【このすば】カズマ「ダクネス、今晩一緒に寝ようぜ」
- 2019年03月02日 19:40
- SS、この素晴らしい世界に祝福を!
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めぐみん「はっ!?」
ダクネス「なっ、ななな、何を言っている!?///」
カズマ「あれ? 聞こえなかったか?」
カズマ「今日の夜は、俺と同じベッドで寝て欲しい」
カズマ「良いだろ? ダクネス」
ダクネス「っ!?///」
アクア・めぐみん「……!?」
めぐみん「見損ないましたよ、カズマ!」
ダクネス「カズマ、お前……私をそんな目で!?///」
カズマ「ん?」
カズマ「おいおい、俺は一緒に寝て欲しいって言っただけだぞ?」
カズマ「どうしてそんな反応をするんだ? んん~?」
ダクネス「はううっ!?///」ビクンッ!
アクア・めぐみん「そ、それは……!///」
アクア「そ、それは~……か、神っちゃう、的な?」
カズマ「神っちゃう、ねぇ……めぐみん、どういう事?」
めぐみん「こ、紅魔族随一の天才である私でも、その……」
カズマ「わからない? そっかぁ、わからないかぁ」
カズマ「わからないなら、確かめるしか無いよな」
カズマ「ダクネス、今晩一緒に寝ようぜ!」グッ!
ダクネス「そ、そんな……!///」
ダクネス「急に言われても、こ、心の準備が……!///」
カズマ「なんだ、そんな事が気になるのか?」
めぐみん「そっ、そうです! 仲間として、話す義務があります!」
カズマ「そんなもんかね?」
ダクネス「……ど、どうしてなんだ?///」モジモジ
カズマ「そうだなぁ……強いて挙げるとすれば、だ」
カズマ「――抱き枕」
カズマ「そう……抱き枕があったら良いなー、みたいなね」
アクア・めぐみん・ダクネス「……だ」
アクア・めぐみん・ダクネス「抱き枕……?」
カズマ「それだけだよ?」
めぐみん「何か、特別な意味とかは無いんですか?」
カズマ「無いよ?」
ダクネス「お、お前は……私の心を弄んだのか!?」
カズマ「ダクネス……」
カズマ「確かに、お前を抱き枕にしたら!」
カズマ「……寝てても、俺はお前のおっぱいを弄ぶだろう!」
カズマ「でもな!? 心を弄ぶような真似は絶対にしない!」
ダクネス「そっ、そうか……すまない、疑ってしまって」
アクア「騙されちゃ駄目よ、ダクネス!」
めぐみん「冷静になってください! おっぱいが危険ですよ!」
アクア「邪魔とかそういう話じゃないわ!」
カズマ「俺とダクネスが一緒にベッドで寝る事の何が問題なのよ」
めぐみん「問題しかありませんよ! 何言ってるんですか!」
カズマ「ふむ……おい、ダクネス」
ダクネス「な、何だ?」ドキッ!
カズマ「俺は、良い抱き枕をゲットして、更におっぱいを触れる」
カズマ「……こんなの、グッスリ眠れてハッピーだ」
カズマ「お前も、朝までおっぱいを弄られる以上の事はされないんだ」
カズマ「……朝まで眠れないかもしれないけど、ハッピーだろ?」
ダクネス「はううんっ!?///」ビクンビクンッ!
アクア・めぐみん「ちょっとダクネス!?」
ダクネス「そ、そうは言うが……!///」
カズマ「ダクネス」キリッ!
ダクネス「な、なんだ? 急に真面目な顔をして……」
カズマ「今晩、俺の抱き枕になってくれ」キリッ!
カズマ「お礼に――今夜は寝かせないぜ」キリリッ!
ダクネス「くうっ!?///」ビクンッ!
ダクネス「だ、駄目だ……想像しただけで、はうんっ!?///」ビクーンッ!
アクア・めぐみん「ダクネ――スッ!?」
ダクネス「だ、騙す?」
めぐみん「そうですよ! カズマの口車に乗せられてはいけません!」
ダクネス「た、確かに……」
カズマ「っ! しまった……!」
カズマ「寝起きのおち○ちんが元気になる現象、通称――朝勃ち!」
カズマ「朝勃ちの事を考えていなかった!」
カズマ「……ダクネスさん的にはどうお考えなのか、聞かせて貰えますぅ~?」
ダクネス「そっ、そそそ、あっ、頭がフットーしそうだ!///」
アクア・めぐみん「ちょっとカズマ!」
カズマ「僕はただぁ、傾向と対策を練ろうとしただけですぅ」ヘラヘラッ
めぐみん「腹立つ顔ですね! それに、頭良さげに言わないでください!」
カズマ「どうもぉ~とぅいまてんでしたぁ~」ヘラヘラッ
カズマ「……って、言うか」
カズマ「俺はダクネスにお願いしてるだけであって、だ」
カズマ「アクアとめぐみんの許可を貰おうとは思ってないんだが?」
アクア・めぐみん「そ、それは……!」
ダクネス「あ、朝まで眠れずに……剣を突きつけられるのか!?///」モジモジ…
ダクネス「……いや、私は屈しないぞ!/// 屈な……ダメぇん!///」ビクンビクーンッ!
カズマ「プライド? その心は?」
アクア「女神である私を差し置いて、って所がひっかかるのよ!」
カズマ「成る程」
めぐみん「私は……ダクネスの事が心配なんです!」
カズマ「ほう? するってぇと?」
めぐみん「仲間が、敵の毒牙にかかるのは見過ごせません!」
カズマ「俺も仲間なんだが」
カズマ「そうか……二人の気持ちは、よくわかったよ」
カズマ「ごめんな……心配かけて」
アクア・めぐみん「カズマ……!」
ダクネス「そ、そんな軽いノリで……くうっ!?///」ビクンッ!
アクア・めぐみん「ちょっとちょっとちょっと――っ!?」
アクア「カズマさん!? さっきの会話はどこに!? カズマさん!?」
めぐみん「全っ然理解してませんね!? なんで謝ったんですか!?」
カズマ「すまん、二人がゴチャゴチャ言うから……」
カズマ「……面倒だから、謝っとけば良いかなって思って」テヘペロ!
アクア「とーにーかーく! 私達はパーティーなんだから!」
めぐみん「私達が納得するまで、絶対にさせませんからね!」
カズマ「えー……」
アクア「そうねぇ、まずは祈りを捧げる事ね!」
カズマ「祈り? ダクネスと一緒に寝させてください、ってか?」
アクア「何言ってるの、そんなんじゃなくて」
アクア「――美しい女神、アクア様」
アクア「――どうかこの哀れなニートと同じベッドで寝てください」
アクア「……みたいな! みたいな感じで!?」
アクア「ップフッ! ヤバ、想像しただけでうけるんですけど!」ケラケラ!
カズマ「じゃあ、めぐみんはどうしたら納得するんだよ」
アクア「ちょっとカズマさん!?」
アクア「ねえ、謝るから! 謝るから流さないで、カズマさーん!」
アクア「全っ然駄目! 頼み方ってのがなってないわ!」
カズマ「ちなみに、どんな風に頼めば?」
アクア「そんなに決まってるじゃない!」
アクア「まずは土下座ね!」
アクア「土下座して、泣きながら哀れっぽく懇願するの!」
アクア「そうしたら、女神の慈悲が与えられない事もないわ!」
カズマ「そうか……ズボンの膝小僧が汚れちゃうな」
カズマ「――はい、じゃあめぐみんはどうしたら納得するんだ」
アクア「カぁ―ズぅーマぁーさぁーん!」ピー!
アクア「ちょっとしたお茶目じゃない! 許して! ねっ!」ピー!
アクア「あっ、土下座!? 土下座すれば、許してくれる!?」ピー!
カズマ「はぁ? なんでだよ?」
めぐみん「ふっ、二人きりで同じベッドで朝までなんて……駄目です!」
カズマ「ふぅんむ……」
カズマ「――あっ」
カズマ「じゃあ、めぐみんも一緒に寝れば良いんじゃないか?」
めぐみん「……」
めぐみん「はいっ!?///」
アクア「えっ!? 私のターン終わり!? 嘘でしょ!?」
アクア「あの、もしもし!? もしもーし!?」
カズマ「めぐみんは、ダクネスが心配なんだろ?」
めぐみん「そ、それは……まあ……」
カズマ「だったら、朝まで見張ってれば良いんじゃないか」
めぐみん「で、でも……///」
カズマ「――めぐみんは、寝っ転がって見張りが出来る」
カズマ「――そして俺は、おっぱいを弄るだけと紳士の証明も出来る」
カズマ「これって、Win-Winじゃないですかね? 違いますかね?」
めぐみん「えっ……いや、その……ええっ!?///」
ダクネス「そ、それは紳士と言えるのか!?/// 胸だけ……む、胸だけなんてっ!///」ビクンッ!
アクア「す、すみません……私も居るんですけどー……」
カズマ「配置?」
めぐみん「そうです! 寝る時の位置です!」
カズマ「どんな配置なら良いんだよ」
めぐみん「……」
めぐみん「こう……カズマが、真ん中でですね?」
めぐみん「おかしな真似をしないよう、ですね?」
めぐみん「こう、ぎゅっ……じゃ、じゃなくて!///」
めぐみん「ガシッ! そう! ガシッと腕で拘束するんですよ!」
カズマ「うーん、採用!」
めぐみん「いっ、良いんですか!?」
めぐみん「……や、やったぁ♪」ボソッ
アクア「この流れ……嫌な予感がするわ!」
カズマ「じゃあ、俺が真ん中でダクネスのおっぱいを弄って」
ダクネス「カズマ!?/// 言い方が直接的すぎやしないか!?///」
カズマ「横向きに寝てるだろうから、めぐみんは俺の背中を……」
めぐみん「イエス! 拘束しますよ!」
カズマ「これは……完璧だな」
めぐみん「完璧ですね!」
ダクネス「そ、そうか? なら……仕方ないか」
アクア「ストップって言ってるでしょー!?」
アクア「ブレーキどころか、アクセルかかってんじゃないの!」
カズマ「じゃあ、寝る準備が出来たら俺の部屋集合な」
ダクネス「そ、その……もう一度、風呂に入ってくる///」
カズマ「そんなに気を使わなくても良いのに」
めぐみん「カズマは、お風呂はまだですよね?」
カズマ「そうだけど?」
めぐみん「ち……ち○ちんは、よく洗っておいてください!///」
カズマ「洗いますけど? そりゃもう、念入りに」
ダクネス・めぐみん「ね、念入りに……!///」
アクア「ゴーッホ! ゲホッ、ゴホンッ!」
アクア「ンゴッホンッ! あっ、なんか出た」
アクア「ゴホンゴホンっ、ゲーッホゴホゴホッ!」
アクア「なんかぁ、皆楽しそうでぇ~!」ウルウルッ!
アクア「私だけぇ、仲間外れな感じがしてぇ~!」ウルウルッ!
アクア「ヒロイン感が全然無くなっちゃっててぇ~!」ウルウルッ!
カズマ「そうか……悪かったな、アクア」
カズマ「お前だって、大事な仲間だもんな」
アクア「かじゅましゃぁ~ん……!」ズビー!
カズマ「でもな、風邪引いてるなら早く寝ろよ?」
カズマ「バカは風邪引かないって言う、あれな」
カズマ「バカは風邪引いてても気づかない、ってことらしいぜ」
アクア「ちっっっがうわよ!」
アクア「私が求めてるのは、そういう思いやり的なものじゃないのー!」ジタバタ!
カズマ「ん?」
ダクネス「アクアも一緒に寝る……というのはどうだろうか?」
アクア「めぐみん……ダクネス……!」パアッ!
カズマ「でも、四人で寝たらベッドが狭くなるし」
ダクネス「な、ならば……その分くっつけば……///」ゴニョゴニョ
めぐみん「そ、そうですね……それなら、大丈夫ですよ……///」ゴニョゴニョ
カズマ「うーん……でもなぁ」
アクア「お願いします! どうか、お願いしまーす!」ドゲザー!
アクア「三人が一緒に寝てるのに、私一人で寝るなんて……!」
アクア「いじめとかぼっち通り越して、孤独すぎるもの!」
アクア「良いの!? 女神である私が孤独で! 孤独死するわよ!?」
カズマ「はぁ……わかったよ」
カズマ「アクア、今晩一緒に寝ようぜ」
アクア「……しゃ――いっ!」グッ!
アクア「これで女神のプライドが保たれたわ!」
アクア「めぐみん、ダクネス! 感謝するわね!」
めぐみん「でも、寝る配置はどうしますか?」
アクア「私、ダクネス、カズマ、めぐみんが良いと思うわ」
ダクネス「それは……どうしてだ?」
アクア「でっかいおっぱいが二つあるんだもの、シェアよシェア」
ダクネス「しぇ、シェアだと!?/// ふ、二人がかりなんて……はぁんっ!?///」ビクンッ!
アクア「でも……これから一緒に寝るようになるのね」
めぐみん「そ、そうですね……って、しみじみ言わないでください!」
ダクネス「私は、眠れない夜が続くのか……くううっ!///」ビクンッ!
カズマ「えっ?」
カズマ「一緒に寝て欲しいのは、今晩だけだぞ?」
アクア・めぐみん・ダクネス「へっ?」
アクア・めぐみん・ダクネス「今晩だけ……?」
カズマ「うん、そだよ」
アクア「いや、まあ……言ってなかったわね」
めぐみん「そう、ですね……確かに」
ダクネス「今夜、今晩……としか言っていないな」
カズマ「うん」
カズマ「明日以降は、ウィズと一緒に寝るから」
カズマ「いやー! 頼み込んだらオッケーが出てな!」
カズマ「だから、今日はそのための予行演習的な?」
アクア・めぐみん・ダクネス「……」
アクア「うん」
カズマ「それで、ウィズっておっぱい超でっかいじゃん?」
めぐみん「はい」
カズマ「抱きしめて寝たら、最高だと思うじゃん?」
ダクネス「ふむ」
めぐみん「あ、大変です。急に爆裂魔法がうちたくなりました」
ダクネス「それは仕方ないな。帰りは、私が背負ってやろう」
アクア「応援は任せて。花鳥風月の真の力、見せてあげる」
カズマ「あれ?」
カズマ「皆さん、お出かけ?」
カズマ「――と、言う訳なんだよ」
エリス「……」
カズマ「ひどくないか? 俺、悪いこと何もしてないのに!」
エリス「あの」
カズマ「ん?」
エリス「胸が大きくなければ、抱き枕になれませんか?」
カズマ「なれません」
カズマ「俺が抱きしめて寝たいのは、おっぱい抱き枕です」
カズマ「だから、控えめだったり、ましてやパッ」
おわり
『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』特報第2弾
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