロの成宮由愛ちゃんだっけ?プロデューサーと婚約したのって」
咲耶「あぁ、母親が公認したらしいな」
霧子「源文ママ」
由愛「くしゅん!」
千枝「わわっ、大丈夫ですか?」
美穂「花粉症の季節到来とも聞くけど……」
由愛「大丈夫……多分智絵里さんが噂しているだけだよ」
智絵里(違うよー)
美穂「違ったみたいだね」
千枝「そうですね……」
由愛「昨日、遅くまで起きていたからかな?」
智絵里(何で遅くまで起きていたのー?)
由愛「それは…………――――えへへ。内緒です」
……
P(てなわけで押し切られてしまったが……)
恋鐘「Pさん、あーん!」グイッ
P「こらこら、クレープぐらいそんなことしないでも……」
恋鐘「あーん」
P「……」
恋鐘「あーん」
P「……」パクッ
恋鐘「ん――、ここを食べたたいね。よしっ」
パクッ
「これで間接キスたい!」
P(…………まぁ、恋鐘が楽しそうでいいか)
……
恋鐘「それで……あ!結構いい帽子ばい!」
P「んー、ちょっとカラフル過ぎないか?もう少し落ち着きのある色の方が……」
恋鐘「とりあえず入るたい!」
店員「こちらなんていかがですか?」
恋鐘「んー、どう?似合ってるたい?」クルッ
P「そうだな。柄といい色といい、恋鐘によく合うぞ」
恋鐘「う……誉め過ぎばい…………」
「でもうれしか……て、店員さん、これのお勘定をお願いするばい」
P「いや、それぐらい出すよ」
店員「そうですね。デートですからカレシさんにプレゼントしてもらいましょうね」
恋鐘「か、か、か、か……」
店員「ん?……違いましたか?」
恋鐘「カレシだなんてー!照れるたい!!」ビシバシッ
P「痛い痛い!」
P「ここのはずなんだけど……」
恋鐘「なんかものすごく混んでいるばい……」
P「ああっ!そういえば、今日の朝に346さんとこのアイドルが宣伝していたんだった!!」
恋鐘「それでばい!」
瑞樹「ミズキの一押しよっ!」
早苗「ビールはあるわよねっ?!」
恋鐘「仕方がないばい。ばってん、気持ちを切り替えてどっか入るとこ探さんと、背中とお腹がくっつきそう……」
キュルル
P「お、可愛い音」
恋鐘「せ、せからしかー!」
P「んー」
恋鐘「どった……んと、近所にもあるファミレスの姉妹店か……」
「いいたい!ここに入ろう!」
ギュッ
グイッ
P「お、おいおい!」
……
ジュー
店員「では鉄板が熱いのでご注意ください」
恋鐘「うーん!久しぶりのお肉たい!!」ジュルル
P「そうか。そういや、レッスンばかりで大分絞っているみたいだったな」
恋鐘「今はアイドルの話はない。ただの男女たい」ボソッ
P「あ、あぁ……すまない」
「というか、さすがに誕生日にファミレスはなかったかな」
恋鐘「もう、男がいつまでもウジウジしてると嫌われるたい!」
P「まぁ、そうは言うが」
恋鐘「それに」
「プロ……Pさんと一緒ならなんだっておいしいたいね」
P「……っ!?」
恋鐘「ふぅ……お腹いっぱい」
P「ははっ、よく食べたからな」
恋鐘「明日からまた頑張るからチャラたい!」フンヌ
P「お、期待しているぞ」
恋鐘「ふふーん!」
P「…………」
恋鐘「…………」
P「………………」
恋鐘「………………」
P「……………………」
恋鐘「……………………」
P(会話が続かん!)
「もし、あの時…………スカウトされた時、プロデューサーがプロデューサーじゃなかったらどうなっていたと?」
P「俺がオレでない?」
恋鐘「つまり」
「こういう関係になっていたたいね」
P(そう言うと恋鐘は目をつむり、こっちに顔を近づけてきた)
(止めないといけないのに、止めることができない)
(これはキスしてしまうのか……)
?「あら……もしかしてアイドルの月岡恋鐘さんですか?」
二人「っ!!」
P「お、おい、落ち着け!きゃみまくってるぞ!」
恋鐘「ぷ、プロデューサーだって!」
?「うふふ……」
三船美優「青葉、見ちゃいました…………です」
P「あ、あなたは……」
恋鐘「あ、あの346の三船さんですか?」
P「」チーン
美優「ふふっ」
「……恋鐘さん」
恋鐘「は、はい!」ビクッ
美優「勢いだけでキスすると後悔するかもしれませんよ」
恋鐘「っ!!」
美優「なるべく、じっくり彼のハートを捕らえて離さないようにしないといけません」
恋鐘「は、はい!」
美優「いい……笑顔です」
恋鐘「笑顔……ですか?」
美優「はい」
結華「で、どうなったの?」
P「美優さんに連れられて飲みに行ったっぽいんだがな」
摩美々「さいてー」
P「うぐっ!」
咲耶「そうだな。最低でも二人をエスコートできるぐらいでないと」
P「うぐっうぐぐっ!」
つ【かいしんのいちげき。Pはいきだえた】
霧子「え、えい!世界樹の葉です」
恋鐘「お゛ばよ゛~」ヨロヨロ
P「恋鐘っ?!」
結華「あー……こがたん、飲み過ぎだよ」
咲耶「たしか、実家の手伝いで飲むぐらいはできると言っていたはずだが……」
恋鐘「ぶだり゛でね゛……ずぎなお゛どごに゛づい゛でがだっ゛でだがら゛……」
結華「好きな……三船さんもってこと?」
霧子「お、お水です」カチャ
ゴッキュゴッキュ
恋鐘「ふわぁ……生き返ったぁ」
摩美々「で、結局進展はなかったわけー?」
恋鐘「ん………………」
「……恋する女の子はいつもわがままだけど無敵たい!」
~Fin
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